私がスタンフォード大学の工学部で受け持っているキャピタルフォーメーション(資本形成)のクラスは年々受講者が増え、今年は選抜後に約50人が受講する非常に大きな規模のクラスになった。学長からも最も注目されているクラスの一つというお墨付きを得て、他の教授が聴講者として参加するまでとなった。このクラスでは多くの起業家や投資家、最高経営責任者(CEO)コーチや人事政策の専門家が登壇し、成長企業での資金だ
Beatrice Nolan [原文] (翻訳:仲田文子、編集:井上俊彦) Jan. 23, 2023, 07:30 AM テックニュース 26,160 哲学者の教授2人は、学生が提出したエッセイがChatGPTに書かせたものであることを発見した。 もっともらしく書かれた間違いが、不正を示す最大の「シグナル」になったという。 しかし、学生がAIチャットボットを不正に使用したと告白しない場合、教授陣がそれを証明するのは困難だ。 Open AIが開発したAIチャットボット、ChatGPTの公開から数週間後、ファーマン大学の哲学教授であるダレン・ヒック(Darren Hick)は、AIに書かせたエッセイを提出した学生を見つけたという。 ヒックは、そのエッセイにもっともらしい間違ったの情報が含まれていたことから、不審に思ったという。 そこでChatGPTのAI検出器にかけた結果、そのエッセイは99
遺伝的な要因だけで決まるわけではない 子どもが親に似ていると、「やっぱり血は争えない」などといって遺伝のせいにしがちです。学力についても、わが子の成績が悪いと、「私の血をひいているんだから仕方ない」などと自嘲気味に言う人もいます。 でも、よく考えてみてください。子どもが親に似るのは、すべて遺伝の力によるものなのでしょうか。 たとえば、日本語を話す家庭に生まれ育てば日本語を話すようになり、英語を話す家庭に生まれ育てば英語を話すようになります。日本人の遺伝子をもっていても、英語圏の英語を話す家庭に生まれ育てば、当然ながら英語を話すようになります。このように、どんな言語を話すようになるかは、遺伝によって決まるのではなく、環境によって決まります。親が話す言葉が環境要因となって、子どもが話す言葉を規定していくのです。 親がいつも本を読んでいる家庭で育つ子が本をよく読む子になり、親がほとんど本を読むこ
孫 泰蔵(そん たいぞう)がファンダーを務めるMistletoe株式会社(以下、Mistletoe)は、長崎市内で起業家を目指す方から広く一般の方までを対象とした新しい教育コミュニティ「GEUDA」(ギウーダ)を設立いたします。 ■プロローグ 激しく社会環境が変化する現代。私たちMistletoeは、本来、人が成長するために必要なことは何なのか、時代を良い方向へ導くイノベーティブ( innovative )な人材を育成するにはどのようにしたら良いのかを常に考え続けてきました。 現在、私たちの新しいコンセプトは、「ウニベルシタス( Universitas )」という言葉に象徴されています。 ウニベルシタスとは、ラテン語で英語 University やドイツ語 Universität などの語源となった言葉です。12世紀に最初に生まれたこの大学は、ギルドと呼ばれる個人が集まった組合のような組織
コンセントの拠点の1つであるコミュニケーションスペース「amu」のウェブサイト運営を、2023年5月31日(水)をもって終了いたします。これまでウェブサイトにご訪問いただいたみなさま、amuのイベントにご登壇・ご参加いただいたみなさまに感謝申し上げます。 amu自体の運営は引き続き行って参ります。アクセス情報などは下記をご参照ください。 《amuへのアクセス情報》 株式会社コンセントのウェブサイト「アクセス」内に掲載しております。 https://www.concentinc.jp/corporate/access/
紛争・テロ解決活動家・永井陽右さんが、「共感」の問題点を識者と語り合うシリーズの第三弾。今回のお相手は思想家・内田樹さんです。 内田さんは今年1月、朝日新聞のインタビューで、月刊誌「新潮45」の休刊問題や、東京五輪、大阪万博などの運営方針に触れ、「(現代社会は)共感が暴走している」と指摘。理解も共感もできない人同士が社会で共生するためには、他者に敬意を持つ姿勢が必要と説きます。 今回の対談も、「共感」をテーマに、他者との距離感の考え方、関係性の築き方へと話が広がりました。 【あわせて読みたい】 「感動ポルノの題材にされるのは、いい気はしない」(永井陽右×ロバート・キャンベル) 街中でホームレスを見過ごす行為をどう考えるべきか?(永井陽右×御子柴善之) 「共感する自由/共感しない自由」が生み出す残酷さ――格差拡大を防ぐ“自由の制限”は必要か? 道徳のベースとなる「惻隠の心」 永井 今の日本社
