厚生労働省は23日、新型インフルエンザ用ワクチンを接種した医療従事者約2万人のうち、4人に一時的な意識レベルの低下や嘔吐(おうと)などの比較的重い副作用が報告されたと発表した。ワクチンとの明確な因果関係は現時点で分からないという。 医療従事者への接種が始まった19日から4日間、事前に登録した67病院の医療従事者2万2112人を調べたところ、4人に意識レベルの低下や嘔吐、筋肉痛などが確認された。また、発熱などの軽い副作用が3人にあった。 【関連ニュース】 ・ 【特集】新型インフルエンザ ・ 〔写真特集〕新型インフルエンザ ・ ワクチン接種、国の責任で=国立大医学部長会議が要望へ ・ 新型インフルで3歳児死亡=最年少、脳症の疑い ・ インフルエンザの社員を一元管理=富士通が新サービス開始