そのためのプロトコルとして、前回はISLを説明したわけだが。 今回は、IEEE標準のプロトコルだ。
そのためのプロトコルとして、前回はISLを説明したわけだが。 今回は、IEEE標準のプロトコルだ。
今回の10分間講座は、IPv4/IPv6共存技術について解説します。 今回は、IPv4とIPv6を共存させる、また、IPv4からIPv6への移行の際に用いられる技術である、「トンネリング」「デュアルスタック」「トランスレータ」について説明します。これらは、自組織ネットワークや接続先ISPがIPv4のみに対応している状況下でIPv6の通信を行う時、あるいは段階的なIPv6への移行の際に利用できる技術です。 トンネリング IPv6/IPv4トンネリング(以下、トンネリング)は、IPv4ネットワーク上でIPv6パケットをルーティングするための方式です。トンネリングは、カプセル化とも呼ばれており、IPv4ネットワークを通してIPv6ノード同士で通信ができるようにするものです。 トンネルの種類 トンネルにはいくつか方式があります。ここでは以下の二つの方式について説明します。 6to4(RFC 305
それでは実際にIEEE802.1xを使った認証のシーケンスを見ていくことにしよう。EAP-TLSを無線LANに適用した場合を例に説明する。 まず最初にIEEE802.11bの無線LANのネゴシエーションが行われる。ここでは認証にEAPを用いるので,ユーザ端末はアクセス・ポイントにEAP開始メッセージを送信する。アクセス・ポイントはEAP Identityというユーザ固有のIDを要求する。Windows XPにおいては,この値は指定もできるが,指定がない場合,EAP Identityはディジタル証明書にある「CN」の値が送られてくる。ただし,Windowsで作成した証明書は別の値となる。そして,EAP Identityが認証サーバに送信される。 これ以降は,TLSを使った認証フェースである。前述の通り,認証サーバとユーザ端末が相互に証明書を送りあい,認証するフェーズである(図7[拡大表示]
各LSAについて、生成するルータとアドバタイズされる範囲、含まれている内容について解説します。 LSAタイプ1 ルータLSALSAタイプ1 ルータLSAは、一番基本的なLSAですべてのOSPFルータが生成します。そして生成されたルータLSAは、エリア内すべてにフラッディングされます。ルータLSAには、OSPFルータのリンク(OSPFが有効になっているインタフェースのつながり)情報がすべて含まれています。リンク情報の具体的な内容は、リンクの種類やコストやIPアドレス、ネイバーのルータIDなどです。ただ、リンクの種類によって、どのような情報が含まれるかは異なります。下の図は、ルータLSAに含まれる情報とフラッディングの様子を示しています。 図 ルータLSA LSAタイプ2 ネットワークLSALSAタイプ2 ネットワークLSAは、各マルチアクセスネットワーク上のDRが生成します。DRはマルチアク
さて、今回はルータのお話です。ルータとは一言でいうと、LANとLAN,LANとWAN(広域ネットワーク)などの異なるネットワーク同士を接続する装置です。もちろん接続するという意味は、ハード的に「つなぐ」だけでなく、パケット(データ)を宛先のネットワークまで中継するという機能も含まれます。これをルーティングまたはフォワーディングと呼んでいます。 ■ルータの種類 LANとLANをつなぐルータはローカルルータと呼びます。PPPoE機能などを搭載したブロードバンドルータは、このローカルルータの変種と考えられます。一方、LANとWANをつなぐルータをリモートルータと呼び、みなさんご存知のISDN用のダイアルアップルータはこちらに属します。 ルータの動作はそのネットワークで利用されているプロトコル(通信規約)に依存します。例えばインターネットのTCP/IP、NetWareのIPX/SPX、アップルのA
