「ワタミという会社はどのように娘を死に至らしめたのか。誰が、何が、娘を死に追いやったのか」――。二〇〇八年六月に過労自殺したワタミフードサービスの元社員・森美菜さん(当時二六歳)の両親が九月二〇日、東京都大田区のワタミグループ本社を訪れ、渡邉美樹会長以下経営陣との協議を求める申し入れを行なった。 美菜さんは〇八年四月ワタミフードサービスに入社。だが月一四一時間の時間外労働に加え、休日もボランティア活動などが事実上強制される中、入社二カ月で飛び降り自殺した。 父・豪さんと母・祐子さん夫妻は、美菜さんの死が労災認定された今年二月以来、ワタミ代理人との二度の和解交渉で、(1)謝罪(2)再発防止(3)損害賠償――などを要求。だが、代理人は「示談には応じるが、安全配慮義務違反があったとは考えていない」とし、あくまで同社の過失を否定。そのため、労働実態を知るはずの経営陣に直接の説明を求めるに至ったとい
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