法改正で廃止された旧い道路標示。 数少なく路面に残る 「40」 「高」「中」の3文字は 旧道に残るものの中で、 最も美しい物のひとつだと思います 昭和の旧道に残された、 黄色いセンターラインはモノトーンの道路にも、血が通っていると感じさせます。 同じ黄色で描かれた 「高」「中」の2文字。 道の一面を占める、この存在感ある道路標示は 法律改正により失われたという歴史背景ゆえに、 「今は無い、かつてはあった。」 懐かしさを呼び起こす力を持ちます。 旧道の美しさを形作る要素は他にもあります。 それらを幅広く、数多く 紹介していきたいと思っています。 40高中をはじめとした「高速車、中速車」という名称は、昭和30年代後半(1960年代)に道路交通法にて「車両の種類」ごとに異なる「制限速度」を示すために生まれました。平成4年(1992年)の道路交通法改正により撤廃されるまで、道路標識や道路標示が、ド