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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (237)

  • オスの「武器」が大きな哺乳類、メスは「脳」が大きい、初の報告

    崖の上に立つ3頭のビッグホーン(Ovis canadensis)。新たな研究により、ビッグホーンなどの哺乳類のオスは角をより大きくするように進化し、メスは脳をより大きくするように進化したことが示された。(PHOTOGRAPH BY TOM MURPHY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 4万年以上前からスイギュウの角やイノシシの牙を洞窟の壁に描いてきたように、人類は、はるか昔から大きな「武器」をもつ動物たちに魅了されてきた。しかし、角や牙の威厳に執着するあまり、メスで起こっている驚くべきことに気づかなかったのかもしれない。2024年1月12日付けで学術誌「Behavioral Ecology and Sociobiology」に掲載された研究で、哺乳類のオスで戦闘用や自分の健康状態を示す大きな武器が進化すると、同種のメスでは想定より脳が発達することが初めて示された。 こ

    オスの「武器」が大きな哺乳類、メスは「脳」が大きい、初の報告
    kowyoshi
    kowyoshi 2024/01/18
    バクみたいに体に比べてチンポが大きい生き物かと思ったら…
  • 恐竜時代最後の貴重な光景を伝える、驚きの化石群を発見

    炎から逃げようとするハドロサウルス類の群れ。ハドロサウルス類は草恐竜で、北半球の白亜紀後期の化石産地からはよく見つかるが、南半球ではほとんど見つかっていない。(ILLUSTRATION BY DE AGOSTINI/GETTY IMAGES) 恐竜の全盛期は炎の中で終わった。約6600万年前、巨大な隕石が中米に落下して史上5回目の大量絶滅を引き起こし、地球上の生物種の約75%が死に絶えた。(参考記事:「小惑星衝突「恐竜絶滅の日」に新事実、1600km先のガスが155℃に」) 地球の生命史におけるこの運命の瞬間について私たちが知っていることの大半は、北米で発見された恐竜化石、なかでも現在の米国西部に生息していたティラノサウルスやトリケラトプスの化石からもたらされた。しかし最近、アルゼンチン南部のパタゴニア地方で、恐竜時代の骨の破片や歯などを大量に含む層(骨層、ボーンベッド)が発見されたこと

    恐竜時代最後の貴重な光景を伝える、驚きの化石群を発見
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/10/31
    いつか日本に恐竜展という形で研究成果が…(それまで生きていられるかな?)
  • ハブ毒の酵素でアルツハイマー病の原因物質を分解、東北大など

    毒蛇のハブが持つ毒素から精製したタンパク質分解酵素が、アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドベータを分解することを東北大学などの研究グループが発見した。人間の体内酵素がアミロイドベータを分解することは知られていたが、生物の毒素も効果的だと分かったのは初めて。アルツハイマー病の新たな治療法の開発につながることが期待されるという。 東北大学大学院農学研究科の二井勇人准教授(酵素化学)と小川智久教授(タンパク質化学)は、ハブ毒から金属イオンとタンパク質との相互作用を利用し、蛇毒メタロプロテアーゼというタンパク質分解酵素を分離、精製した。ハブは2018年に九州大学などのグループが全ゲノム解読に成功している。ハブ毒は11種類のメタロプロテアーゼを含む多くの成分によって構成され、「タンパク質のカクテル」といわれる。メタロプロテアーゼの働きによって、ハブに噛まれた人は内出血や血液凝固を起こす

    ハブ毒の酵素でアルツハイマー病の原因物質を分解、東北大など
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/10/30
    毒があるからといって、むやみやたらとハブを駆除するわけにもいかなくなった。
  • 恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州

    恐竜の骨で作った彫刻。約5万ドル(約750万円)の値段が付けられていた。今回押収された、米ユタ州の公有地から違法に発掘された化石の1点。(PHOTOGRAPH BY BUREAU OF LAND MANAGEMENT) 米国ユタ州の連邦検察は2023年10月19日、大規模な恐竜化石密輸に関わった罪で4人を起訴したと発表した。 起訴状などによると、米国政府がユタ州に所有する土地から秘密裏に発掘された恐竜などの化石が、展示販売会などで売りさばかれたり、建築資材や宝石と偽って中国に輸出されたりしていた。違法な取引と虚偽の申告は2018年3月から2023年初めまで続いた。 「違法に掘り起こされ、商品に加工されたことによって、数万ポンド(1ポンドは約0.45キログラム)の恐竜の化石が科学的価値を失ってしまいました。未来の世代はもう、これらの化石から科学的探究と驚きを体験することはできません」と、ユタ

