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ブックマーク / www.cinra.net (2)

  • ノーラン監督『オッペンハイマー』レビュー。作品が背負った非倫理性と、原爆投下の表象不可能性 | CINRA

    「日に来たことで、(原子爆弾の開発に携わった)自分の苦悩に変化があったとは思いません。事業の技術的成功に関与したことを後悔したこともありません。申し訳ない、と思っていないわけではないのです。昨夜よりは今夜のほうが、その気持ちが薄れているというだけで」 理論物理学者、「原爆の父」ことJ・ロバート・オッペンハイマーは、1960年9月5日、広島・長崎への原子爆弾投下後はじめて日を訪れた。冒頭の言葉は、東京で開かれた記者会見で「原爆の開発者として来日の感想を」とコメントを求められた際の返答だ。 「広島には訪問されますか?」そう尋ねられたオッペンハイマーは、「行きたいとは思っています。しかし、実際に行くことになるかはわかりません」とも答えている。 その後、彼が広島や長崎を訪れたことは生涯にわたり一度もなかった。じつのところオッペンハイマーは、原爆開発とその結果をどう受け止めていたのか。東京で発さ

    ノーラン監督『オッペンハイマー』レビュー。作品が背負った非倫理性と、原爆投下の表象不可能性 | CINRA
  • ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA

    「原子爆弾の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』の日での劇場公開をめぐり、注目が集まっている。クリストファー・ノーランが脚・監督を務め、全米での封切り以降高い評価を受けているが、日では公開日が決まっておらず、10月28日時点で一切の宣伝がされていない。 日公開をめぐる現状はどうなっているのか。関係者への取材を通して得た情報や、作が公開されることの意義について、ライターの稲垣貴俊氏が執筆する。 2023年に世界的ヒットを記録した一映画が、日では劇場公開されないままとなってしまうかもしれない――。『ダークナイト』3部作などの人気監督クリストファー・ノーランによる最新作、「原子爆弾の父」こと理論物理学者のロバート・オッペンハイマーを描いた伝記映画『オッペンハイマー(原題)』が話題だ。 作はオッペンハイマーの学生時代から、原爆開発(マンハ

    ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA
    mujisoshina
    mujisoshina 2023/10/29
    この映画自体は積極的に原爆投下を肯定している訳では無く、どちらかというと広島長崎の原爆被害をメインに扱っておらず消極的だという批判だったと思う。日本で公開することがタブーになるような内容ではないはず。
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