電球のデザインがこんな急に面白くなるとは誰が予見できたでしょう? 昔ながらの電球が環境に悪いのは、もうみんな知ってるので、今はこうして新デザインが出てくるんでしょうね。それにしてもヘンなかたちです。 なにゆえ、このような珍奇なデザインになっているのかと言いますと、LEDを後ろから照らしているせいなのです。このライト周辺のビラビラが実はヒートシンク(放熱板)でして、LEDで生じる熱をせっせと散らし、LEDの寿命を長くしてるというわけね。趣味や伊達でこんなピエロの襟みたいな姿かたちをしてるんじゃないのです。ふん。 …とついつい電球に感情移入してしまいましたが、幸いこの種の電球は埋め込み電球用にデザインされたものなので一度埋め込んでしまえば二度とその姿を人目に晒すことはないそうな。単に電気代が安くなるだけ。潔いですね。 [NY Times] Adam Frucci(原文/訳:satomi) 【関