    恐竜化石の密輸で4人起訴、「とんでもない量」、米ユタ州
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/10/26
    ダイナソー小林先生がミネラルショーとか嫌いな理由か>今回起訴された4人の罪状には、米国に対する陰謀、虚偽表示、米国の財産に対する窃盗、資金洗浄、密輸未遂などが含まれている
  • 牛や豚などの赤肉、週2食でも2型糖尿病のリスク上昇、研究

    赤肉にはタンパク質、ビタミン、鉄や亜鉛などが含まれているが、これらはすべてほかの材からも摂取できると専門家は言う。(PHOTOGRAPH BY BRIAN FINKE C/O EVERYBODY SOMEBODY INC, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 赤肉(ウシ・ブタ・ヒツジなどの肉で、脂肪分が少ない部位を示す「赤身肉」とは異なる)をべる量を減らすよう、普段から注意している人もいるだろう。 だが、新たな研究では、それでは不十分かもしれないことが示唆されている。週に2分の赤肉をべるだけで、2型糖尿病のリスクが高まる可能性があるというのだ。一方で、平均的な米国人やオーストラリア人、アルゼンチン人、モンゴル人、セルビア人の肉の消費量は、年間およそ100キロ以上にのぼる(編注:経済協力開発機構(OECD)のデータによれば、日人はおよそ42キロ)。 赤肉を大量に

    牛や豚などの赤肉、週2食でも2型糖尿病のリスク上昇、研究
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/10/25
    だからといって過剰なヴィーガンもなあ>赤肉のデメリットは、2型糖尿病のリスクを増やすことだけではない。過剰な赤肉の摂取が、心臓病、肝臓病、肥満、がんのリスクを高めることは、研究によって示されている
  • 野生の緯度から離れたパンダ、より無気力で異常行動が増加、研究

    フランスのボーバル動物園で飼育されているオスのジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)。中国には、野生のパンダが約1800頭生息している。(PHOTOGRAPH BY ERIC BACCEGA, NATURE PICTURE LIBRARY) 転がったり、滑ったり、楽しそうに遊んだりして、動物園の来園者を楽しませてくれるジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)。しかし、新たな研究により、飼育されるパンダに潜む問題が明らかになった。 動物園で飼育されているパンダは、来の生息地とは異なる緯度で生活している場合、野生で生活しているときより活動レベルが下がり、異常行動も示しやすかった。この論文は2023年9月18日付けで学術誌「Frontiers in Psychology」に掲載された。 英国スターリング大学の博士課程の学生で、心理学を専攻し

    野生の緯度から離れたパンダ、より無気力で異常行動が増加、研究
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/10/19
    あー>12頭のうち、生き残ったのは、9頭だけだった。野生に再導入された後に繁殖した唯一のパンダは、野生下から保護された個体だった
  • 哺乳類が恐竜を襲う!「奇跡の化石」が見つかる、1億2500万年前

    プシッタコサウルス(草恐竜)とレペノマムス(肉哺乳類)が格闘している状態の骨格が発見された。(PHOTOGRAPH BY GANG HAN) 中生代(約2億5200万年前~6600万年前)は、巨大な体を持つ堂々たる恐竜たちの時代だった。それに引き換え、同時代の哺乳類は、恐竜たちの陰で生きていた臆病な動物だと思われがちだ。しかし、中国北東部から出土した非常に保存状態の良い化石は、恐竜を襲う哺乳類もいたことを示した。(参考記事:「太古の「百獣の王」、新種の絶滅哺乳類を発見」) それは約1億2500万年前に生きていた2体の動物がからみあった化石で、どちらもほぼ完全な形の骨格が残されている。大きいほうの骨格は、プシッタコサウルス(Psittacosaurus lujiatunensis)というイヌほどの大きさの草(植物)恐竜だ。それに覆い被さっていた小さな骨格は、アナグマほどの大きさのレペ

    哺乳類が恐竜を襲う!「奇跡の化石」が見つかる、1億2500万年前
    kowyoshi
    kowyoshi 2023/07/26
    すげえ
  • 海洋保護区を設けたら漁業が潤う いったいなぜ?

