カレーうどんは全国で人気のメニュー。面白いことに、古都・京都では「京風カレーうどん」なる独自ジャンルが確立されているという。更に、飲んだ帰りに多くの客がこの「京風カレーうどん」をシメに楽しむというのだ。一体「京風カレーうどん」とはどんなカレーうどんなのか? 京都っ子は本当に飲んだシメにカレーうどんを食べているのか? ベースはあくまでも「あんかけうどん」 「はい。確かにウチでは飲んだ帰りのお客様が多いです」。あっさりとそう答えてくれたのは、カレーうどんの名店「味味香」の店長・平岡良彦さんだ。しかし、他県民の素朴な疑問としては、正直、飲んだシメはあっさりしたものがいいという人が大多数だと思うんだが、なぜ京都の人はあのネットリでコッテリなカレーうどんを選ぶんだろう? 胃にもたれたりしないのだろうか? 「ふふふ。それは、京風カレーうどんの特徴を考えれば、そうでもないんですよ」と微笑む平岡さん。平