asahi.comに、「『音波で蚊よけ』効果なし 公取委がメーカーに排除命令」という記事が掲載されている。今まで多数の「メスの蚊の嫌う音波でメス蚊を遠ざける」商品が出回っていたわけだが、東京の電気機器製造販売会社の2製品について公取委が調査したところ、まったく効果が認められなかったというもの。この会社も効果については確かめていなかった。ところが「一方、消費者からは、効果を疑う声がほとんどなかったという」ことである。
asahi.comに、「『音波で蚊よけ』効果なし 公取委がメーカーに排除命令」という記事が掲載されている。今まで多数の「メスの蚊の嫌う音波でメス蚊を遠ざける」商品が出回っていたわけだが、東京の電気機器製造販売会社の2製品について公取委が調査したところ、まったく効果が認められなかったというもの。この会社も効果については確かめていなかった。ところが「一方、消費者からは、効果を疑う声がほとんどなかったという」ことである。
『水からの伝言』という本があります。水に「ありがとう」と声をかけながら冷やすときれいな結晶が、「ばかやろう」と言いながらだと汚い結晶ができるというファンタジックな本です。数年前からこれを元ネタに道徳の授業などが行われ、批判を浴びました。今年2月にも、ニセ科学が学校に入り込む例として毎日新聞の記事になったりしました。ですが 前野[いろもの物理学者]昌弘のページ:日記兼更新記録によるといまだ授業で使われている模様です。 このようなファンタジーなものを科学への誤解を生みかねない形で授業に使うことは疑問です。教育現場が世間離れしているのかもしれませんが、校内の理科の先生などは無力なのでしょうか? (編注: コメントで指摘されているが、小学校は基本的には教科担任制ではない。) 『水からの伝言』については、田崎晴明氏が『「水からの伝言」を信じないでください』というウェブページを公開しているほか、菊池誠
ストーリー by yoosee 2006年01月18日 22時29分 最近の子供ってむしろゲームしなくなったらしいけど? 部門より kilgoretrout曰く、"岡田尊司『脳内汚染』が12月に刊行されているが、『ゲーム脳の恐怖』(過去記事1・2)を彷彿とさせる内容のようだ。 これを仏文学者の鹿島茂氏が毎日新聞の書評で取り上げている。書評の内容は「キレやすい子供、不登校、学級崩壊、引きこもり、家庭内暴力、突発的殺人、動物虐待、大人の幼児化、ロリコンなど反社会的変態性欲者の増大、オタク、ニートなどあらゆるネガティヴな現象」をすべて、「コンピューター・ゲームとインターネット」のせいにしているようなのである。ここまで聞いただけでも既に呆れてしまうが、「書評のルール違反は覚悟の上で、本書が大ベストセラーになって一人でも多くの人に読まれることを強く願いたい。」という異例の書き出しの書評になっている。
Anonymous Coward曰く、"日本物理学会は3月に「ニセ科学」のシンポジウムを開催する。" asahi.comの記事へのURL付きでタレコミがきていたので調べたが、確かに日本物理学会の第61回年次大会にて、「ニセ科学」とどう向き合っていくか?というシンポジウムが開催されるようだ。シンポジウム提案者の田崎晴明教授の日記でも開催経緯的なことが書かれている。オカルト叩きというよりも、科学の仮面をかぶり一般社会に「科学」として認知されている事象を研究するということのようだ。その一例で提案主旨に「水に優しい言葉を かけると美しい結晶ができる」とする小学校の道徳教育の現場で使われるという事態が挙げられている。
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