    北中米最大の海洋保護区であるメキシコのレビジャヒヘド国立公園には、海洋生物の豊かな生息環境が広がる。写真のサンゴ礁にはネムリブカやパシフィッククレオールフィッシュ、バーバーフィッシュ、ツノダシなどが暮らしている。(PHOTOGRAPH BY ENRIC SALA, NATIONAL GEOGRAPHIC) メキシコ西岸沖の4つの火山島を囲む外洋では、サメやマンタが自由に泳ぎ回り、ザトウクジラが出産そして育児を行っている。300種を超える魚が生息し、そのうち36種はここでしか見つからない。すべての種が漁業から保護されている。 約14万7600平方キロメートルのレビジャヒヘド国立公園(日の面積の約4割に相当)は「メキシコのガラパゴス」と呼ばれ、大型動物の世界最大の生息地であり、北中米最大の海洋保護区でもある。 国立公園の誕生から5年が経過した今、国立公園が野生生物、そして、メキシコの漁業に良

    海洋保護区を設けたら漁業が潤う いったいなぜ?
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    kowyoshi 2023/06/04
    日本の水産庁とかは「あーあー聞こえない」しそうな話
  • 侵略的外来種のミノカサゴ、ついにブラジル沿岸にも定着

    ミノカサゴはもともとはインド洋から太平洋にかけての海域に生息していたが、おそらく人が放流したせいで、現在はカリブ海と西大西洋の一部に定着している。今回ブラジル沿岸でも数を増やしていることが分かった。欲は旺盛で、(人間以外には)はこれといった天敵もいない。(PHOTOGRAPH BY HUMBERTO RAMIREZ, GETTY IMAGES 海を泳ぐ魚の中でおそらくもっとも有害で侵略的とされるミノカサゴ。破竹の勢いで拡大する生息域が、北中米のメキシコ湾やカリブ湾と同じように、はるか南のブラジルからも報告された。 ミノカサゴは何年もの間、拡大を続けてきた。ミノカサゴがメキシコ湾で初めて見つかったのは1985年のこと。放流された観賞魚だったと考えられたが、その後生息域を米国の東海岸沖やカリブ海にまで急速に広げ、2010年ごろには南米沿岸でも確認された。 しかし、ベネズエラやトリニダード・ト

    侵略的外来種のミノカサゴ、ついにブラジル沿岸にも定着
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    kowyoshi 2022/08/24
    ひい>ミノカサゴの背びれには「毒針」があり、異なる環境や食べ物への適応力が非常に高い。繁殖力もとても強く、仔魚は海流、時にはハリケーンによって広く遠くへ運ばれる。そして進出先に天敵がほぼいないこと
  • 世界的な食料危機が迫っている、ウクライナ侵攻で肥料が不足

    ナイジェリア、ラゴスの肥料メーカー、ゴールデン・ファーティライザー社で肥料が混ぜられる様子。肥料不足は世界中で料不足につながる可能性があると専門家は指摘している。(PHOTOGRAPH BY PETER ESSICK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 世界の肥料不足なんて他人事だ。そう思ってはいないだろうか。もしもあなたが北米、ヨーロッパ、中南米、またはアジアでこれを読んでいるならば、今日生きていられるのは化学肥料のおかげである可能性が高い。 著名なエネルギー研究者であるカナダのバクラフ・スミル氏によれば、人類の5分の2にあたる30億人以上が化学(窒素)肥料によって生かされている。現在、これらの肥料が足りなくなっており、世界中の農家、肥料会社、政府が、作物収量の激減を避けようと躍起になっている。(参考記事:「化学肥料と地球の未来」) 1年以上にわたって様々な出来事で打

