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小倉秀夫に関するmujisoshinaのブックマーク (17)

  • ILO対城? - la_causette

    城繁幸さんがあいかわらず「規制で失業率が上がりますと言いながら規制しようとする妙な人たち 」なんていうエントリーを書いているようです。 ところで、雇用規制というのは、連合が有力な支援団体となっている民主党中心の連立政権のみが唱えている政策ではありません。例えば、現在、国際労働機関(ILO)は、鉱業及び採石業における児童労働の廃止を目指しています。 もちろん、ILOから批判を受けている国々が鉱業及び採石業における児童労働を禁止する法律を制定しきちんと実施してしまうと、それまで鉱業及び採石業における労働に従事していた児童は失業してしまうわけで、おそらく、そこで失業した児童を吸収する産業はかの国々にはないのだろうとは思います。従って、城さんの立場からすれば、鉱業及び採石業における児童労働を禁止しようとするILOは間違っている、鉱業及び採石業者が利潤を極大化できるような雇用条件で児童を雇用し労働に

    ILO対城? - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/12/31
    児童労働となるとまた別の問題でしょう。Joe'sLaboのエントリは児童労働にはなにも言及していないのだから、まず提起するべき。相手の考えを聞きもせずに勝手に決め付けるのではただの難癖です。
  • 匿名至上主義者にお似合いなのはソマリア - la_causette

    企業法務マンサバイバルというブログに次のようなことが書かれています。 このネット上の匿名・実名論争は何度も繰り返されていますが、あなたがこの議論に終止符を打ちたいのであれば、質問をこう置き換えて自問自答してみることをおすすめします。 「明日からあなたが住む国に、リアルでの匿名活動を一切認めないという規制ができるとしたら、あなたはこの国で暮らしていこうと思いますか?」 私はもはやネットはリアルそのものだと思っているので、ネット上での匿名規制ができることは憲法上の自由を失うことに等しいと考えます。 あなたが「ネット上の匿名活動は規制すべきである」と声高に主張される際は、「自分自身のリアルにおける匿名活動の自由を捨ててもかまわない」という覚悟と勇気の持ち主であるかどうか、胸に手を当てて考えてからの方がいいでしょう。 私は、むしろ、質問をこのように置き換えて自問自答してみることをお勧めします。 明

    匿名至上主義者にお似合いなのはソマリア - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/12/09
    実名至上主義者に似合うのはスターリン時代の旧ソ連あたりかな。/至上主義者は良くないですよね、どっち方向でも。
  • 規制とは,好ましくない結果発生の蓋然性を低下させるものに過ぎない - la_causette

    素手で人を殺す人もいる。スプーンを握りしめて銀行強盗を行おうとする人もいる。でも,そのことは治安維持のための銃規制の必要性を何ら否定しない。 しらふで運転しても交通事故を起こす人は少なからずいる。でも,そのことは交通安全のための飲酒運転規制の必要性を何ら否定しない。 ナンバープレートをつけた自動車に乗っていても,速度違反をする人はいるし,ひき逃げをする人もいる。でも,そのことは交通安全のためのナンバープレート設置の義務づけの必要性を何ら否定しない。 実名を用いながら,自分が敵わないと思った人間を中傷し侮辱してやまない大学教授がいたとしても,そのことはネットの秩序を維持するための匿名表現規制の必要性を何ら否定しない。 規制とは,好ましくない結果発生の蓋然性を低下させるものに過ぎないから,規制を設けても,その好ましくない結果がなおも発生することは通常当然に予定されています。だからといって,その

    規制とは,好ましくない結果発生の蓋然性を低下させるものに過ぎない - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/11/04
    一面の真実だと思います。ただし「スプーンを握りしめて銀行強盗を行おうとする人もいる。でも,そのことで治安維持のためのスプーン規制の必要性を感じない。」とも言える。適切な規制であるかという評価は必要。
  • 弁護士は社会の「悪」に見て見ぬふりができない。 - la_causette

