忠犬Dr@ポイ活投資家 @chukenDr 最近知ったんだけど、文科省の「一家に1枚シリーズ」がやばい。これは地学、生物学、宇宙など多くのテーマが一枚ずつまとめられた科学ポスターなんだけど、科学に触れる機会を増やすために、実は無料で公開されています。このクオリティで誰でもダウンロードし放題なのは本当凄い。全家庭に届けぇ…。 pic.twitter.com/pfwOXBrjg3 2023-09-27 17:47:36
分子生物学の基本原理「セントラルドグマ」の理論的導出に成功 - 情報と機能の分業を「対称性の自発的破れ」により解明 - 研究成果 生命の根本原理の1つは、ゲノムと触媒の区別、すなわち遺伝と触媒の分業である。現在知られている生物ではすべてDNAなどの核酸分子が遺伝情報を担い、そこから一方向に情報が流れ、タンパク質がつくられ、それが触媒としてDNAを含む細胞内の分子の合成を助けている。 その一方で原始生命においてはゲノムと触媒は未分化であったと考えられている。 ではこのような役割の分化はいかに生じたのであろうか。 ニュージーランド・オークランド大学上級講師および東京大学生物普遍性連携研究機構客員准教授の竹内信人、 そして、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻および生物普遍性連携研究機構の金子邦彦教授は、 触媒機能を持ち複製する分子が集まった原始的細胞のモデルを考え、それが進化しながら複製し
終戦直後に京都大学から博士号を授与された旧日本軍の軍医が、人体実験を行っていた疑いが強いとして検証を求めている団体に対し、大学は、当時の資料がないことなどから、調査の継続は不可能だと伝えていたことが分かりました。 この論文について、大学教授などでつくる団体はサルの種類が書かれておらず、「頭痛を訴えている」など不自然な記述があることを挙げ、実験は捕虜を使った人体実験の疑いが強いとして、去年、大学に検証を求めました。 団体によりますと、先月、大学から予備調査の結果について回答があり、実験がサルに行われたことを否定する合理的な理由があるとは言えないうえ、軍医は死亡していて聞き取りはできず、実験ノートもデータも存在しないことから調査の継続は不可能だと伝えられたということです。 これに対して、団体は調査は不十分だとして異議を申し立て、改めて詳しい調査を求めたということです。 団体の事務局長を務める滋
2018年のノルウェー漁業は絶好調で、最高の一年でした。今年も勢いは続いており、2019年の1月の輸出金額は昨年比で13%も増えています。 https://www.undercurrentnews.com/2019/02/06/norway-kicks-off-2019-with-new-record-month/ とはいえ、全てが順調というわけではありません。今日は、「ノルウェーサバが獲りすぎで国際認証停止」というニュースについて解説をします。 資源管理の優等生とされてきたノルウェーサバに待ったの声がかかった。持続的に利用されている水産資源を評価する海洋管理協議会(MSC)は1月31日付で、ノルウェーを含む北東大西洋8カ国にまたがる4つのサバ漁業に対し、認証を一時停止すると発表した。資源量に対し、漁獲量が過剰で“獲りすぎ”と判断したため。日本のスーパーが扱うサバのうち7割がノルウェー産と
科学的には、グルタミン酸ナトリウムを常識的に食べる量であれば安全とされています(食品安全委員会の資料「食べ物の基礎知識」参照)。 味覚障害を引き起こすとの説も、後述しますが根拠はあやふや。あり得ない、という見方が科学者の大勢です。なのに、消費者の中には嫌う人が多い。その現象は世界で見られ、アメリカでもno-MSGとパッケージに大きく書いた食品が売られています。どうして誤解されているのでしょうか? 味の素社がこの問題と正面から向き合い、世界へ正しい情報発信をしようと9月20、21日、ニューヨーク・マンハッタンのホテルでフォーラムを開きました。 シェフや栄養士、メディア関係者、それに世界各国の味の素現地法人から社員や協力者、オピニオンリーダーなど約200人が集まり、講演やパネルディスカッションが行われました。 日本企業が海外で開くこの手のイベントは、日本国内で「海外で開催しました」と言って箔を