    世界的な食料危機が迫っている、ウクライナ侵攻で肥料が不足
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    kowyoshi 2022/06/02
    プーチンは世界の敵というのがまた確定した
  • 交尾後にメスから自らを射出するオスグモ、カタパルト機構を駆使

    実験中にメスと交尾するマツガエウズグモ(Philoponella prominens)のオス(右)。(PHOTOGRAPH COURTESY OF SHICHANG ZHANG) 交尾(交接)後、相手のメスにべられる危険があるオスのクモが、巧妙な脱出方法を進化させた。自分の体を空中に射出する離れ業だ。 中国、武漢にある湖北大学の生態学者シーチャン・チャン氏が、マツガエウズグモ(Philoponella prominens)でこの現象を観察した。オスグモが性的共いから逃れるために自身の体を勢いよく飛ばす行動が確認されたのは初めて。チャン氏は大学の研究室でこの行動を観察し、驚いたと振り返る。 「超高速の動きは通常、動物が捕者から逃れるため、あるいは、獲物を捕らえるために使うもので、交尾の相手に対抗するために使うことはありません」と、チャン氏はメール取材に対し説明する。 学術誌「Curre

    交尾後にメスから自らを射出するオスグモ、カタパルト機構を駆使
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    kowyoshi 2022/04/29
    大日本帝国海軍の空母より装備が充実してるクモ(笑)
  • ミミズは侵略的外来種、北米で昆虫に大きな被害の恐れ、研究

    家庭菜園や花壇では益虫とされるミミズだが、北米の多くの森林など、来ミミズが生息していなかった土地では、在来動物に意外な悪影響を及ぼしている。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN DALTON, MINDEN PICTURES) 2021年の暮れに亡くなった生物学者のエドワード・O・ウィルソン氏は、かつて昆虫のことを「世界を回している小さな者たち」と呼んだ。だが、この5年間、昆虫の激減を示す報告が集まっており、今後をめぐる議論が盛んに交わされている。激減の主な原因とされているのは、生息地の破壊、殺虫剤の過剰な使用、そして気候変動だ。(参考記事:「農業の毒性が48倍に、『沈黙の春』再び? 研究」) だが3月30日付けで学術誌「Biology Letters」に掲載された論文が、少なくとも北米の広範囲における、もうひとりの意外な容疑者を指摘した。それはミミズだ。 この研究では、カナダの

    ミミズは侵略的外来種、北米で昆虫に大きな被害の恐れ、研究
    kowyoshi
    kowyoshi 2022/04/02
    爆笑問題の田中みたいなミミズ嫌いはどう思うのかしら
  • 1.5億年前の恐竜に呼吸器感染症の痕跡、発熱や咳に苦しんだ?

    ドリーと名付けられた恐竜は、呼吸器系の疾患にかかり、咳や呼吸困難、鼻水、熱、体重減少などに苦しめられていたと考えられている。(ILLUSTRATION BY WOODRUFF ET AL. (2022) AND CORBIN RAINBOLT) その恐竜はきっと惨めな思いをしていたに違いない。熱、咳、鼻詰まりに苦しめられ、命を落としていた可能性すらある。およそ1億5000万年前のジュラ紀に、そんな証拠を骨に残した恐竜の化石が見つかった。 2018年、米モンタナ州グレートプレーンズ恐竜博物館の古生物学者キャリー・ウッドラフ氏は、竜脚類のディプロドクスに似た若い草恐竜の化石を調べていたとき、奇妙なことに気付いた。空洞になった首の骨のなかに、ブロッコリーのような突起部があったのだ。この化石には、「ドリー」という愛称がつけられた。 「これまで竜脚類の椎骨をたくさん見てきました。なかにはかなり変わ

    1.5億年前の恐竜に呼吸器感染症の痕跡、発熱や咳に苦しんだ?
    kowyoshi
    kowyoshi 2022/02/17
    ほほう>ドリーと他の動物を調べたウッドラフ氏とウルフ氏の研究チームは、ブロッコリーのような突起部ができた原因は気嚢炎である可能性が高いと結論付けた
  • 2021年に発見された驚異の新種恐竜10選、ヤマトサウルスも

