UIをコンポーネント化(画面部品化)して、再利用性を高められるのは、Reactの大きな特徴のひとつです。この特徴を活かして、統一されたデザインを持ち、カスタマイズ性にも優れたUIライブラリが、数多く提供されています。本記事では、特に生産性とカスタマイズ性にフォーカスして作られた、Chakra UIというライブラリについて解説します。 対象読者 JavaScriptとWeb開発の基礎に理解がある方 Reactを用いたJavaScriptアプリケーション開発の経験者 前提環境 筆者の検証環境は以下の通りです。 macOS Big Sur 11.4 Node.js 16.6.1/npm 7.20.3 React 17.0.2 react-scripts 4.0.3 @chakra-ui/react 1.6.6 スタイルに一貫性を持たせる難しさ 前回、前々回は、Material-UIについて解説し