海上保安官のお楽しみ、「船飯」秘伝カレーのレシピ公開：朝日新聞デジタル
海上保安官のとっておきの「船飯（フナメシ）」をつくってみませんか――。第４管区海上保安本部が、管内の巡視艇・船で船員に出しているカレーのレシピをウェブサイトで公開している。お気に入りのレシピに投票することができ、４管は「ぜひつくってみて」と話している。 公開しているのは、トマトを使った「水なしカレーライス」やパイナップル入り「南国ビーフカレー」など９点。投票結果はウェブサイトで公表する予定だ。 出航すれば１カ月近く戻ってこられないこともある海上保安官にとって、食事は貴重な楽しみのひとつでもある。調理担当の保安官は、地元の食材を使ったり郷土料理をつくったり毎食工夫を凝らす。なかでもカレーは、曜日感覚を失わないよう毎週金曜日に食べたり、帰港日に食べたりする特別な料理だ。 ４管の広報担当者は「ふだんの我々の食事を通して、ぜひ海保に興味を持ってほしい」と話している。 投票は３１日午後５時まで。レシ
【海猿たちの船メシ（２）】海軍カレーならぬ海保カレーの秘密は万願寺トウガラシだった…若き日を思い出させるピリ辛風味（1/3ページ）
◆万願寺カレー〜巡視船「みうら」 京都府舞鶴市にある海上保安学校で学んだ海上保安官にとっては、忘れられない若き日の思い出の味。練習船として使用される巡視船「みうら」で、乗船実習最終日の昼食として出される定番メニューだ。「叱り疲れた乗組員や叱られ疲れた実習生たちがすごく幸せそうに食べてくれる」（主計科一同）とのこと。 ガラムマサラ、ナツメグ、コリアンダーなどの香辛料からつくるオリジナルの風味。赤ワインに漬けて１晩寝かせた牛モモと、舞鶴発祥の万願寺トウガラシの相性はぴったり。巷の「海軍カレー」に負けない味わいだ。 ◆材料（４人前） 牛モモ３２０ｇ タマネギ２玉 ジャガイモ２個 サツマイモ１／６本 万願寺トウガラシ２本 パプリカ１個 カボチャ１／８個 ルー適量 香辛料（ガラムマサラ・ナツメグ・コリアンダー・クミンシード・カレー粉）適量 ブイヨン１ 個 赤ワイン適量 塩・コショウ適量 オリーブオイ
【海猿たちの船メシ（１）】和牛のタンシチュー 鳴門海峡の任務支える熱々ランチに舌鼓 巡視船「よしの」（1/2ページ）
日本周辺海域の治安を守る海上保安庁と公益財団法人「海上保安協会」は、海上保安官たちが巡視船で取る食事、通称「船（ふな）メシ」のレシピをまとめている。宮城のカキ丼や和歌山のシラス丼など地元の特産物を活かしたメニューをはじめ、北海道のスープカレー、沖縄のソーキそばといった名物・郷土料理もある。いずれも、海上保安官が献立を考え、調理している。「海猿」たちの胃袋を満たすメニューの数々を紹介する。 阿波牛のタンシチュー〜巡視船「よしの」 徳島海上保安部に所属する巡視船４隻のうち最大級の「よしの」。全国でも珍しい女性シェフ、槌屋晶子・主任主計士と主計士補２人が、乗組員２４人のために腕を振るう。 今年元旦の特別メニューは、奮発して地元の名産、阿波牛のタンシチュー。地産地消を実践した。前日からたっぷり煮込んだシチューは、鳴門海峡で冬の海風に当たった海上保安官たちの心と体を温めてくれる。 海上保安庁の全船艇
【海猿たちの船メシ（３）】ピッチピチの「日本海の幸」を船上で メーンは尾頭付きトビウオ！ 巡視船えちごの「一食一心」の技とは…
【海猿たちの船メシ（３）】ピッチピチの「日本海の幸」を船上で メーンは尾頭付きトビウオ！ 巡視船えちごの「一食一心」の技とは… ◆トビウオの刺し身 ～巡視船「えちご」 能登半島沖、佐渡島沖、富山湾…。日本海の豊かな漁場を多く抱える海上保安庁第９管区海上保安本部。その一角を占める新潟海上保安部の巡視船「えちご」で、海の幸を存分に味わえるメニューだ。 日本海名産の甘エビ、佐渡沖のスルメイカ、ブリをいずれも刺し身で盛りつけた。メーンの尾頭付きトビウオは、今にもしけの荒波の上へと飛び立ちそうだ。普段は、新潟風のしょっぱい漬物で節約し、たまに豪華な料理が出てくるとのこと。 「一食一心」をモットーに包丁を持つ主任主計士、五十嵐則夫さんが、新鮮な魚を船内でさばいた一品。 ◆材料 トビウオ、スルメイカ、甘エビ、ブリ、大葉、パセリ、ショウガ、ワサビ、キュウリ、レモン、大根（つま） ◆レシピ トビウオは他の青
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船飯：巡視船などのレシピが１冊に 全国各地４４隻から | 毎日新聞
海保：特別な巡視艇の「舟飯」とは | 毎日新聞
