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ブックマーク / soorce.hatenablog.com (127)

  • 萩尾望都もマニアへの対応には苦慮していた、という話。「まんがABC」(1974年)、「わたしのまんが論」(1976年)より。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    マニアさま―― わたしはまったくもって人間であります ほんとです こういったまんが好きのマニアの一派に、いわば変格マニアとでもいうべき少数派がいて、これを私はド・マニアといっている。 その考察は独断と偏見に満ち、その自己顕示欲はボウリングのボールのごとく、ピンをすっとばして、疾走し、その鼻は芸術性と文学性に満ちて天をあおぎ、一般大衆を見くだすその目はカマキリのごとき。 萩尾望都といえば、1970年代を通じて最も「マニアうけ」した少女漫画家であったと言っても過言ではないかと思います。 やっぱりというか、残念ながらというか、そういう人には(ごく少数だった、とは思いたいけど)困った方もいらっしゃったようで、萩尾望都も少々、いや、かなり苦労していたみたいなんですね。 「まんがABC」より「M・マニア」 別冊少女コミック1974年6月号に掲載された読切「まんがABC」(現在の所単行未収録)より。*

    萩尾望都もマニアへの対応には苦慮していた、という話。「まんがABC」(1974年)、「わたしのまんが論」(1976年)より。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
    kowyoshi
    kowyoshi 2009/04/30
    漫画極道の世界は、過去にもそして未来にもあるのだ/なんか自分にブスブスと突き刺さって痛い
  • マンサン版女犯坊の残りも単行本化して欲しいので、全掲載記録・サブタイトル一覧と未単行本化エピソードをまとめておく。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    未だに3巻以降が出るかはっきりしない、マンサン版女犯坊(坂六有×ふくしま政美)なんですが、現在単行になってる部分は、全五十七話のうち十九話。 一〜八話までを収録。 九〜十九話までを収録。 つまり、単行で出会った場合は、(今の所)全貌の1/3までしか触れられていないわけです。 (これは、ある意味エロトピア版と似ているかもしれません。あちらも、復刊されるまでは全三部のうち第一部と、第二部の一部分しか単行化されていなかったのです) しかしそれはあんまりじゃないのかと思ったので、残りも単行化されることを願ってデータを掲載しておくことにします。 話数、サブタイトル、掲載号数一覧 号数は、すべて週刊漫画サンデーの表記に拠るもの。 実際の発売日は2週間早く、発売日では2007/11/6〜2008/12/22まで。 カッコつき数字は、丸囲みだったのですが文字化け対策としてカッコに変更。 表紙にな

    kowyoshi
    kowyoshi 2009/04/06
    やばい、メタル竜水ちゃん読みたい/改めて、メジャー少年誌以外の漫画誌はキープしておかないといけないと実感。
  • 「母娘丼」の対義語ってなんだろう - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    なんというか、ある種の男女関係に関する言葉なんですが、なんといえばいいのかわからない。 もちろん、「母娘丼」が正しい日語じゃないのはわかってます。 判りやすいように図で説明してみますが、このテの言葉には主視点が2種類あるんですね。 図中の線の意味は察してください。 中心人物との並列関係から定義される言葉 まずこれが「穴兄弟」 その対義語が「竿姉妹」(棒姉妹とも) これらは、結果そうなった人達の関係を述べているだけです。 中心になってる人物から見た言葉というのは無いといっていいんじゃないのかな。 中心人物の視点から定義される言葉 これが「母娘丼」 こちらが「姉妹丼」 どちらも「べた」側からすると、という視点なんですね。 逆転した場合になんと呼べば良いのかわからないもの、他 では、以下2パターンはなんと呼べば良いのか。 仮に「子連れ狼」としますが、定着した名前があるのかどうか。 こっちは仮

    「母娘丼」の対義語ってなんだろう - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
    kowyoshi
    kowyoshi 2009/02/06
    スーパーマリオに吹いた/子連れ狼もいいけど「二子玉丼」というサンレッド的なのはどうでしょう/男→男→女は「一気通関」とか
  • かんなぎ騒動で思い出したけど、池田理代子も「漫画を描くのを止めろ」という脅迫の手紙を受け取ったことがあるよ、と言う話(1979年、講談社Be-Loveより) - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    私はよく、萩尾望都さんや竹宮恵子さんや大島弓子さんの熱狂的なファンだと称する人たちから、 「めざわりだから、早く漫画界から消えるように」という、おごそかな、迫力ある忠告の手紙を受け取ります。 前にあげた3人の作家的傾向でない作品は価値がないのだから、存在すべきではないというのです。こういうことを、けっして頭の悪くなさそうな女子大生なんかが、きれいな文字でしっかりと書いてくるのだから、暗澹としたきもちになってしまいます。 また、中には集団で、出版社に「○○をやめさせるように」という投書をする人たちもいます。 ここ最近のかんなぎ騒動に関して私がやれることは全く無い*1ので、過去の話を持って来てみることにします。 これは、レディースコミックの歴史*2をいつか記事に出来るといいなーと思って以前*3調べものをしていた時に手にした、講談社BE・LOVEの創刊号*4に載っていたものです。 あまりに状況に