人はなぜ、「科学らしいもの」に心ひかれてしまうのか……? 東京大学大学院で地球惑星科学を専攻、大学勤務を経て小説デビューし、「ニセ科学」の持つあやしい魅力と向き合うサスペンス『コンタミ 科学汚染』を上梓した作家・伊与原新氏。同氏が生み出した、ニセ科学に魅せられた科学者・Dr.ピガサスが今回語るのは、未来を担う子どもたちの教育現場に忍び込むニセ科学。「科学っぽい、ちょっとイイ話」に、あなたも騙されていませんか──? (これまでの記事はこちらから) 「Post-truth」時代の教育とは 『インターステラー』というSF映画がある(2014年公開)。滅びゆく地球にかわる居住地を求め、宇宙へと旅立つ宇宙飛行士たちを描いた壮大な物語だ。 著名な理論物理学者であるキップ・ソーンが科学面を監修し、ワームホール、事象の地平面、特異点など、最新の知見による正確な設定とリアルな映像が大きな話題となった。映画の
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「今や差別は科学の領域だ」――映画『ガタカ』より NASA(アメリカ航空宇宙局)は2011年、科学的見地から判断した「現実的なSF映画」のベスト&ワーストを発表した。そのベスト1に選出されたのが『ガタカ』(監督:アンドリュー・ニコル、主演:イーサン・ホーク、1997年)である。 『ガタカ』の舞台は、遺伝子医療が発達した近未来。出生数秒後には血液の遺伝子解析によって推定寿命と死因が判明し、依存症や疾病に罹患する確率がはじき出されてしまう。そのため、人はできることなら「優生」の子どもを設けるべく、受精卵の段階で完璧な遺伝子操作を施し、各種疾患ほか薄毛や肥満、近眼といった「有害な要素」をすべて排除したうえで子を授かるのだ。その際、性別はもちろ
現代生態学の核心的なテーマを扱う不思議な本が登場した、というと、意外に思われるかもしれない。扱われているのは、自然回復論。外来種をどう理解し、評価するか、未来の自然保護をどのようなビジョンで考えるか、そんな話題ではないか。そのどこが現代生態学の基礎テーマにからんでいるというのだろう。 現代生態学の基礎テーマというと、まっさきに、ドーキンスの利己的遺伝子論や、やたらに複雑な数理生態学のことを連想する読者がいるかもしれない。それはそれで、正しいのだが、自然回復、自然保護などを扱う生態学のいわば本道における基礎テーマは、すこし焦点が違う。きわめて重要な領域なのだが、とくに日本の生態学の領域ではなかなか話題にするのも難しく、わかりやすい専門書もほとんどないのが実情だ。そんな、わかりにくい世界について、「外来種をどう評価するか」という現代保全生態学
【ワシントン=川合智之】米航空宇宙局(NASA)は地球によく似た太陽系外惑星7つを39光年先の宇宙で発見した。大きさは地球とほぼ同じで、一部には海が存在する可能性がある。生命に不可欠な水が液体の状態で存在すれば、地球外生命への期待が高まりそうだ。ベルギーのリエージュ大学などとの共同研究で、論文は英科学誌ネイチャー(電子版)に23日掲載される。みずがめ座の方角に39光年離れた恒星「トラピスト1」
米バッドランズ国立公園の公式ツイッターアカウントが投稿した地球温暖化に関するツイートが削除されたのを機に、「非公式」アカウントが登場して政権批判を始めたほか、複数の国立公園の公式アカウントが次々と、気候変動のデータなどをツイートしている。気候変動などでっちあげだと主張するトランプ大統領に、国立公園の関係者たちがこぞって抵抗運動を開始したようにも見える。 国立公園局の公式ツイッターアカウントは20日、大統領就任式の直後に、観衆の人数がオバマ前大統領の就任式よりも少なかったと示す写真をリツイート。アカウントはしばらく非表示となった後、「昨日このアカウントから間違ってリツイートしたことを遺憾に思い、今後もこの国の公園の美しさと歴史を皆さんと共有していきたいと思います」とツイートした。 24日には、サウスダコタ州にあるバッドランズ国立公園のアカウントが、「産業革命以降、海洋の酸化が3割進んでいる」