    今から6600万年以上前の中生代末期、現在の日にあたる地域には2種の「アヒル口」の大型草恐竜が生息していた。そのうちの1種(中央)が、2021年に発表された新種の「ヤマトサウルス・イザナギイ(Yamatosaurus izanagii)」だ。(ILLUSTRATION BY MASATO HATTORI) 2003年以降、新種の恐竜が毎年平均して45種以上という驚異的なペースで発見されている。黄金時代を迎えた古生物学は、先史時代の世界に対する私たちの理解を大きく変えようとしている。(参考記事:「アップデートされる恐竜」) 2021年はこれまでに42種の新種が発見されていると、恐竜の新発見に関するデータベースを管理する米メリーランド大学のトム・ホルツ氏は話す。これほど発見が相次ぐ理由について、「1つは恐竜の研究に携わる人が増えたことです。化石を探す人の数も、研究チームの数も、調査が行われ

    2021年に発見された驚異の新種恐竜10選、ヤマトサウルスも
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/12/15
    これらの新種のうち、恐竜博で見られるようになるのはどれでいつだろう
  • ウナギとワカサギが激減した宍道湖

    魚類と呼ばれる動物は5億年前から地球に存在し、現在の世界の海や川には3万3462種もいるとされる。魚類がうまれてからの5億年の間には、すべての生物種の9割以上が絶滅した大量絶滅時代(約2億5100万年前、ペルム紀末)があり、魚類も大部分が絶滅した。 書で対象としているのは、そんな壮大な物語ではない。全魚類ではなくウナギとワカサギの2種類だけ。そのうえ世界全体ではなく日、それも島根県の宍道湖という汽水(=海水と淡水が混じった水)の湖で起こったできごとが中心だ。この湖では1993年からウナギとワカサギがまったく漁獲されなくなるくらい減ってしまった。その原因は何か? 著者は水田で使われる農薬の一種であるネオニコチノイド系殺虫剤の影響だと考えている。 宍道湖は面積79㎢の日で7番目に広い湖で、湖当たり年間漁獲量は長年、日一をキープしている。漁獲量の大部分は魚ではなくヤマトシジミという二枚貝

    ウナギとワカサギが激減した宍道湖
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/12/12
    ブコメが…
  • 新種の恐竜ステゴウロスを発見、尾に「前例のない」武器

    約7300万年前、現在のチリ南部に暮らしていた新種の恐竜ステゴウロス(想像図)。平たいこん棒のような尾を持ち、河口の三角州で暮らしていた。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ÁLVAREZ) 7500万~7200万年前、現在の南米パタゴニア地方で、ごつごつしたある恐竜が河口の三角州に埋もれ、やがて化石となった。 この生物は、恐竜としては巨大な部類ではなかった。高さは60センチ足らず、鼻から尾までの長さは2メートルほどと小さいながらも、タフな恐竜だった。よろいのような皮膚で身を守り、尾にはユニークな武器も備えていた。 その武器は科学者たちでさえ見たことのないものだった。尾のいくつかの骨が融合し、平たくギザギザしたうちわのようになっていたのだ。「全く前例がありません」とチリ大学の古生物学者アレクサンダー・バルガス氏は話す。 バルガス氏らの研究チームは、この新種の装甲恐竜を「ステ

    新種の恐竜ステゴウロスを発見、尾に「前例のない」武器
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/12/06
    マジか>ステゴウロスはさまざまな特徴が入り交じっているため、武装した恐竜の系統樹に「動揺」をもたらす可能性がある
  • ヨーロッパで草原のチョウが激減、何が起きている?

    環境保護団体パイザッチャス・ビウスは、スペインのピレネー山脈に広がる耕作放棄地に、近隣の草原から集めてきた種子をまき、チョウが好む野草の草原を作り出した。(PHOTOGRAPH COURTESY PAISATGES VIUS) 生物学者のコンスタンティ・ステファネスク氏は、25年前の夏から毎週、スペイン、カタルーニャの各地を歩いてチョウを数えている。2020年7月のある晴れた日、彼はフランスとの国境、ピレネー山麓の草原に足を踏み入れた。昔は、この草原に咲く野生の花々に集まるヒメシジミを50匹も60匹も数えたものだった。 この草原にチョウが多かったのは、農家が年に1、2回だけ草を刈り、その干し草を冬の間の家畜の餌にするという昔ながらのやり方で牧草地を維持していたからだ。しかし、ステファネスク氏がこの場所でチョウのモニタリングを始めてから数年後、農家は牧草地の管理をやめてしまった。やがてイバラ