    昔isedでインターネット社会の倫理と設計について語り合っていたときに匿名表現の自由を高く支持されていた研究者の方々を見ると,もはや匿名さんたちとの意見交流を断ち切っているように見えます。もちろん,「君が匿名で意見を発表する自由は認める。しかし,匿名での意見など概ねくだらないから私は相手にしない。時間の無駄だ」というスタンスも論理的にはあり得るので,選択肢として認め得ないわけではありません。弁護士会のネット匿名言論シンポジウムで匿名言論規制に慎重な態度をとっていた山田健太準教授もブログ持ちではなさそうです。 しかし,弁護士会が今になってこんなシンポジウムを開かなければならなかったことに象徴されるとおり,実務法曹は,今そこにある「悪」を見て見ぬふりをすることができないのです。だって,今そこにある「悪」によりひどい目に遭わされている被害者の痛切な声を聞き,これに対する対処を求められるのですから

    弁護士は社会の「悪」に見て見ぬふりができない。 - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/21
    この問題に関しては、あなたは客観的な立場の弁護士ではなく、単なる当事者の一人だと思う。主観が入りすぎている。/相手を「悪」と名指しする行為は、端から見てかなり胡散臭く見えるので止めた方が良いですよ。
  • 発言の匿名性を守りたい人こそがすべきこと - la_causette

    ネットでの匿名発言の価値を貶めているのは,発言の匿名性を濫用して私的制裁等に利用している人たちと,それを黙認し容認しているネットサービス提供者です。だから,ネットでの発言の匿名性を守ろうと思ったら,むしろ,ネットサービス提供者に対し,匿名性の濫用を規制しまたはその濫用により第三者に生じた損失を補償するシステムを採用するように突き上げを行うべきなのです。しかし,ほとんどの匿名性擁護論者は,ほぼ一様に,被害者にその被害を甘受することを求めるのみです。これこそが,「匿名・実名」論争が何度も繰り返される理由です。表現の匿名性が高く保障され続ける状況下で,匿名性を濫用して他人に私的制裁を加えた者が相応の責任を負う社会が実現する可能性が全く見えてこないのです。 そういう意味では,発信者情報開示請求訴訟で敗訴してもこれに従わない西村博之さんに抗議すべきは,匿名発言の価値を認めてもらおうという人々の側なの

    発言の匿名性を守りたい人こそがすべきこと - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/21
    一理はあると思うが、まあお互い様ですね。/逆に実名論者がすべきことは、実名のリスクについての現実的な評価と、実名化未満の方法ではどこが不足なのかを、偏見を排除した視点で論じることではないでしょうか。
  • コメントスパムの匿名性 - la_causette

    とりあえず、コメント投稿時に投稿者の実名が表示されるシステムが実装されたら、コメントスパムが激減しそうな気がします。 もちろん、コメントスパムを投稿するのに実名を用いることができない事情を斟酌してやれという人がいても不思議ではないですが(量と頻度と下品さでコメント欄の占拠ならびに有料閲覧者の排除を狙うコメントスクラムと比べればアダルト系のコメントスパムの方が害は少ないですし……。)、コメント欄を汚される側にそのことを甘受しなければならない理由がないことに変りはないように思ったりなんかします。 >とりあえず、コメント投稿時に投稿者の実名が表示されるシステムが実装されたら、 >コメントスパムが激減しそうな気がします。 う~ん・・・、直感的にはあまり変わらないように思います。 エロ系、宣伝系などを含めてとりあえず、ブログオーナーが気に入らないのを全部スパムコメントだとして、考えてみると「質と量」

    コメントスパムの匿名性 - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/19
    これが正しいとしても、コメントスパムに悩んでいない人は実名化に積極的になる理由は無い。つまりこの論では小倉弁護士は、「私の利益のために皆が等しくリスクを払うべきだ」と主張していることになるのでは?
  • 匿名さんは自分の発言についてどのような責任をとっているの? - la_causette

    and_hyphenさんから,次のようなはてなブックマークコメントを頂きました。 学校裏サイトの例えは意味不明。無理やりすぎる結論/匿名=無責任じゃないはずだ できれば,匿名さんが自分の発言についてどのような責任をとっているのかを明示していただいたらよいのではないかと思います。 少なくとも私は,2ちゃんねるにおける匿名さんによる発言に関して西村博之さんに損害賠償を命ずる判決が下されてそれが確定したとき,すなわち,その発言が不法行為に該当することが確定したときに,当該発言を2ちゃんねるに投稿した人が,被害者に対し,西村さんに課せられた賠償額を自ら支払うと申し出た例があることを知りません。結局,掲示板管理人を被告とすることでその発言が違法なものであるということが民事訴訟で確定しても,匿名さんは,実体法上定められた責任すらこれまでとってこなかったのです。

