日本農業新聞は、国内唯一の日刊農業専門紙です。農政や農家の営農に役立つ技術情報、流通・市況情報に加え、消費者の関心も高い食の安全・安心、農産物直売所、地産地消、食農教育なども取り上げます。国民の暮らしに直結するTPP問題も徹底報道中。
シカ肉のたたきと、ミンチを使ったミートソースが楽しめる一皿=篠山市西町、篠山城下町ホテルNIPPONIA 日本では冬に食すイメージが強いシカやイノシシなどの野生鳥獣肉「ジビエ」だが、夏場に流通するシカ肉が増え始めている。その名も「夏鹿(なつじか)」。農作物の食害を防ごうと捕獲頭数が年々増えているのを背景に、専用の食肉処理施設が増加し、処理マニュアルも整ってきた。新鮮で良質な肉が流通するようになり、これまで口にしなかった消費者も、おいしい料理に引き寄せられているようだ。(井垣和子) 兵庫県篠山市のホテル「篠山城下町ホテルNIPPONIA(ニッポニア)」のレストラン。7~8月末、看板メニューに「夏鹿」を出している。ミートソースやたたきなど初めての人でも食べやすい料理をそろえる。 昨年は8月の1カ月間、夏鹿をメニューに載せた。低カロリー・高タンパクなシカ肉に、客からは「あっさりして軟らかい。臭み
夏でもジビエ! 新宿三丁目の肉バル「パンとサーカス」が8月より「夏鹿」と「ヒグマ」を使ったフェアを開催。 プレスリリース発表元企業:株式会社 宮下企画 配信日時: 2017-08-01 16:00:00 株式会社宮下企画の運営する、ジビエを中心に様々な肉料理を提供するダイニングバー「パンとサーカス」(新宿三丁目)で、8月3日から9月30日まで静岡県産の「夏鹿」と北海道産の「ヒグマ」を期間限定販売する。メニューは「夏鹿のロースト~ベリーとナッツの2種ソース~」「夏鹿のブレザオラサラダ」「ヒグマのロースト」「ヒグマのメンチカツ」の4品。一般的に知られているジビエシーズンは、狩猟解禁となる11月中旬~2月中旬だが、新しい「夏ジビエ」を提案。春から夏の新芽を食べた夏鹿は冬の鹿よりもさっぱりとした爽やかな味わいで、近年人気が高まっている。また、夏の疲れが蓄積される8月9月に、古来より”精がつく”こと
<カントリージェントルマン> 日本の若者が指でVサインを作り、「ピース」といって写真に納まる姿を目にすると、心中穏やかではない。Vサインを裏返して相手に手の甲を向けるしぐさは、英国人にとってこの上ない侮辱の印だからだ。それが現在のような形で使われるきっかけを作ったのは、英元首相のウィンストン・チャーチルだという。葉巻愛好家の彼は、相手にむかっ腹を立てると、太い葉巻をはさんだまま2本の指をふりかざすクセがあった。それをいさめられると、この老練な政治家は手をくるっと回して「Victory(勝利)のVだ」と切り返した--ということらしい。いずれにせよ、Vサインは「平和(ピース)」とは無縁なのだ! 古く封建時代から、Vサインは相手への侮辱、挑発だった。1000年以上もの間、野生動物を狩り、その肉を食べることは王侯貴族の特権であり、庶民が弓矢で鹿を射ればつるし首、もしくは二度と弓を引けないように人さ
» 【ジビエ好き歓喜】ランチパックが北海道ご当地商品『エゾ鹿肉入りカレー』を発売したぞー!! 「なぜエゾ鹿なのか」聞いてみたよ! 【ジビエ好き歓喜】ランチパックが北海道ご当地商品『エゾ鹿肉入りカレー』を発売したぞー!! 「なぜエゾ鹿なのか」聞いてみたよ! 田端あんじ 2015年12月9日 0 みんな大好き、山崎製パン「ランチパック」は、全国各地にご当地商品があることでもよく知られています。 知らない土地を訪れたら、ぜひとも食してみたくなる。珠玉のラインナップが公式サイトに並ぶなか、ふと目にとまったのが『エゾ鹿肉入りカレー』なる商品……! ジビエに目がない記者(私)としては、めちゃくちゃ気になるんですけども!! 【鹿肉のカレーですと……!?】 「北海道陸別町で加工されたエゾ鹿肉の挽肉入りのカレーをサンドしました」 うわあああ、サイトに記載されたこのひと言だけで、お腹が鳴るううう! ナイスすぎ
