大阪府警が押収した拳銃=大阪府警本部大阪府警が押収した拳銃=大阪府警本部 自作の拳銃4丁を持っていたとして、大阪府警は9日、同府富田林市梅の里1丁目、無職山崎昭容疑者(66)を銃刀法違反(拳銃複数所持)の疑いで逮捕し、大阪地検が同日起訴した、と発表した。 府警は、手作りの弾丸22発も自宅から押収したという。山崎容疑者は「庭で試射して、雑誌を貫通させた。改造拳銃が好きだった」などと供述しているという。 捜査4課によると、米国から送られた山崎容疑者あての荷物に本物の銃の弾倉2個が入っていたことが分かり、同課などが昨年12月10日、関税法違反容疑で山崎容疑者宅を捜索。この際、保管ケースに入っている拳銃4丁を見つけ、鑑定の結果から殺傷能力があると判断したという。 山崎容疑者は「西部劇のカウボーイにあこがれて拳銃に興味を持った」と供述し、35年ほど前からモデルガンを改造し、早撃ち大会に参加。