    匿名さんは自分の発言についてどのような責任をとっているの? - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/19
    匿名が自分の発言に責任を取ることは0ではないが、不十分なのは事実だろう。責任を取らせる方法を考えるべきだが、方法は実名の表示を強制することだけではない。もう少し緩やかな方法がいくつか考えられるはずだ。
  • 現代の「刀狩り」に,「辻斬り」愛好家が反発しても,不思議ではない。 - la_causette

    mujisoshinaさんから,次のようなはてなブックマークコメントをいただきました。 なぜあなたの論が批判されるのか、を全く理解していない。もしくは意図的に曲解している。だから実名化論がブラッシュアップされず、いつまで経っても同じ事を言って同じ批判を受け続ける。 私の論が批判される理由は単純だと思います。私の主張は,匿名の陰に隠れて無責任に他人を攻撃する自由を制約することを志向するものだから,匿名の陰に隠れて無責任に他人を攻撃する権利が自分たちにはあると思っている人々からは必然的に批判されることになります。 そりゃ,法的責任を事実上負わされることなく,自分のお気に召さない言動をとる人間に私的制裁を加える事実上の地位を偶然に手に入れてしまった人々が,これを手放したくないというのはわからなくはありません。しかし,それによって不当に傷つけられてしまっている人々が少なからずいる以上,一日も早く,

    現代の「刀狩り」に,「辻斬り」愛好家が反発しても,不思議ではない。 - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/19
    そこまで単純な話ではない。辻斬り愛好家が反発するというのは正しいと思う。だが、辻斬り愛好家以外も反発している事実とその理由を理解しない、あるいは曲解していると言っているんですよ。
  • 匿名で誹謗中傷することに特段のリスクがない環境下では,間違ったことなんかしなくてもいわれのない誹謗中傷を執拗に受けることは容易に起こりうる。 - la_causette

    匿名で誹謗中傷することに特段のリスクがない環境下では,間違ったことなんかしなくてもいわれのない誹謗中傷を執拗に受けることは容易に起こりうる。 novtanさんが次のように述べています。 これも飛躍していて、そもそも「責任主体として名乗りを上げないといけない場面も多い」のであればその場合だけ名乗ればいいわけであってさ、常に実名でなければならないことの理由にはなってないわけじゃない。当然こういう場合で実名が必要なのはわかる。でも責任を取るってことは間違ったときに非難される覚悟の上でやるわけでしょ。もちろん、いわれのない非難を受けることだってあると思うけど、やっていることが間違ってなければちゃんと応援してもらえるんじゃないのかなあ。 で、そういう必然的に実名が必要以外の場合のことを語っているわけだけど。 しかし,売名のために実名を開示している人に対する匿名さんによる誹謗中傷への対策にはならないが

    匿名で誹謗中傷することに特段のリスクがない環境下では,間違ったことなんかしなくてもいわれのない誹謗中傷を執拗に受けることは容易に起こりうる。 - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/18
    なぜあなたの論が批判されるのか、を全く理解していない。もしくは意図的に曲解している。だから実名化論がブラッシュアップされず、いつまで経っても同じ事を言って同じ批判を受け続ける。そろそろ前に進もうよ。
  • うじうじ君をいきいきさせるには大きすぎる代償 - la_causette

    実名であることが義務として課されていて、匿名はそのルールを無視したずるい人たちだ、というならともかく、自分自身で実名を選択しておいて、実名にはリスクがあるから匿名はなくすべきだと主張するのはアホとしか言いようがないだなどという人もいるのですね。 しかし,私なんかがネット上の誹謗中傷に関して相談を受けることが多いのは,特にネット上で際だつ活動をしていたわけではない人や企業について,匿名掲示板等で執拗にデマが流されるというケースです。匿名掲示板やそのミラーサイトに掲載されているに過ぎないデマコメントでも,Google等でその名前をキーワードとして検索をかけると結構上位に表示されてしまうので,なかなか無視しにくいのです。もちろん,学校や職場などでクラスメートや同僚と接するのに自分の実名を知らせるからいけないのだ,あるいは,商業登記簿上の商号を対外的にも使用するからいけないのだということならば,論

    うじうじ君をいきいきさせるには大きすぎる代償 - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/16
    どちらの言い分にも利点と弱点がある。実名匿名の二元論で話している間は、いつまでたっても進展はないのではないだろうか。多くの人は原理主義ではなく現実的な妥協案を求めているはず。
  • 夢想家でも完全主義者でもない - la_causette

