派手な色や発光を伴った大型広告を車体につけて走る宣伝車(アドトラック)について、東京都が規制の強化を検討している。現在は都内ナンバーの車に審査基準を設けるなどしているが、来年5月に都屋外広告物条例の施行規則を改正し、規制の対象を都外ナンバーにも広げる方針だ。 都は有識者でつくる都広告物審議会がまとめた規制強化の方針を公表し、6日からパブリックコメントを募集している。今後、審議会の答申を経て条例の施行規則を改正する。 アドトラックは、低速で周回することから景観や交通環境の悪化になるとして問題視されている。都内では派手な電飾をつけ、大音量を流す行為が日常的に横行しており、多くが過度なデザインを規制する都条例の及ばない都外ナンバーだ。 7日は新宿区の歌舞伎町周辺で都、同区、警視庁が合同で実態調査をした。 野田、横浜、野田、横浜……。同日午後7時過ぎ、西武新宿駅近くの道路では、ホストクラブのデジタ