どんなに仕事が速くても、クオリティの低さはマイナス要素になります。少しでも思い当たるならば、「仕事が速いだけの人」と「仕事が速くクオリティも高い人」の差を知っておきましょう。識者のアドバイスとともに4つ紹介します。 1. スピード主義より「正確さ」主義 2.「メリットとデメリット」を書き出す 3. 忙しいほど優先順位より「劣後順位」 4. スピードより「タイミング」 1. スピード主義より「正確さ」主義 『「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣』(明日香出版社)の著者である石川和男氏によると、簿記試験の合格率は電卓を叩く速さと比例しないそうです。 その理由は高スピードで電卓を叩く人が、確認のためにもう一度、あるいは何度も電卓を叩き直す傾向にあるから。そこでまた数字が合わないと焦りが生じ、ますますミスしやすい状況に陥ってしまうのだとか。 逆に電卓を叩くのが遅い人は、一度で正確な答え