    日経BPのサイトに「「実名公開」がネットの誹謗中傷を 減らすという勘違い」という記事がアップロードされています。 そもそも、「ネットで実名を」の背後には、「匿名だから無責任で『誹謗中傷』も発生する」という発想がある。だから「実名を公開すれば」なのだろう。つまり「実名=責任のある発言=『誹謗中傷』も減る」という構図である。 しかし、この発想は思いこみに近い。「無責任」や「誹謗中傷」の根拠を、「匿名か実名か」の条件にのみ求めるのは、あまりにも一面的すぎるだろう。 しかし、「誹謗中傷」の根拠を、「匿名か実名か」の条件にのみ求める見解というのはそれほどあるわけではありません。一般的には、特定の人や企業を誹謗中傷したいという動機がまずあって、ただ、「匿名で無責任に」発言する場所があることによって、実際に誹謗中傷をしてしまう心理的なハードルが低くなるだけのことです。ここでいう「動機」には、特定の人のネ

    夢想家でも完全主義者でもない - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/15
    匿名の利点と実名のリスクについても公平に検討していただきたい。解決法は1つだけではないということも。/元記事のP4~5に書かれている考え方が、決定的に欠けているように思う。
  • 「発言には責任が伴う」って平然と言ってのける匿名さん - la_causette

    首藤信彦議員のブログのコメント欄より 逃げちゃ駄目ーーーw (俺) 2009-10-13 10:31:48 あなたが『ある軍事評論家の死』という文章を投稿したことによって、多くの人々が、反論できない死人に対してマイナスコメントをするのは卑怯だ!と思った。 その結果、ブログが炎上した。 もちろん、言論の自由は保障されるべきだが、発言には責任が伴う。 国会議員ならなお更自分の発言には慎重にならなければならない。v ブログで謝罪する必要はないと思うが、この炎上を受けてコメント欄を閉鎖して逃げるような卑怯なことはするべきではないと思う。 自分の発言に責任を負うことを放棄して匿名でコメントしている人が「発言には責任が伴う」と平然と述べているあたりが面白いですね。 私は,コメント欄を閉鎖することより,匿名になることで自分が法的及び社会的責任を負わされることを回避した上で,慎重になることもなく,他人に私

    「発言には責任が伴う」って平然と言ってのける匿名さん - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/15
    実名でも無責任な発言があれば批判されることになんら不思議はない。匿名もまたしかり。/五十歩百歩の故事が思い浮かぶ。他人を卑怯と声高に言い立てるのはどんな人物だったか。
  • 褒美銀と公開処分の差 - la_causette

    目安箱を設置した徳川吉宗は,その目玉政策である緊縮財政政策を通説に批判する上書を目安箱に投じた山下幸内を処分するどころか,同人に褒美銀を与えました。吉宗は,結局その上書に記載された内容を政策に反映させることはなかったのですが,幕府の政策を批判する上書を目安箱に投じても処罰されないのだということを広く知らせることが,この種の「広く下々から意見を集めるシステム」を適切に運用するためには不可欠だということを知っていたのでしょう。 ところで,橋下徹大阪府知事は,同知事が大阪府の全職員向けに送付したメールに反論した職員の処分を人事担当者に指示したと報じられています。橋下知事は,表向きは,自分に対する批判も歓迎するとして,全職員に自分のメールアドレスを公開してメールでダイレクトに自分に意見を具申するように求めてきたことになっていますが,実のところ自分に対する批判は歓迎しておらず,その通り批判のメールを

    褒美銀と公開処分の差 - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/11
    ”言葉遣いそれ自体が上司に対するものとして一般的に許容されている範囲を逸脱しているようには思われません。”いや、その感覚はどうだろう。/批判を歓迎すると言って実は歓迎していないというのは同意。
  • 捜査機関の下請け機関に成り下がった記者 - la_causette

    Winny幇助被告事件に関して,NHKの京都支局に属する記者が弁護妨害をしたことが話題となっています。 NHKはそのような事実があったことを認めて謝罪したとのことですが,これは謝って済む問題ではありません。これは,報道機関と権力(とりわけ捜査権力)との癒着の問題だからです。 このエピソードからは,報道機関が,警察又は検察のいわば下請機関として,被疑者を「自白」に追い込む役割を担っていた可能性が窺えます。実際,報道側の利害からすれば,真っ向から裁判で争ってくれた方が盛り上がってくれて好都合なはずなので,問題の記者は,直接的な職業的利害に反することをしています。また,Winny事件では現役の某検事とおぼしき人が匿名コメントで,壇弁護士に対し,争っても無駄だから恭順策をとるように働きかけていた時期であって,「正規の手続外で,恭順策をとるように働きかける」という検察側のスタンスに合致した行動である

