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ブックマーク / arisan-2.hatenadiary.org (6)

  • 人間の社会に唾を吐く省令改悪 - Arisanのノート

    報道によると、下村文科大臣は、朝鮮学校を高校無償化の対象から除外するための省令改悪を、20日付けで行うと発表したそうである。 このことの、何が最も暗澹とした気持ちにさせるかというと、それはこの差別的な法の制定によって直接に被害を受ける人たちが居るという事実だけでなく、政治的理由によって人権を侵害し、またポピュリズム的でもレイシズム的でもあるような「政治的」意図によって法を改悪するという行為が実際に行われたことによって、この社会全体の民主主義や人権の土台が、決定的に損われたことである。 決して、「少数者だけでなく、われわれマジョリティにも被害が広がるから」という手前勝手な心配をしているのではない。 差別の実害を受ける少数者、ここでは多くの在日朝鮮人や朝鮮学校に関わりを持つ人たち、その人たちの生を国家や大衆の差別の欲望の犠牲にするような社会が、取り返しのつかない形で確立されようとしてるというこ

    人間の社会に唾を吐く省令改悪 - Arisanのノート
    kowyoshi
    kowyoshi 2013/02/21
    心の底から言うよ、ファッキンジャパンと
  • ニコンよ、恥を知れ - Arisanのノート

    こうして詳しく話を聞いてみると、いかに酷い話かがよく分かる。 Fotgazet通信・問われる表現の自由〜ニコンサロン写真展中止事件 http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1382 ニコンが、掲示板での書き込みや、もしくはそれ以外の何らかの圧力を受けて自分たちの決定を覆し、写真展を中止にしたというのは間違いないところだと思うが、それを正当化するために、「政治的な表現だから展示させない」と言っているのだという。 自分たちのいわば都合で、一度は自分たちが決定して企画した表現の場を潰しておきながら、その理由をなかなか明らかにしようとせず、司法の場に持ち込まれてやっと表明したと思ったら、まるで「(ニコン自身によって)被害を受けた側」(つまり安世鴻さん)に非があるかのように言い出す。 ここには、「慰安婦」問題が日において周縁化されてきた主たる理由である、日の企

    ニコンよ、恥を知れ - Arisanのノート
    kowyoshi
    kowyoshi 2012/06/20
    ニコンに限らず、日本の企業ってこういうところあるよねぇ。
  • ノルウェーの事件に寄せて - Arisanのノート

    予想されたことではあるが、日でもこういう論調が幅を利かせてるようだ。 ノルウェーでのテロ事件と日 http://news.livedoor.com/article/detail/5738369/ ブレイビグ容疑者が敵視したイスラムは、生活規範として信仰者の日常生活行動を規定する面がある。また、外国人移民が有する同郷・同民族などの連帯意識により、国家内に別の国家のような移民地域ができることがある。このため、EU諸国内では、オランダの自由党をはじめ右派政党の台頭が見られ始めている。ブレイビグ容疑者はこのような右派思想の活動家であり、犯行目的は移民排斥だとも伝えられている。 もちろん、その目的を爆弾テロと銃乱射という方法で追って達成できるわけではない。しかし、この衝撃的な事件によって、外国人移民問題が抱える(1)宗教と民主主義の関係、(2)多文化主義の矛盾など、問題の質ともいえる要素につい

    ノルウェーの事件に寄せて - Arisanのノート
    kowyoshi
    kowyoshi 2011/07/28
    良記事です
  • 差別や偏見を意図して作り出す人たち - Arisanのノート

    すでにご存知の方が多いと思うが、東京の公設派遣村に関するマスコミ報道の、調査不足による不正確さが、問題になっている。 「200人無断外泊」などという報道がなされているが、それは朝べた人と夕べた人との差ということで、そのなかの多くの人は、都内でアパートを探していたために夕に間に合わなかっただけであるという。 それが、「無断外泊」として報じられているのだ。 支援団体は、都に対して、正確な数字を公表するように要請しているが、報道発表どころか、厚労省にすら数字の提供を拒否しているとのこと。 都がそうした態度をとる一方で、「入所者のモラルを問題にする」と称する、石原知事のこのような発言がなされているのだ。 http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/100108/wlf1001082255002-n1.htm こうしたマスコミの「調査不足」の報道の背景に

    差別や偏見を意図して作り出す人たち - Arisanのノート
    kowyoshi
    kowyoshi 2010/01/13
    産経、探偵ファイル、石原慎太郎(あと2ちゃんとそのまとめサイト)…うん、そういうことだよね
  • シャコ世界の漠然としたイメージ - Arisanのノート

    きのうシャコのことを書きましたが、ぼくのイメージで一番現状に近いかなあと思うのは、世の中全体が巨大な一匹のシャコだというもの。 つまり全員が透明に近い、非常に柔らかい、けれども剥がすことが絶望的なほど困難な殻で全身を覆っている。それは自分と他人(や世界)とを隔てているものだといえるけど、私とあなたとはその殻自体を共有している。言い換えれば、殻を持つことでつながっている、ともいえる。 で、この殻は単一で、だからこの社会のメンバー全員が総体として一匹のシャコだともいえるけど、その殻の持ち方・度合いみたいなものが、一人一人微妙に違う。そのことで個々人の差異が生じてるわけだけど、見方を変えるとやはり全体で一匹のシャコでもある。 そして、おのおのが(全員にとって単一で、持ち方・度合いだけが異なる)一枚の柔らかい殻によって、自分を世界から隔てている。 このイメージの帰結は何かというと、ある誰かの殻を剥

    シャコ世界の漠然としたイメージ - Arisanのノート
    kowyoshi
    kowyoshi 2009/02/04
    とりあえず、小樽のシャコは美味いので食べてみてください。
  • 『証言記録 兵士たちの戦争』 - Arisanのノート

    きのうまでNHKの地上波で放映されたこの番組については、以下でも言及されているが、 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080730/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080731/p1 一点だけ、思ったことを書いておく。 このような証言映像を見るとき、そこで語られている証言の内容はもちろん重要だが、言葉では明示されないものを含めた映像と音声の全体から、われわれ視聴者は、多くのものを感じとる。 それは、証言者の沈黙や、表情、身振り、言葉の調子、言い回し、そういったものから伝わってくる何か(そこに現前してはいないもの)の「気配」のようなもの、それを直接に感受するということである。 この番組では、戦場での体験から60年以上を経ても、記憶が毎夜現在の出来事のように回帰してくるという証言、「あれは人間の見る光景ではなかった」という言葉や、

    『証言記録 兵士たちの戦争』 - Arisanのノート
    kowyoshi
    kowyoshi 2008/08/02
    旧軍のこうした身内への非人道性って、会社社会で今も生き残っているからなあ。
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