    kowyoshi
    kowyoshi 2008/12/09
    昔から、マニア(おたく)が外に牙をむき出しにしたらマジキチになるでござる、の巻/人間って進歩しないなあ。自分含めて。
  • 2008-11-09

    Dr.スランプが生まれるまでにボツになった原稿は1000枚くらいです タイトル マンガを描き始めたのは23から 高千穂(以下「高」):鳥山さんのことは、どこにも詳しいことは発表されていないんですよね*1、どういう人で、という事が。 鳥山(以下「鳥」):ええ。 高:では、そのアウトラインから。鳥山明と言うのは名ですか? 鳥:名です。 高:珍しい名前ですけど多いんですか? 鳥:祖母のところでは多いですよ。三河(愛知県)の幡豆はずという所ですけど。 高:出身地は・・・? 鳥:えーと、現在住んでる所です。ずっと定着してるんです。 高:そうすると西春日井郡(名古屋市の北)...。 鳥:はい。 高:いま、お歳は? 鳥:25です。昭和30年*2の4月5日に生まれました。 高:マンガ家になるまでの経過は、そうしますと? 鳥:高校のデザイン科を出て、やっぱりデザイン関係の会社に入りましてね・・・、あまり

    2008-11-09
    kowyoshi
    kowyoshi 2008/11/10
    これだから、古い雑誌は捨てられない。
  • オヤジ漫画を読まないなんて人生を損している! - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    この前、「オヤジ向けの世界はすごく良く出来ている」というテーマで友人と討論になったんですが、 数百人の作家が切磋琢磨=質の向上 読切や短期連載中心=質の向上、購入しやすい 毎月雑誌20冊+単行小説で*150冊出る=作家が生活出来る 作家さんは1、2週先すら見えない=読者には新鮮さがもたらされる 購入層の財布の紐がゆるい=作家が生活出来る 購入層の心が広い=多少問題のある作家も生活出来る、トンデモ展開?面白くない?絵が汚い?古い?なんでもいいよその回インパクトがあれば。 という非常に安定した輪の中で完結しているのですね。 でもそれにも問題があって、 力量のある作家さんがオヤジ漫画ファンのみの中で消費される=人気の頭打ち ヤクザ・警察・グルメを主軸にするため話のワンパターン化=人気の頭打ち 購入者の心が広いのでアレな内容でもそれなりに売れる=質の低下 といった面もあります。 中でも特に私が

    kowyoshi
    kowyoshi 2008/08/31
    「極道の食卓」を読まずして、食漫画通を気取るな!ってことですね?
  • 週刊漫画TIMESの「解体屋ゲン」でニコニコ動画ネタ - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明

    再生   41,231 コメント  11,757 マイリスト 1,310 どう見てもニコ動です。 再生数はどんなもんだろう。結構多いのか? 解説 この画像は芳文社週刊漫画TIMESに連載中の星野茂樹×石井さだよし「解体屋こわしやゲン」の第289話(日発売号に掲載)より。 先週号の展開がこんな感じ。 ライバル会社にネット掲示板を駆使して自社の悪口を広められまくった五島爆破(有)株式会社*1、しかも敵は「囲み」という手段を使ってさらにハメようと ゲンさんがマスコミに囲まれた中刺され、驚いて動いたところ周囲の記者が と転び公妨ばりの演技で倒れる。 当然大バッシング、どうなる、どうする! と、ここから今週号。 マスコミの大バッシングに意気消沈のゲンさんたち。 会社は解散かもしれない、どうしよう・・・。 と、その時、ネットをチェックしていたゲンさんの会社の社員中村光中原光*2(24歳)が見つけたも

    週刊漫画TIMESの「解体屋ゲン」でニコニコ動画ネタ - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明
    kowyoshi
    kowyoshi 2008/08/23
    確かにネットで話題になるオヤジ向け漫画誌(除くビッグコミック系)はゴラクに偏っている気がする。