「利益をたくさん出せればうれしいが、それが第一の目標になるとずれていくと思う。最短かつ最効率で利益を得る会社が、人に喜ばれるとは思えない」。糸井重里氏が、代表取締役として率いる会社「ほぼ日」を株式上場させる際、発した言葉だ。より利益を上げられる会社の株式を皆が買う――この仕組みは資本主義を発展させてきた。しかし糸井氏は、お金を儲けることよりも大事なことがあるというのだ。いったい、資本主義をどう捉えているのか。どんな会社であろうとしているのか。糸井氏に言葉の真意を聞いた。(週刊エコノミスト編集部/Yahoo!ニュース 特集編集部) 糸井氏は1998年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げ、個人事務所から株式会社化した「ほぼ日」(東京都港区、社員74人、2016年8月期の売上高37億円)が3月、東京証券取引所ジャスダック市場に上場した。同社は「ほぼ日刊イトイ新聞」の運営や、「ほぼ日手帳
ぼくは、消費者センターに勤めてる人なんかを フォローしてるんですね、ツイッターで。 たとえば「振り込め詐欺」に引っかかった人を どう救済するか、 化粧品で皮膚の異常が出ちゃった人に どう声をかけるのか‥‥ 自分の仕事に、とても参考になるんです。
<プロポーズは、こちらから> ぼくは、もともとコピーライターという職業で、 税務署なんかでは「自由業」という分野の人間でした。 自由業にも、経済や経営はないことはないのですが、 どちらかといえば、 「こちとら職人でえい」といった、 よくわからない美意識だか意気込みだかがあって、 経済や経営を考えることなしに生きてきました。 しかし、周りを見渡すと 欲の深さにグラデーションはあるけれど、 ぼくの知っているだいたいの人は、 経済や経営に詳しくなかったみたいですね。 「ほぼ日」読者も、そういう人がけっこう多いらしく、 ぼくが経済や経営のシロウトとして、 いちいちびっくりしたり学んだりしていることが、 そのまま『自分も知っておくべきこと』と 感じられているようです。 ぼくは、「ほぼ日」をはじめる前までは、 いちおう会社のかたちはとっていましたが、 最大で4人くらいの規模のチームを動かすだけで、 あ
1948年群馬県生まれ。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。 1971年にコピーライターとしてデビュー。 「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。 また、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍。 1998年6月に毎日更新のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を 立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。 糸井:よく分からないんですけど、まあ一言で言えば、経営してきた人のヒストリーですよね。きちんとしたヒストリーさえあれば、「5年しか経っていないけれどブランド」っていうのもあると思うんです。 「iPhone」だって、アップルというブランドに乗っかっているとはいえ、ブランドとして一本立ちできる存在になっている。それはやっぱり、「iPhone」の持っているヒストリーだと思うんです。そして、ヒストリーというのは「ライフの集合体」でもある。 川島:「ライフ
1948年群馬県生まれ。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。 1971年にコピーライターとしてデビュー。 「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。 また、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍。 1998年6月に毎日更新のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を 立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。 川島:創業社長って、ともするとワンマンになりがちだなぁって普段から思ってきたんです。「俺についてこい」みたいなマッチョな社長ってけっこう多いじゃないですか。社長としての糸井さんは、本当のところ、どうなんでしょうか? 糸井:マッチョな大将になると不自由になります。僕は、自分の自由を減らしてまで大将でありたいかと言ったら、そうはなりたくないですね。大将でいて何が面白いんだ、と思っちゃうので。 ただ、「マッチョぶると面白いことがあるんだろうな」とは考え
1948年群馬県生まれ。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。 1971年にコピーライターとしてデビュー。 「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。 また、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍。 1998年6月に毎日更新のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を 立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。 糸井:今、食わしてくれるビジネスがあったとしたら、それを「もっと良くしていくことはできないだろうか」と考える。そこに必ずクリエイティブの要素はある。 その時、自分の生命力みたいなものをふり絞って出てくるもの。それがクリエイティブだと思うんです。よく社員に言うんですが、「君は脳みそから血が出るくらい考えているか」って。僕は「何か始めたら脳みそから血が出るくらい考えるぞ」と。なぜかというと、「脳みそから血が出るくらい考える」方が面白いから。 川島:私
