改竄作業が続く本ブログにおいて、百田尚樹『日本国紀』が「改版」や「修正」の事実を隠したまま、その内容を書き改めていることを指摘しました(第4刷における「男系」の定義修正)。 今回、入手することの叶った第5刷を早速検討したところ、無断転載が指摘されていた箇所が大幅に改竄されている事実を突き止めました。 本記事では以下の二箇所の改竄を検討します。 仁徳天皇の逸話ザビエルとフロイスの混同箇所
渡辺真由子 ”「創作子どもポルノ」と子どもの人権 ”関係 以下の各ページでは、2018年11月28日に絶版・回収が発表された標題の書籍(勁草書房2018年)についてそれなりに細かく扱い、その本質的な研究不正ぶりを検証する。加えて、その原型となる自称博士論文にも言及する。なお、当該自称論文に基づく博士の学位は、2019年3月15日付で取り消された。委細は各頁ごとに別記する通りである。 標題書は、高邁な理想を掲げる。その趣旨は、どうやら、児童ポルノ的な創作への児ポ法等による法規制を人権の見地から求めるというものである。何も考えなければ、そこにもっともらしさを見出すのも容易であろう。しかし、どうやら論文であると自称しているとおぼしきそれは、作文に過ぎない。それは、奇妙な用語のような微細な点から児ポ法等への無知、さらには全体の構造に至るまで、突っ込み所に恵まれた大作である。その中には、ありうべから
ジャーナリストで、メディア研究者の渡辺真由子さんの著書『「創作子どもポルノ」と子どもの人権』の一部に重大な無断転載があったとして、版元の勁草(けいそう)書房は11月28日、「弁解の余地はない」と謝罪文を発表した。同書を絶版・回収したうえで、購入者には返金するとしている。 『「創作子どもポルノ」と子どもの人権』は今年4月、勁草書房から刊行された。マンガやアニメなど、実在しない子どもを性的に描く表現物の規制について考える本だ。同社によると、11月に入ってから、SNS上で無断転載に関する指摘があることを見つけて、確認したところ、広範囲にわたる無断転載の箇所があることがわかったという。 該当箇所は、全7章の中で1章分(第6章)。同社編集部によると、外国の事例に関する論文をかなりの文量で転載し、「注」で出典を示していたが、執筆者から許諾をとっていなかった。「本文の主従関係が逆転しており、(許諾のいら
米国で民事訴訟を提訴米国で起こした民事訴訟は、漫画村に作品を無断で掲載されていた、ある漫画家が原告となった。 カリフォルニア州弁護士の資格も持つリンク総合法律事務所の山口貴士弁護士が代理人となり、インターネットユーザー協会幹事の中川譲氏が漫画家との連携を取っていた。 山口弁護士は、米ロサンゼルスにあるロバート・W.・コーエン法律事務所に協力を求め、クラウドフレア本社がある米国で民事訴訟を提訴した。被告は運営者の氏名が不詳だったため「匿名者」とした。 その上で、証拠開示手続き(ディスカバリー)を行い、クラウドフレア社から漫画村に対する課金関係の資料を取り寄せ、漫画村運営者の特定を試みた。 その主な流れは、以下のとおりだ。 6月12日、アメリカで民事訴訟を提訴 同月15日、裁判所がクラウドフレア社に対し課金関係資料の提出を求める罰則付召喚令状(Subpoena=サピーナ)を送付 同月29日、ク
10月3日6時ごろ漫画『コブラ』の作者・寺沢武一さんがTwitterで、漫画『ポプテピピック』(大川ぶくぶ)のコラボグッズにコブラの武器・サイコガンが勝手に使われていると指摘し、注目を集めていました。これを受け大川ぶくぶさんは18時ごろ、寺沢さんとコブラファンに向けて「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」とTwitter上で謝罪しました。 指摘された商品「左手にサイコガンを持つポプ子」 指摘されていたのは、ファッションブランド「Candy Stripper」とポプテピピックのコラボアイテム「左手にサイコガンを持つポプ子」。ポプテピピックのキャラクター・ポプ子がサイコガンを装着したイラストの入ったトレーナーで、2017年11月からCandy Stripperの店などで定期的に販売されていました。 大川ぶくぶさんのツイートに指摘する寺沢武一さん 寺沢さんはTwitterで、大川さんが自身の