極端な増加を防ぐために捕獲され、食用に加工された兵庫・丹波産の鹿「丹波鹿」のエキスを使ったポテトチップス「しかぽてち」を兵庫県宝塚市の鹿肉料理研究家で「愛deer料理教室」代表の林真理さん(51)が販売している。林さんは「薬肉といわれる鹿肉の味を楽しんで、鹿や森のことを知るきっかけになれば」と話している。(篠原拓真) 県内では鹿の過度な増加により、農林業や植物生態への影響が問題となっており、県などは被害抑制を図るために、個体数の調整や生息状態調査などを行っている。 林さんは8年前から料理教室などで鹿肉を扱うなどの活動を続けており、「もっと鹿肉を気軽に食べてほしい」と、2014年から鹿肉を使った加工食品の開発に取り組んできた。今回はその第1弾で、第2弾では「鹿ドリンクを開発したい」と話す。 「しかぽてち」は、丹波市の会社で食肉加工された野生の丹波鹿を使用。骨や首などの食用に利用されにくい部位
秩父地域で捕獲したシカの肉を気軽に味わってもらおうと、小鹿野町や秩父市吉田地区の西秩父地域で「天然鹿のみそ漬け丼」の販売が始まった。 有害鳥獣による農作物などへの被害が深刻化する中、シカを地域資源として活用する「ちちぶのじかプロジェクト」の一環。野生鳥獣の肉を使ったジビエ料理は「硬くて臭い」といったイメージも付きまとうが、プロジェクトを推進する 西秩父商工会は「しっかりと処理した鹿肉は本当においしい。西秩父の新たな名物にしていきたい」と意気込んでいる。 県農業支援課などによると、県内の昨年度の有害鳥獣による農作物被害額は1億4248万円。そのうちシカによる被害額は1664万円で、過去5年間の平均額も約1600万円に上る。シカは昨年度に県内で約1500頭が捕獲され、捕獲数は増加傾向にある。 同会は2006年度から有害鳥獣として駆除されていたシカの商用化に着手。12年4月から商用化が可能になっ
シカやイノシシなどの動物は農作物に被害を与えるため、ハンターが狩ってもOKな「狩猟鳥獣」と認定されているのですが、倒されたシカやイノシシの肉が市場に出回る機会はさほどなく、牛肉や豚肉とは違って「食べたことがない」という人も多いはず。中でもシカの肉は赤身で脂身が少なく、ヘルシーで栄養価の高い食材なのですが、ハンターが狩猟してさばいた生の鹿肉を塊でゲットすることができたので、一体どんな味わいなのか、ステーキや赤ワイン煮込みに料理して食べてみました。 鹿肉の塊はこんな感じ。普段口にすることがないため、一体全体、どのように調理すればおいしく食べられるのかいろいろ調べたところ、牛肉や豚肉の代わりに使ったりするレシピが多く、ステーキなどでもOKの様子。ただし、生食はE型肝炎の恐れがあるのでしっかり火を通す方が良さそうです。 まずは食べられなさそうな膜などを除去。 味見として小さく切り分けた鹿肉に塩コシ
ハンターがさばいた鹿肉を調理して食べたところ、部位によっては食べづらいところがあるなど、ベストな状態で加工されている牛や豚とは大きな違いがありました。そこで、おいしくジビエ料理を食べられないものかと調べたところ、野生の鹿やイノシシを独自の方法で熟成・加工して良質な食肉として販売する「京丹波自然工房」という加工施設があるということなので、鹿肉お試しセットの「京都もみじセット」を注文して、おいしさを追求して加工された鹿肉を味わってみました。 京丹波自然工房|京都の鹿肉・猪肉の販売 http://www.kyototanba.net/ 京都もみじセット(鹿肉のお試しセット) - 京丹波自然工房|京都の鹿肉・猪肉の販売 http://www.kyototanba.net/?pid=68737244 「京都もみじセット」が到着しました。 内容は「鹿ソーセージ(2本)」「キーマカレースパイス」「鹿まん