飲食店のマネージャーとして静岡で働いていた中田聡喜さんが、広島で英会話教室や留学あっせん事業を手掛ける会社を購入したのが2018年10月のこと。もともと15名だった生徒が、いまや60名に急増。すでに二店舗目を考えているほど成長している。購入後、何を変えて、ここまで伸びたのか? そもそも購入に踏み切ったきっかけや経緯は? 代表の中田さん、そして中田さんを支える共同代表の丸子 ニール 秀人さんに聞いてみた。 Q. そもそも中田さんがこの事業を購入しようと思った理由をお聞かせいただけますか。 私は、もともと大学のときに教職を専攻していて、教師になりたかったんです。教科は理科です。ただ生徒に教えるにしても、一度社会で働いた経験を元にして教えたいという気持ちがあったので、大学卒業後は東京で就職しました。そこから静岡に配属されて、入社して5、6年経ったころでしょうか。やはり何か一人一人に直接的に働きか
新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界では85%以上の国々が全てもしくは一部の学校を対象とした休校措置を迫られ、16億人以上の学生や子どもたちが学校へ通えなくなっています(2020年4月10日時点)。その結果、教育現場では実験的な取り組みを巨大なスケールで行わざるを得ない状況になり、EdTech(エドテック)業界にとっていまだかつてないほどの追い風となっています。 これまで、教育分野におけるテクノロジーの浸透は嘆かわしいほど遅く、もはや滑稽なくらいでした。行政機構や前例主義、予算不足が妨げとなり、教育業界はカタツムリのような速さでしか進展してきませんでした。このような状況のため、販売サイクルが耐えがたいほど長く、ベンチャーキャピタリストたちからは投資の難しい分野として認識されていました。たとえ様々な複雑な問題を乗り越えられたとしても、その年度のIT関連予算の申請が通らなければ、多くの
埼玉県生まれ。青山学院大学卒業。週刊誌、月刊誌などを中心に、主に政治、官僚、ビジネス、女性をテーマに記事を執筆している。著書に『私が愛した官僚たち』(講談社)『ヒラリーをさがせ!』(文春新書)などがある。YouTube「横田由美子チャンネル」で日々情報を発信している。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 区立の中学校に通う中学3年生の女の子にはもう1つ、大きな肩書きがある。それは「社長」。しかも、業績は絶好調の超優良企業だ。どうすれば、そんな子どもが育つのか。家族や家庭環境なども取材し、その秘密を探った。(ジャーナリスト 横田由美子) 中学2年で起業し社長に わずか4ヵ月で月商は60万円 中山そらさん、14歳。渋谷区立
新着記事を(無料で)LINEへお届けします。以下のリンクからLINEで友達登録してください。 https://line.me/R/ti/p/%40pap3801g ---------------------------- 前回は、アメリカで私が学んだ子供の褒め方という記事を書きました。 あまり結果を褒めすぎると、子供が褒められたいがために、新しいことにチャレンジしたくなくなってしまうという話です。 前回の記事をまだご覧になってない方は、こちらからご覧ください 【海外子育て】コーチニングにも役立つ!? アメリカで学んだ子供の「褒め方」 前回の記事の中で、アメリカではとにかく子供を褒める、一方で褒めすぎはよくないという事を書きました。では一体どのように子供を褒めればいいのか?という質問を頂いたので、今回は少し具体例を交えて、私がアメリカで学んだ、子供の褒め方の例を書いてみたいと思います。 あく
