昨年来、城内実が小林よしのりと意気投合したことは一部の人たちの間ではよく知られている。 小林よしのりは10年ほど前には人気が高かったが、2002年頃に小林が親米保守を批判するようになると、「2ちゃんねらー」らに激しく叩かれるようになった。逆に左翼の一部が接近したが、それも下火となり、『わしズム』も廃刊されるなど、すっかり「過去の人」になっている。 その小林と城内実が急接近したのだが、今年春頃に小林が対談本を出していて、それに小林と稲田朋美、平沼赳夫、城内実らとの対談が収録されていた。 内容は全くのスカスカであって、特に言うこともないが、城内実との対談で、城内が「坂本龍馬」を気取っていたのには笑ってしまった。なんでも、自民党と民主党にいる「保守派」を結びつける役割を果たしたいのだそうだ。 そういえば1月頃、「裏切りの人生」を歩む鳩山邦夫も、自らを坂本龍馬になぞらえていて、自民党の保守派と平沼