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    kowyoshi 2021/11/29
    日本の里山みたい
  • 世界最大のトリケラトプス化石「ビッグジョン」売却がもたらす波紋

    「ビッグジョン」の通称で知られるトリケラトプスの化石の競売を監視する競売人のアレクサンドレ・ジクエロ氏。2021年10月21日、ビッグジョンは匿名の米国人に手数料込み770万ドル(約8億7000万円)で売却された。(PHOTOGRAPH BY MICHEL STOUPAK, NURPHOTO VIA GETTY IMAGES) 2014年、米サウスダコタ州の牧場で、浸された斜面から転がり落ちたとみられる化石が見つかった。ウォルター・スタイン氏には、それがトリケラトプスの角だとすぐにわかった。風雨にさらされていたものの、かなり大きな個体のものであることが見て取れた。(参考記事:「トリケラトプスのツノは決闘用だった」) スタイン氏は、化石を発掘して商業的に販売するパレオアドベンチャーズ社の創業者だ。トリケラトプスの化石は、発見場所となった牧場のオーナーの名前をとって「ビッグジョン」と名付けら

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    kowyoshi 2021/11/14
    落札した人が死んだあと、コレクションと化した化石がどこに転がるかいうのもあるしなあ
  • 最古の「恐竜の群れ」の化石を発見、1.9億年前、なぜ重要?

    長い首をもつムスサウルスは、子どものうちは四足歩行をしていたが、おとなになると後ろ足で二足歩行するようになった。今回パタゴニアで発見された大量の化石から、ムスサウルスは年齢ごとに分かれた群れで行動していた最初の恐竜の1つであることが明らかになった。(GRAPHIC ILLUSTRATION BY DAVIDE BONADONNA) 今から約1億9300万年前、現在のアルゼンチンにあたる地域で、11頭の恐竜が互いに数メートルも離れていない場所で息絶えた。理由は不明だ。しかし、恐竜たちの年齢は明らかで、2歳の誕生日を迎えた個体はいなかったと考えられる。 10月21日付けで学術誌「Scientific Reports」に発表された論文によると、この恐竜は、ブラキオサウルスやブロントサウルスのような首の長い巨大な恐竜の遠い祖先であるムスサウルス(Mussaurus patagonicus)だという

    最古の「恐竜の群れ」の化石を発見、1.9億年前、なぜ重要?
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/10/27
    興味深い
  • ラッコがいると海草が強くなる、アマモの遺伝子が多様化、研究

    米アラスカ州のプリンス・ウィリアム湾で、海藻に覆われた岩の上にいるラッコ。ラッコは絶滅危惧種に指定されている哺乳類で、生息環境を健全に保つ役割を担っている。(PHOTOGRAPH BY DONALD M. JONES, MINDEN PICTURES) ラッコは動物界で最も厚い毛皮に覆われた生きものだ。主は貝や甲殻類などの海底の生物で、一生を通して海で生活することもある。カナダのブリティッシュ・コロンビア州に生息するラッコは、二枚貝をよくべる。こういった貝は、水生植物であるアマモ(Zostera marina)が茂る場所に潜んでいることが多い。(参考記事:「動物大図鑑 ラッコ」) ラッコが暮らすアマモ場には、ところどころに草が生えていない空き地がある。ラッコがエサを探して海底を掘った跡だ。しかし、ラッコがいないアマモ場は通常、一面に草が茂っている。10月14日付けで学術誌「Scienc

    ラッコがいると海草が強くなる、アマモの遺伝子が多様化、研究
    kowyoshi
    kowyoshi 2021/10/19
    ラッコはえらい>ラッコが捕食活動を通して海底をおだやかに乱すことで、アマモの開花や種子の形成が促されるからだ。さらに、ラッコが海底を掘ることで、種子が発芽し成長するために必要な場所や日光も確保される