我が子、教え子、親戚の子。どれにせよ、例えばテストで100点満点を取って来たとする。その子は解答用紙を誇らしげに広げ、星の散るようにきらきらした目で、「見て見て!満点とったよ!」と嬉しそうに笑う。 ——さて、あなたは何と声をかけるだろう? A:「うん、よくやった!」 B:「すごい!かしこいね!」 出だしからネタばらしをしてしまおう。これがカリフォルニア大学をはじめとする複数の大学が合同で組んだチームの研究結果。 実験は300人の子供を対象としたものだった。3歳児と5歳児が150人ずつ集められ、ナンバーカードを用いた推測ゲームをさせられた。 ある子どもは「頭いいね」と褒められ、ある子どもは「頑張ったね」と褒められた。褒め言葉なしのグループも作った。子どもを褒めて、ズルしないことを誓わせたあと、研究者はゲームの途中で部屋を1分ほど空ける。 その間監視カメラで子どもの行動を監視したところ、ズルを
新着記事を(無料で)LINEへお届けします。以下のリンクからLINEで友達登録してください。 https://line.me/R/ti/p/%40pap3801g ---------------------------- 決算とは少し離れますが、新しい取り組みの一環として「海外での子育て」事情というものも試してみたいと思いますので、お付き合い下さい。 我が家には5歳と3歳の男の子がいます。二人ともアメリカで生まれてアメリカの学校に通っています。 私自身は完全に日本で育ったので、アメリカでの子育てや教育事情というのは全く初めてのことが多く、毎日戸惑うことも多いわけですが、逆に学ぶことも非常に多く、とても刺激的です。 最近日本でも、これまでのような受験教育に偏った勉強だけではなく、短期であれ長期であれ、海外に留学させたいと思っている親の方、あるいは日本でインターナショナルスクールに通わせたいと
地方出身の非大卒向けに東京での衣食住を無償で提供し、ビジネススキルやプログラミングなどを学ぶ機会を提供する人材育成事業、その名も「ヤンキーインターン」を手がけるハッシャダイ。2018年4月にDMM.com(以下、DMM)の子会社となった彼らが挑む「日本の教育を変える社会実験」の全貌を、代表取締役 久世大亮が語る。 10年かかることが3カ月で可能になるかもしれない ──最初に、ヤンキーインターンを始めたきっかけを教えてください。 ぼくは京都で生まれ育ったのですが、高校時代は友達がほぼヤンキーという環境でした。ほとんど学校に通わず、パチンコやアルバイトに明け暮れる日々で。このままではいけないと思い、一念発起して猛勉強をして大学に通ったんです。大学でも勉強はあまりしなかったのですが、インターンでさまざまな経験をしたことが自分を成長させてくれました。 その後に地元に帰ってみると、友達は高校のころと
日本の民間企業で初めて子ども向けの先端科学実験教室を行ったリバネスを設立し、30社以上のベンチャー企業に投資してきたイノベーター・丸幸弘。支援するのは東証一部にも上場したミドリムシ研究会社のユーグレナや、コミュニケーションロボット「OliHime」を開発するオリィ研究所など、いずれも日本をリードするサイエンス・ベンチャーだ。 8月22日に発表される「30 UNDER 30 JAPAN」にヘルスケア&サイエンス部門のアドバイザリーボードを務めてくれた丸。大学院時代にリバネスを創業し、学業と事業に全力を注いできた20代だったという。 彼が「UNDER 30」時代を振り返って思うことは? ベンチャーにしか変えられない世界がある リバネスを起業したのは24歳、僕が修士2年の頃でした。15人の院生を集めて、事業計画よりも先に「日本のために、世界のために」という気持ちでつくったのがリバネスです。 事業
そん・たいぞう/1972年、福岡県生まれ。連続起業家(シリアルアントレプレナー)。世界の大きな課題を解決するスタートアップを育てるため、投資や人材育成、コミュニティー創造などを行うMistletoe(ミスルトウ)を創業。Collective Impact Community(コレクティブ・インパクト・コミュニティー)という新業態を掲げている。ソフトバンクグループ社長の孫正義氏は実兄。監修した書籍に、『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』がある。 孫家の教え 「週刊ダイヤモンド」の人気連載、孫泰蔵氏の「孫家の教え」。人工知能(AI)やロボットの進化、そして長寿命化の進展によって、今の常識が全く通じなくなる時代に突入しています。将来も「食べるのに困らない」、そんな未来を切り開く人材を育てるにはどうすればいいのか。ソフトバンクの孫正義さんの実弟であり、自らも
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