埋蔵金の人えらなったなあ 某イケダハヤトさんが「信者ビジネス」だと、相変わらず叩かれまくってますね。 ブログで稼ぐ方法を有料サロンで教えるといった手法が批判の的になっているみたいです。 それはそうと私は以前から、ずっと言いたくて仕方がないことがありました。 信者ビジネスなら「ほぼ日」のほうが凶悪である、と。 MOTHER2 ギーグの逆襲 [WiiUで遊べるスーパーファミコンソフト][オンラインコード] 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2015/06/15メディア: Software Downloadこの商品を含むブログを見る 「べんりなぬの」 ほぼ日、こと「ほぼ日刊イトイ新聞」といえばMOTHERシリーズの生みの親として有名なコピーライター・糸井重里氏が立ち上げたWEBサイト。 1998年から今日までほぼ毎日ペースで更新されていて、もう20年くらいになるんですね。 時が過ぎるの、早。
「ほぼ日」、数年内に上場=糸井重里氏「柔らかいIPO」に インタビューに答える糸井重里さん=東京都港区 インターネットサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する東京糸井重里事務所(東京)が、数年内の株式上場を目指していることが分かった。代表取締役の糸井重里氏は取材に応じ、「いろいろなことが試せる『柔らかいIPO(新規株式公開)』をしたい」と独特の表現で上場への意欲を語った。 同社は1979年に糸井氏の個人事務所として発足し、98年に「大上段に構えずコミュニケーションできるメディアが作りたい」と「ほぼ日」を創刊したことが転換点となった。物販でも「ほぼ日手帳」や料理レシピ本などヒット作に恵まれ、今や年間売上高が30億円を超えるネット企業だ。 糸井氏が上場を考えるのは、「会社を残す」ためだ。糸井氏は現在66歳。ある時点から「会社はもう自分のものじゃない。このメンバー(社員)やこのお客さんがいない
近年、スマートフォンやタブレットなど個人の端末の普及で、ネットが“当たり前”の存在になってきました。ノマドワーカーのように、ネットを駆使した多様な働き方も。ネットは働く人の重要なツールの一部になりました。Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)」の主宰として、ネットの今までとこれから、そして「はたらくこと」を見つめている糸井重里さんに、働く人とネットの関係性について聞いてみました。 ■ しっかり休むと、ネットは「欠かせる」と思える ――早速ですが、糸井さんはスマートフォンユーザーですか? 糸井 発売から間を置かずにiPhoneを使い始めました。仕事では、メールと、Twitterに使っています。 ――スケジュール管理は? 糸井 自分の予定は、今日何をするか、メールで毎日もらっているんですよ。それを見るためにiPhoneを使っています。社内ではサイボウズを使っているので、こいつはここにいるん
株式会社クリーチャーズ(英: Creatures Inc.)は、ゲームソフトやカードゲーム、コンピュータグラフィックス、デジタルアニメーション、玩具、書籍等の企画・開発会社。東京都千代田区に本社を置く。 概要[編集] 石原恒和が株式会社エイプを退社したのちに設立されたゲーム会社である[3]。 『ポケットモンスター(ポケモン)』関係の開発にかかわる企業の一社であり、原作である『ポケットモンスター 赤・緑』の時からゲームソフト開発に関与している。そのため、コンピュータゲーム版『ポケットモンスター』シリーズの著作権を発売元の任天堂株式会社、開発元の株式会社ゲームフリークと共に3社で共有しており、この3社で後にシリーズのライセンス管理を手掛けることとなる株式会社ポケモンを立ち上げている。 ポケモン関係以外には、NINTENDO64やニンテンドーゲームキューブ、Wiiなどで発売される、3Dゲーム化さ
『MOTHER』というゲームって、なんなんだろう。 いまでも、ほんとうに答えるの、むつかしいです。 子どもたちが、おもちゃ箱にある人形やら、 台所のいらなくなった食器やら、 工具入れの中から探し出したボルトやナット、 庭先の葉っぱや小花、 そういうものを、でたらめな歌を歌いながら カーペットいっぱいに並べて、 その世界についていくらでも話しはじめるような。 そんな感じで、『MOTHER』はつくられたのです。 そりゃ、ぼくも、おとなですから、 もっとこのあたりに角度をつけようだとか、 このへんに、こうしてこの秘密を隠しておいてとか、 少々いじわるな工夫も、惜しみなくいれてますけどね。 そして、そこに、 ほんとうにたくさんの友だちが遊びに来てくれて、 それぞれの楽しみ方で、 シンプルな根っこと幹だけの物語に、 枝や葉や花をつけてにぎやかにしてくれた。 だからもう
あのね、ま、言いづらい話なんですけど、 世の中には「頭のいい人になりたい人」というのが すごくたくさんいてね、多くの場合、 その人たちが迷惑をかけるんですよ。 なぜかというと、頭のいい人になりたい人たちは、 すごく頭のいいことを考えて、 みんながそれに従えば 世の中がよくなると思ってるんです。 で、法律や、決まりや、 マニュアルをたくさんつくる。 それに従えば幸せがやってくると思って。 「1、こうするといいぞ」とか、書くんです。 でも、みんなは、頭のいい人の思惑を外れて、 「えっと、4番はなんでしたっけ?」とか、 「俺、じつは読んでないんですよ」とか、 「まぁ、いいじゃないですか」とか言うわけです。 そうすると、頭のいい人になりたい人たちは、 「どうして大衆ってバカなんだろう」って もう、涙を流しながら思うんです。 「だから戦争が起こるんだ」とか言うんです。 でもね、彼らが言うようなことが
常々「尊敬する人」として糸井重里さんの名を上げ、しかし「糸井さんに会うだけの経験と思考の蓄積が自分にはまだない」とも語っていたコンテクストデザイナー高木新平さん(ちなみにご自身のブログ名は「美味しいコンセプト」)。そんな高木さんが仲間と暮らす、昼夜逆転シェアハウス「トーキョーよるヒルズ」に、これから野球のナイターでも見ようかというような様子で糸井さんがふらりと訪れた。東京・六本木の熱帯夜。扇風機がゆるく回る中、「シェアハウスって何?」というあたりから対談は始まった…… 1人6万円で自前の交流の場を作る 高木 こんにちは。どうもはじめまして。 糸井 おかまいなく。自主的にやりますから。 高木 ここは“家”なんで、くつろいでください。みなさん、コップなどはご自由に使ってください。 糸井 セルフ・ホスピタリティ(笑)。「よるヒルズ」の家主の方針に従いますからね、僕は。(見回して) みんなでクラブ
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