無線LAN端末あるいはアクセス・ポイントから送信されたデータは,誰でも受信できる。そのデータが暗号化されていなければ,データの内容を読み取られて情報漏えいにつながる恐れがある。企業ネットワークで無線LANを利用する場合は暗号化が必須と言える。連載第5~6回は,無線LANで使われる暗号化方式について解説する。 IEEE 802.11の標準が策定されたとき,無線LANの暗号化方式としてWEP(Wired Equivalent Privacy)が規定された。しかしながら,このWEPは脆弱性を持つ。その後,「IEEE 802.11i」として暗号化を含むセキュリティについて議論された。ただ,標準策定まで長い時間を要することが予想されたため,WEPの脆弱性を補った暗号方式であるTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)の仕様を切り出し,Wi-Fi Alliance*1が
nslookupコマンドは、DNSクライアントの名前解決機能を手動実行するためのコマンドだ。正引き/逆引き、Aレコード/NSレコード/MXレコードなどのレコード種類の絞込み検索や、再帰検索/イテレイティブ検索、DNSサーバの任意切り替え、デバッグの実行など、さまざまなオプションからDNS検索の診断が行える。単にDNS検索を行いたいだけの場合にも、十分な機能を提供するだろう。 書式 nslookup[ -setコマンド・オプション][ ホスト・ドメイン名またはIPアドレス[ -DNSサーバ名]] 一般的なコマンド・ライン・モードのほか、ホスト・ドメイン名やIPアドレスが与えられていない場合には、対話モードで使用できる。対話モードでは、コマンドを指定することで、DNSサーバ切り替えやゾーン情報の参照なども行える。またLinuxでは、ユーザーのホーム・ディレクトリの「.nslookuprc」ファ
漏話(ろうわ)とは、伝送信号が他の伝送路に漏れることを指し、クロストーク (Crosstalk) や混線(こんせん)とも呼ばれる。 通常は伝送回線を伝わる電気信号が電磁的に漏れ他の信号線へ伝わることで発生する。本来の信号波形が伝送路の途中で乱されるため、受信端で正常な信号として受信できない現象である。 概要[編集] 電話回線などの伝送回線を伝わる信号が互いに干渉したり、交換機の電圧低下や外部電波などのノイズから、本来の伝送信号をスムーズに伝送できない現象である。 アナログ方式の電話交換機が一般的だった時代(日本では1970年代から1980年代)には、送話された音声信号がそのまま銅製ケーブルを伝わって長距離を伝送されていたため、途中で平行する同様のケーブルとの間に電磁的な干渉を起こしてしまい、音声信号が他方へ漏れることで聴取や相互通話が可能となる通信障害「漏話」が発生していた。実例としては1
ブリッジングループとは 下図では、スイッチを経由して端末AからBに到達できるパスは2つあります。下図の両方のスイッチで端末の MACアドレスをMACテーブルに学習していない状態で、端末AがBへフレームを送信する状況を考えて見ます。 最初に端末AがセグメントAにフレームを送信します。セグメントAの両方のスイッチでフレームを受信するので、 スイッチAのF0/1、スイッチBのF0/5で端末AのMACアドレスをMACアドレステーブルに追加する事になります。 次に、両方のスイッチがセグメントBへフレームを転送する事から、端末Bがフレームを2回受信するだけでなく 両方のスイッチがもう一方のスイッチからフレームを受信します。結果、スイッチA F0/2、スイッチB F0/6でも 端末AのMACアドレスがMACテーブルに追加されるという誤った学習が行われます。スイッチは互いの存在を 認識して
VoIPでは符号化した音声データの伝送を行うためにRTP(Real-time Transport Protocol:リアルタイム転送プロトコル)を使用します。 RTPの特徴 一般的なRTPパケットの構造を(図6)に示します。 RTPの大きな目的は符号データのフレーミング(パケット化)を行い,RTPヘッダのシーケンス番号とタイムスタンプ情報を利用することにより, 送信側のパケット送出タイミングを受信側でも復元できるようにすることです。 伝送データのフレーミングを行うという点ではトランスポート層に近い役割を果たしますが, 効率良くリアルタイム制御を行うためにアプリケーション層で直接フレーミングを行います。 最適なフレーミング方法は符号データごとに異なりますので,RTPでは詳細な仕様を定義していません。 符号データごとの具体的なフレーミング方法,すなわちRTPパケットのフォーマットはIETFから
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