    捜査機関の下請け機関に成り下がった記者 - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/10/11
    例によって最後の段落は妄想…と言いたいが、NHKはそう思われても仕方ないような事をしでかしたと思う。
  • 「一段階論理の不正義」は結局正義にはならない - la_causette

    最低賃金を引き上げることは中小企業の倒産に繋がるから許せないが、中小企業元返済猶予法を制定して中小企業の倒産を防止することは許せないという「経済学者」がおられるようです。 この種の「経済学者」にとって、中小企業を倒産させないという政策目標は、労働者がその賃金のみによって健康的で文化的な生活を行えるようにするという政策目標よりは優先されるけれども、空前の不況期においても銀行は中小企業から優先的に元金の返済を受けられるようにするという政策目標よりは劣後されるべきものだということなのでしょう。まさに、金貸しの都合が最優先で、労働者の幸せなど眼中にない、新自由主義者の「一段階論理の不正義」そのものです。 「一段階論理の不正義」とはいいましたが、では、その種の論理は二段階以降は正義に転ずるのかというと、通常、そんなことはありません。中小企業元猶予法など制定せず、空前の不況期においても銀行は中小企

    「一段階論理の不正義」は結局正義にはならない - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/09/28
    池田信夫が亀井モラトリアムを批判したので、支持しなくてはならなくなったのでしょうか。/利点もあるにせよそれ以上に大きなリスクを抱えている政策を、脳天気に評価して良いものだろうか。
  • 千葉景子新法務大臣に望むこと - la_causette

    弁護士出身の千葉景子参議院議員が法務大臣に選ばれました。 千葉大臣がまず行うべきことは、取調べの全面可視化を中核とする刑事訴訟法の改正作業を行うことでしょう。幸い、冤罪を生む余地を残すことに積極的だった勢力と連立を組む必要がないので、司法取引と交換条件とする必要もなく、録音・録画物の複製物を弁護人に交付しない(見たければ弁護人が自分自身で全部見ろ)などというばかげた付加条件も付けずに済みます。 次に行うべきことは、実務家の意見を聞くことなく推し進められている債権法の改正論議にブレーキを掛けることです。「こういう場合にどうなるのか」という想定問答の「問」の部分を研究者だけで作って研究者だけで「答」を作っても、だいたいうまくいきません。イレギュラーパターンの多くは判例になってませんから、研究者しかしていない人はイレギュラーパーターンの経験値が足りないのです。 さらに、保証制度の改正(特に、金融

    千葉景子新法務大臣に望むこと - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/09/18
    意見としてはまっとうなのだが、いちいち論敵に対する嫌みったらしいことを書かずには居られないことが、文章全体のレベルを著しく損ねている。
  • 開示義務のない被差別属性を自主的に開示しなかったことを糾弾することの非人道性について - la_causette

    民主党の渡辺義彦議員が自己破産手続き中であったことを報告しなかったことに関して,落合先生は「一種の議席詐欺と言われても仕方がないでしょう。」と言い,町村先生にいたっては,「この男、いやに堂々としていて、ジャンパーを頭にかぶるでもなくマスコミの前に出ているが、正気だろうか?」とまで言っています。 しかし,就職活動であれ,選挙活動であれ,マイナス評価を受ける可能性が高い属性をわざわざアピールしようとしないことは当然です。自分の属性のうち,ある種の有権者がネガティブに評価する可能性があるものは全て開示すべきだなんてルールを作り出したら大変です。それは,「私は,これほどの被差別属性をもっています」ということの表明を強いることに繋がりますし,それは,自分の有するその属性は差別ないし偏見を持たれるに値するものであるということを認めさせられることに繋がるからです。 その属性を有するか否かを開示するという

    開示義務のない被差別属性を自主的に開示しなかったことを糾弾することの非人道性について - la_causette
    mujisoshina
    mujisoshina 2009/09/16
    自分に不利な情報だから意図的に公表しなかった、というのは政治家としては悪印象を受ける。気持ちは分かるが、それでもやっぱり悪印象は受ける。
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