【シリコンバレー=牛込俊介】経済産業省は12日、海外での事業展開を目指す日本のスタートアップを支援する拠点を米シリコンバレーに開設した。現地企業やベンチャーキャピタル、研究機関などと連携しやすいよう支え、海外での事業拡大を後押しする。拠点にはiPS細胞を使った心筋シートを開発するクオリプスや、住宅の設備を通信でつなげるスマートホームを開発するホンマ(米カリフォルニア州)など5社が入居する。
ツイッターをはじめ各社が大幅な人員削減を決断 今回のリストラで、多くの人に衝撃を与えたのは、やはり米ツイッターのドラスティックな人員削減だろう。著名実業家で電気自動車メーカー・テスラのCEO(最高経営責任者)を務めるイーロン・マスク氏は、2022年10月27日、約440億ドル(6兆1,000億円)の巨費を投じツイッターを買収した。マスク氏は11月4日にCEOに就任するや、全世界に7500人いた従業員の約半数をいきなり解雇してしまった。 ツイッターは、現時点でも巨額の赤字を垂れ流している状態であり、企業経営のセオリーとしては、すぐにでもコスト削減に踏み切る必要があった。加えてマスク氏は過激な性格で知られており、言論空間としてツイッターが担う役割を変える方針も宣言していた。こうした点を考慮に入れると、この大胆な人員整理はレアケースに見える。 たしかにそうかもしれないが、ほかの企業でも相次いで人
成長への道筋をつけたのは誰か アップルのスティーブ・ジョブズについては誰もが知っていても、マイク・マークラと聞いてピンとくる人はどれだけいるだろうか? マークラはアップルの初代会長だ。アップルに創業資金を提供し、当初はジョブズと並ぶ大株主だった。新規株式公開(IPO)に向けてビジネスプランを書いたほか、社長をはじめ経営幹部をスカウトするなど、初期のアップルで決定的な役割を果たしている。 世間的にはジョブズがアップルの顔だ。作家ウォルター・アイザクソンが書いた世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』(講談社)が決定打になり、シリコンバレーを代表するヒーローになっている。 一方、歴史学者レスリー・バーリンによる『トラブルメーカーズ 「異端児」たちはいかにしてシリコンバレーを創ったのか?』は、まったく異なる景色を描いている。ガレージで生まれたスタートアップが大企業へ成長する道筋を付けたのはマー
日本人にとって最初に入った会社や、長く勤めてきた会社には「愛社精神」が湧くのが当たり前だ。一方で、今をときめくGAFA(Google・Amazon・Facebook・Appleの4社の総称)の社員は「愛社精神」とは無縁で、つねに「次はどこに転職しようか」ということばかり考えている。愛社精神がまったくない彼らが、日本企業で働く人たちよりも効率的に働けている理由とは? シリコンバレーで働くエンジニア・酒井潤氏による『シリコンバレー発 スキルの掛け算で年収が増える 複業の思考法』より一部抜粋・再構成してお届けする。 昔から日本人には滅私奉公の精神があります。一度就いた仕事は最後までやり抜く。最初に入社した会社を辞めるのは失礼だ、と考える人が多いのもそのためです。 一方で、基本的にはアメリカ人に愛社精神はありません。自分のスキルが高められるか、認めてもらえるかどうかで会社を評価します。だから、給料
皆さんはイノベーションがどんな場所で生まれるかご存知ですか? それはたとえばこんな処で生まれています。 View this post on Instagram 49 Bogart Street, East Williamsburg. Inside is ConsenSys Inc., a blockchain startup. Many blockchains have moved to this area. #newyorktalkllc #consensys #eastwilliamsburg #blockchain Jasper Hiroseさん(@newyorktalkllc)がシェアした投稿 - 2018年 9月月23日午後4時36分PDT 大恐慌時代に作られた、荷物を積み下ろしできる鉄製のローディング・デッキを備えた煉瓦造りの倉庫は、落書きだらけで、びっしりとビラやステッカーが
新着記事を(無料で)LINEへお届けします。以下のリンクからLINEで友達登録してください。 https://line.me/R/ti/p/%40pap3801g ---------------------------- 「Software is Eating the World」。 この言葉が示すように、近年はソフトウェアの進化が製造業や金融業などさまざまな産業に影響を及ぼしています。そこで、具体的に既存産業をどのように侵食しつつあるのか、最新トレンドとその背景を専門外の方々にも分かりやすく解説する目的で始めたのが、オンライン講座「テクノロジーの地政学」です。 この連載では、全12回の講座内容をダイジェストでご紹介していきます。 講座を運営するのは、米シリコンバレーで約20年間働いている起業家で、現在はコンサルティングや投資業を行っている吉川欣也と、Webコンテンツプラットフォームnot
Macを開発した代表的な開発者の1人といわれるビル・アトキンソン氏やAndroidの創業者アンディ・ルービン氏など名だたる人物が創業時メンバーとして並ぶ「General Magic」は2002年に破産しました。しかし、General Magicが存在しなければ現代の技術は生まれていない可能性があるといわれるほど、General Magicはシリコンバレーの歴史上で重要な位置をしめています。これまで知られることがなかった「General Magicで何が起こっていたのか?」を描いたドキュメンタリー映画「General Magic」の予告編が公開中です。 GENERAL MAGIC - OFFICIAL TRAILER - YouTube 1990年代にはデジタル・テレコミュニケーション産業というものは存在しませんでした。 その時代に、「パーソナルコンピューターの次にやってくるもの」を作り出そ
一時大いに流行したビジネスが、しばらくすると廃れてしまうのは、シリコンバレーでよく起こることだ。最近、ふと気がつくとすっかり下火になっていたのは「フラッシュセール」のサイトである。 フラッシュセールとは、8時間や24時間といった一定の短い時間の間に商品を激安価格で販売すること。アメリカでは、その手のサイトがファッション、アクセサリー、インテリア小物、レストランやエステのクーポンなど多様な業界に登場した。「Groupon」や「Gilt Groupe」「Rue La La」「Fab」「Zulily」「HauteLook」「MyHabitat」「One Kings Lane」などが人気を呼んだサイトだ。 一時は9億ドルの評価額が3000万ドルで売却 ところがここ1、2年でその多くが、一時の人気と企業評価額の高さはどこへやら、という感じで、二束三文で売却されているのである。ごく最近では、おしゃれな
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