ヤギを家畜などとして普及させようという「全国山羊サミット」が栃木県那須町で開かれ、研究者や畜産業者などが、ヤギのチーズ作りに取り組む牧場を視察しました。 4日、参加者はヤギのチーズを生産している牧場を訪れ、担当者からヤギがストレスを感じないよう室内の温度をこまめに調節していることなど、飼育のこつを聞いていました。また、牧場の近くではヤギのひづめをはさみで切りそろえる作業も行われ、参加者は熱心に作業を見学していました。北海道から参加した男性は「ヤギの乳性品を作る牧場の経営を目指していて、現場の様子が分かって参考になりました」と話していました。 「全国山羊ネットワーク」の今井明夫代表は「さまざまなヤギの利用法が広く認められるようになってきている。今後も、ヤギの飼育が広がるよう情報提供を行っていきたい」と話していました。