約16億年の年月を経てヒトと植物の染色体が再会――阪大などの研究チームは、ヒトと植物の部分的な細胞融合に世界で初めて成功したと発表した。 約16億年の年月を経てヒトと植物の染色体が再会――大阪大学大学院工学研究科などの研究チームは10月24日、ヒトと植物の部分的な細胞融合に世界で初めて成功したと発表した。ヒトの細胞環境下で植物の染色体が維持されることなどを確認。進化の謎を解く手がかりになるとしている。 植物と動物は16億年前に共通の祖先から分岐したと考えられている。それぞれ、細胞にはDNAや染色体など共通の構造もあるが、機能がどの程度保存されているかは不明だった。ヒトと植物双方の染色体を持つ融合細胞を作製する試みは過去にいくつか行われてきたが、増殖可能な融合細胞の作製に成功した報告はなかったという。 研究グループは今回、モデル植物であるシロイヌナズナ由来の細胞とヒト細胞を融合する条件・方法
潮の満ち引きの幅が大きくなる大潮の前後は、巨大地震の発生頻度が高まるとの研究成果を、東京大のグループが発表した。巨大地震の発生頻度は元々低く、大潮前後の危険性が目立って高くなるわけではないが、地震の発生確率を計算する際の精度向上につながる可能性がある。 東大の井出哲教授(地震物理学)らは、過去の地震発生時の潮の状況を分析。マグニチュード(M)8・2より大きい巨大地震12件の場合、10件は大潮や前後の干満差が大きい日に起きていた。実際に、スマトラ島沖地震(2004年、M9・1)は大潮の日に発生。東日本大震災(11年、M9・0)も干満差が大きい時期だった。 井出教授によると、潮位が1メートル上下すると、海底を押す力は10キロパスカル程度変化し、圧力が大きく変わるほど、地震を起こす断層の動きに影響を与えると考えられるという。大潮を考慮して地震の発生頻度の予測を算出すると、M8・2より大きい地震で
太陽のように輝く恒星が3つある惑星が地球から約320光年先に見つかったと、米大学らの研究チームが発表。 見つかった惑星には、地球にとっての太陽に相当する大きい恒星が1つと、小さい恒星が2つある。大きな恒星と小さな恒星のペアは互いの重力で引き合いながら複雑な軌道を描いて回り、惑星は大きな恒星を中心に約550年かけて公転している。惑星から見て、3つの恒星が一遍に沈むと夜になるが、タイミングがずれると“太陽が沈まない現象”が起こるという。 惑星の質量は木星の約4倍(木星の質量は地球の約320倍ある)。近赤外線を使った測定によれば、惑星の大気には水蒸気やメタンが含まれ、表面温度は約577度に達するという。 研究成果は、科学誌「Science」に7月7日付で掲載された。 関連記事 2つの太陽が輝く惑星“タトゥイーン”は宇宙にありふれている──米研究者 「スター・ウォーズ」でルークが住んでいた惑星「タ
唐突ですが、皆さんは物理と聞くとどんなイメージを持っているでしょうか。 難しそう? 訳が分からない? 数式ばっかり? 陰気そう? 奇人変人? もてなさそう? 気持ち悪い? 死ね? 物理をやっていた身から一つ言わせて頂くと、違います。 物理はロマンです。 確かに、大学では虫取り少年をそのまま大人にしたような同級生も沢山いましたし、有機物が嫌いという衝撃の発言をした後輩もいました。飲み会で歓談していたらいきなり「わかった!」みたいなことを言って、居酒屋の紙ナプキンに数式を書き殴り始める先輩もいました。 しかしながら、もう一度いいましょう。そういうのも含めて物理はロマンなのです。 物理とは”もののことわり”のことです。 われわれが生きているこの世界の構成がどうなっているのか、そのことわりを人間の論理で一つずつ解き明かしていこうという、大変かっこいい試みなのであります。言い換えれば、この世を創造し
The Bell Curve: Intelligence and Class Structure in American Life (A Free Press Paperbacks Book) 作者:Herrnstein, Richard J.,Murray, CharlesFree PressAmazon はじめに Bell Curve という本のことを聞いたことがある人は、それなりにいるだろう。でもその人々の90パーセント以上は、この本が遺伝決定論ごりごりで、黒人は生得的に知能が低いと述べる差別本だと思っている。なぜかというと……そう決めつける本がやたらに多いからだ。本書は発行された時点で、きわめて執拗なアンチキャンペーンにさらされてきた。変なベストセラーになったから標的にされ、標的にされたからまたベストセラーになり、というありがちなスパイラルのせいもあるんだけれど。 で、そのアンチキ
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