日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽教室が著作権料の徴収で対立している問題で、6月末までに、音楽教室を運営する21事業者(36教室)が支払いに応じる契約を申し込んだ。JASRACが10日、記者会見で明らかにした。 JASRACは約850事業者(約7300教室)に対して3月、契約を促す文書を送付。楽曲の著作権料として受講料収入の最大2・5%の支払いを求めている。契約の時期は問わず、今年度分は1割引きとする内容を提示したという。作詞家でもあるJASRACのいではく会長は、支払いを拒む音楽教室を会見で批判。「会長というより作家、権利者の一人として言うと、世の中に、仕入れが全くない商売ってあるんだろうか」「たたき売りは、がまの油やバナナが仕入れ商品で、口上を述べて売るのは技術。同じことで、教えることは技術、仕入れは音楽や歌と考えれば、仕入れ代を払うのは当たり前だ」などと述べた。 大手のヤマハ音
円谷プロダクションは4月24日都内で会見を行い、「ウルトラマン」シリーズの日本国外での利用権について、米国で円谷プロダクション側の主張が全面的に認められる判決が下されたと発表しました。円谷プロダクションは判決について「今回の米国での全面勝訴判決は、これまでの長い係争のいわば集大成であると考えております」とコメントしました。 ウルトラマン きっかけは2015年5月18日に日本法人であるユーエム社が「ウルトラマン」シリーズの日本国外での利用権について、「円谷プロダクションが権利を侵害している」とアメリカ・カリフォルニア中央地方裁判所に申し立てたこと。 円谷プロ 経営管理部ゼネラルマネジャー 高橋良太氏 ユーエム社はこれまで、円谷英二氏の息子である故・円谷皐(のぼる)氏とタイ人実業家であるサンゲンチャイ・ソンポテ氏との間で「ウルトラQからウルトラマンタロウまでのシリーズを日本を除く全ての国におい
ハマ・オカモト @hama_okamoto そういや、昨日 インスタグラムで知らない若い子からDMが届き、読むと 「〇〇(調べたらでてきたが違法の音楽アプリ)にOKAMOTO'Sが入っていなくて聴きたくても聴けません。なぜですか?また〇〇(住んでいる土地)来てくださーい」という内容でした。 チョベリバ👎 2018-03-23 17:37:03 ハマ・オカモト @hama_okamoto OKAMOTO'S ズットズレテルズ LALLA Fender SSTV 「スペシャのヨルジュウ」MC、TOKYO FM「THE TRAD」水・木曜日ナビゲーター、McGuffin「Mellow Down Easy」の酒飲み、BSスカパー!「新世紀ミュージック」MC、雑誌GINZAにて「私的なオノマトペ」連載中。 の人
日本の円谷プロダクションは、中国の映像製作会社に対して去年中国で公開された「ウルトラマン」の映画が著作権を侵害しているとして、これまでに上海の裁判所に訴えを起こしていたことがわかりました。 この会社に対し、日本の円谷プロダクションは、これまでに、映画は無許可で製作されたものだとして直接、上映の停止を求めたほか、去年9月には、上海の裁判所に宣伝活動などで著作権の侵害があったとして訴えを起こしていました。 しかし、中国の会社が、映画の上映を強行したため、円谷側は、宣伝活動に絞って行っていたこれまでの訴えをいったん取り下げたうえで、上映された映画を含めて、著作権の侵害があったとして先月訴えを起こし、今月認められました。 ウルトラマンの映画をめぐっては、今月に入って中国の会社が、中国版ツイッター、ウェイボーなどで、円谷側が訴訟を取り下げたことのみを取りあげて『われわれの会社の権利が揺るぎないもので
FINAL FANTASY XV @FFXVJP 我々は、我々の作品同様、ユーザーやファンの皆様がとても大切です。 良識ある皆様が、「FFXV」という世界を愛してくださることに心から感謝しています。 我々は必要な時、必要な範囲で、必要な対応をします。 しっかりと見守っていますので、よい週末を迎えていただけることを祈念いたします。 2018-02-23 19:21:44 FINAL FANTASY XV @FFXVJP FINAL FANTASY 15(FF15)の 公式アカウントへようこそ! 2016年11月29日(火)より発売中!!全てのリプライにお返しすることは出来ませんが、頂いたコメントは全て目を通しております! finalfantasy.jp/ffxvuniverse/ FINAL FANTASY XV @FFXVJP 最後に、思ったことを書きます。 ・猫の日 あの時点に出来る最大