東京周辺のエスニックな肉料理を食い尽くすこの連載「東京エス肉めぐり」第9回は「焼ジビエ 罠五反田店」。名前からして蠱惑的な響きがするこのお店は鹿、猪、熊、猪豚、雉などの国産の野生鳥獣肉、いわゆる「ジビエ」を炭火と七輪を使った焼き肉スタイルで提供してくれるのだ! 「それってエスニック料理じゃないじゃん?」などと言わないように! 25年以上にわたり、世界30数カ国の料理を食べ歩いてきた僕に言わせるなら、日本食こそ世界中のエスニック料理の極北よぉ~! 日本食は世界最強のエスニック料理!? 油をたっぷり使う料理、炒め物や揚げ物が極めて少ないし、魚や野菜などの生食も多い。さらに箸の使用を前提とするため小さなお皿や小鉢に少量ずつ盛り付ける。その上、小食や素食が良しとされる。東南アジアやインド、中東やヨーロッパでは何処に行っても油をたっぷり使うのが基本だし、大量に盛り付けて大量に食べるのが良しとされる。
ベッカーズ、ベックスコーヒーショップなどで、長野県産の鹿肉を使った“限定メニュー”が11月1日に発売される。 ベッカーズで販売されるのは「信州ジビエ鹿肉バーガー」。長野県産の鹿肉を使ったミートパティ(100g)とグリルした長野県産のあわび茸に、鹿肉のだしと赤ワインのソースを合わせ、自家焼成の酒種(さかだね)バンズで挟んで仕上げられている。注文後にミートパティを焼き、“出来たてアツアツ”が提供されるそう。単品価格は690円。
上伊那郡中川村大草の木下重幸さん(53)と妻の直美さん(53)が自宅を改修し、鹿肉の薫製工房をオープンした。ともに上伊那猟友会中川支部に所属。狩猟免許と銃砲所持許可を持ち、鹿猟をして村内の施設で解体作業を手掛ける。直美さんが味付けした第1弾の商品「鹿くん」の販売を始めており、「かめばかむほど味が出る」とPR。夫婦二人三脚で狩猟から販売までを一貫して行う。 重幸さんは20代で、直美さんは30代で猟を始めた。副業をしながら、猟期を中心に猟をしている。これまで鹿肉は家で焼いたり薫製にしたりして食べていたが、使い切れない肉は埋めてしまうことも。「もったいない」とこの十数年、商品化に向けて研究してきた。 約300万円を投じて自宅を改修。調理や薫蒸、乾燥、包装を一貫してできるようにした。県から食肉製品製造業の許可を得るのに必要な資格を持つ衛生管理者が見つかり、猟友会仲間などの後押しも受け、念願の工
熟成されたエゾシカの肉を、自分の手で捌いて食べるという集いに参加してきた。 エゾシカの熟成肉を食べる集い 最近は「熟成肉」あるいは「ドライエイジング」と呼ばれる、冷蔵庫で数週間寝かせた肉が流行っていて、熟成肉を食べさせる専門のレストランなども続々オープンしているようだ。 ぜひ私も食べたいなと思っていたところに、ちょうど熟成肉を食べる集いのお誘いを受けた。ただその肉は、牛の熟成肉ではなく、北海道で猟師が仕留めたエゾシカなのだという。 え、エゾシカ? ちょっと意外な展開ではあるが、牛の熟成肉やフレッシュなエゾシカなら今後も食べる機会があるだろうけれど、熟成されたエゾシカの肉を食べるチャンスなんてめったにないので、もろ手を上げて参加させていただいた。わーい。 ここがその会場らしい。 エゾシカの熟成肉を食べる集いの開かれた会場は、特定非営利活動法人伝統肉協会が営む「エゾシカフェ」。ここは毎週金曜日
どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 先々週、先週と、「週刊文春」が “中国猛毒食品”の告発キャンペーンをしている。3月28日号と4月4日号。この後も続くらしい。 週刊文春は数年置きにこのキャンペーンをやるが、中国に対する反感が強まっている時期だと、やっぱり売れ行きが伸びるのだろうなあ。タイムリーにカンフル剤を使う、という感じでしょうか。 どれどれ、と読んだが、書く手法が以前と同じ。古い、手あかにまみれた“トリック”が使われている。 なんだか情けなくなりつつ、ほかの記事を読み進めて、3月28日号のエッセイにぶち当たった。驚愕! とてつもなく危ない食品が「とろーんと
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