さて、本年5月20日、呉座先生が日本歴史学協会(以下、日歴協)に対して提起した民事訴訟の一審判決が言い渡されました。残念ながら、判決は呉座先生の請求を棄却するものとなりました。 判決を受けて、あたかも裁判所が呉座先生のことを差別主義者であると認定したかのような主張をする者(その中には研究者を自認されている人もいます)が散見されることに、憂慮の念をいだいております。今回の訴訟で日歴協は、呉座先生の投稿が差別・ハラスメントであると繰り返し主張し、多数の意見書も提出しましたが、判決は、呉座先生の投稿が差別やハラスメントにあたると判断していません。 同判決について、本日付で呉座先生は控訴しました。当会としても呉座先生とともに勝訴を勝ち取るべく、さらに強く支えていく所存です。 今後とも、皆様のますますのご支援をよろしくお願い申し上げます。 呉座勇一先生の裁判を支える会一同