実話BUNKAタブー2023年2月号 12/16発売 通常毎月16日コンビニ・書店で発売 特別定価670円(税込) ▼渡辺徹の早すぎる死は肥満体にとって他人事じゃないデブは自分も周りも地獄▼ひたすら減税を叫ぶ社会インフラの維持コストに気づいていないバカたち▼現役長野県議の丸山大輔容疑者 妻殺害が疑われる好色サイコパスの半生▼「財務」で1000億円以上 統一教会と違い細く長く永遠に搾取し続ける創価学会カネ集めの実態▼秋篠宮さまに「私のことは話さないで」と箝口令 日本とはほぼ断絶もコネを使い倒す圭さん眞子さん夫妻の厚顔人生▼やりがい搾取で若手芸人を喰い潰すM-1 吉本が手放したくない「金のなる木」の汚い裏側とは ほか ●『ロマン優光の好かれない力』連載中 佐川一政は世間にどう受け入れられていたのか 実話BUNKA超タブー2023年1月号 コンビニ・書店で12/2より発売中 偶数月2日発売(次号
一般社団法人3Dデータを活用する会 @3DGAN ワンフェスなどの場所で、展示品を展示している間に3Dスキャンされてしまう、回転台だとなおやられやすい… という話は「ないわけではない」と思います。ただ、現在のところコンセントからの電源なしでスキャンできる機械は、本当に大した性能ではありません。この辺りは本当、程度の問題です。 2018-02-20 14:57:56 一般社団法人3Dデータを活用する会 @3DGAN 一般社団法人3Dデータを活用する会・3D-GANは「モノづくり・CAD」と「コンテンツ・CG」の両産業分野が「3Dデータを活用していること」を共通項として密接に関わることで3D産業と再定義され、業界の振興を目指す業界団体です。 3d-gan.jp 一般社団法人3Dデータを活用する会 @3DGAN 持ち歩いて3Dスキャン出来てしまうような3Dスキャンとはどんなものか?知りたい方には
私は数ヶ月にわたり、海賊版の漫画を違法配信するサイトとしては最大手の「漫画村」の詳細について調査を進めていました。私一人では調べられることにも限界があり、途中で壁に突き当たることになってしまいましたが、これまでに掘り下げたものを公開することで、誰かが持っている情報と関係しているか知ることができると思い、中途半端な内容ではあるもののこの記事を公開することを決断しました。 ことし5月上旬に「フリーブックス」の騒動があって以降、その代替サイトとも言われるようになった漫画村は、フリーブックスと同様、サイトには多数の海賊版の漫画が並んでおり、大量のアクセスを集めてたちまちサイトは急成長していきました。 漫画村の運営者らは「運営会社はベトナムにある」と主張し、日本の著作権者の削除要請などには応じない姿勢を見せていました。しかし、私の今回の調査では、実際の彼らの運営拠点はベトナムではなく日本にあり、ベト
アニメ『ポプテピピック』が話題です。特徴の1つは、随所にちりばめられたパロディ。ネットで番組名を検索すれば、元ネタ探しに力を入れるネットユーザーの姿を多く見ることができます。 パロディ元はマンガやゲームに限りません。1月28日放送の第4話では、ディスコミュージックの名曲として、今も人気のEarth, Wind & Fire『Let's Groove』にそっくりな挿入歌『Let's pop together』が…。宇宙空間とエフェクトを背景に躍る映像も本家のPVと同じ構図でした。 こうした「パロ曲」は法的にどう考えられるのでしょう。著作権に詳しい桑野雄一郎弁護士に、番組映像を観てもらいました。 ●類似性は総合的に判断される ーー著作権的には、どういう論点になるのでしょう? パロ曲で問題になる著作権は「編曲権」です。 著作権法には「編曲」の定義はないのですが、判例上は、(1)依拠性と(2)類似
要約すると「クラウドサービスから補償金を取りたい」ってことみたいです。 2014年7月23日に開催された『文化庁 文化審議会』の著作権に関する小委員会において、DropBoxなどの、クラウド型オンラインストレージ(ネットにデータを保存する)サービスから著作権料を徴収するべきだ、との意見が出たのだそう。 そのやりとりのなかでは、「クラウドにアップされたデータは無限にコピー可能である」といった理由付けから、思わず耳を疑うようなこんな発言まで...。 浅石委員 : データセンターの写真を資料に添付した。人間の背丈よりも巨大なサーバーに個人の領域を遙かに超える容量の蓄積するもので到底私的な利用とは言えない。 — 茂木 和洋 (@kzmogi) 2014, 7月 23 えーっと...どうやらJASRAC的な価値観のもとでは、サーバーの用途は物理的な大きさで決まるようですね。ライトノベル風に言うなら「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く