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「あなたは男の現状を知らなすぎる。モテたいと思っている男なんて、今ではごく一部。男は、とっくに女に見切りをつけているんですよ」 30代半ばの男性・実さん(仮名=以下同)に、そう言われたことがある。そう言う彼も、独身。結婚する気はなし。愛犬とともに、ローンを組んで買った2LDKの分譲マンションに住んでいる。とはいえ、世の中はまだまだ結婚する人のほうが大多数ではないかと反論したのだが、「女に見切りをつけている」という言葉は衝撃的だった。 女性は、自分が自立したと思っている。実際、学校を出ると社会に出て働く人がほとんどだ。一度も働いたことがないままに結婚していく女性は、ごく少数だろう。 そのまま仕事に目覚めていく女性もいる一方で、「より収入の高い男をゲット」して、仕事を辞めて家庭に入りたいと思っている女性が増えているのも事実。男女雇用機会均等法で疲れ切った先輩女性たちを見てきたせいか、30
「『つきあおう』と『好き』というのはまったく違いますよ」 瑠璃さん(31歳・仮名=以下同)は、驚いたようにそう言った。 「好き、と言われただけでは、つきあうことになるのかどうかわからない。つきあおう、という言葉のベースには、『好きだから』という意味合いがある。だから、つきあうときは、その言葉が大事になるんです。つきあうと決めてつきあっていかなければ。あいまいなままつきあっていくのは嫌なんです」 瑠璃さんによれば、ふたりきりで会って3回目くらいが、告白のベストタイミングだとか。それ以上長くなると、いったいこの男は何を考えているんだ、ということになるらしい。 「5カ月くらい、月に2回ほど会っていた男性がいました。いつまでたっても告白してこない。とうとう、『食事でもしない?』と電話が来たときに、『もう無理』と断りました。彼は、怖くて告白できなかったと言っていました。私はそれなりに
知り合いの俊哉さん(32歳・仮名=以下同)になぜか元気がない。 「つきあっていると思っていた彼女に、ふられちゃったんですよ」 思っていた? けげんな顔をしていたのだろう、俊哉さんが説明してくれた。 「今の僕たちの年代って、わりと保守的というか、つきあうときはきちんと告白するものなんです」 それは知っている。「つきあおう」「うん」というやりとりがなければ、つきあっていることにならない。たとえエッチの関係があったとしても。嫉妬する「権利」や、週末をどう過ごすか尋ねる「権利」も生じない。 「その彼女とは、友だち主催の飲み会で知り合ったんですが、ふたりで3回ほどデートしたとき、僕は思いきって『好きだ』と言ったんです。彼女も『私も』って。僕はてっきりそこからつきあいが始まったと思っていた。その後、すぐに彼女の誕生日があったりして、プレゼントも張り込んだんです。彼女はすごく喜んでく
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男たちの女性に対する押しが弱くなったというのは、よく聞く話だ。先日も、こんなエピソードを耳にしたばかり。話してくれたのは、32歳の裕美さん(仮名=以下同)。 「飲み仲間で気になる人がいたんです。ふたりで飲んだりもしているのに、彼はなかなか手を出してくれない。そこで私、温泉旅行に誘ったんです。彼、ふたつ返事で車を出してくれて。彼もその気だったんだとわかってうれしかった。ところが」 裕美さんの顔が急に曇る。 「同じ部屋に泊まって布団を並べて寝ているのに、彼、何もしてこなかったんです。自分から彼の布団に潜り込もうかと思ったけど、それは惨めすぎてできなかった。結局、次の日は沈黙のまま帰りました。帰りの車の中でも、彼は普通に話しかけてきたけど、私は話す気力もわきませんでした」 いったいなぜ? どうして? あれこれ尋ねたが、裕美さんも彼とはそれきり連絡もとっていないため、彼の気持ちはわ
もうひとりの独身男性は、35歳になる秀司さん(仮名)。この人は、自分の生活スタイルがすっかりできあがっていて、すでに他人を入れたいと思わなくなっている。 住まいは2DKの古い賃貸マンション。だがインテリアには凝っているのだそう。 「住んで3年になるんですが、古いから、大家の許可をとって壁を自分で塗りました。カーテンも家具も、全部自分で専門店に行って気に入ったものを買ってきた。部屋の中に、好きではないものを置きたくなくて」 特別高価ではないが、落ち着ける部屋作りに余念がなかった。今はようやく、自分好みの部屋にできあがったという。 「洗濯もアイロンかけも、自分でやりますよ。料理も好きだし。近所の魚屋さんと仲良くなって、いい魚が入るととっておいてもらうんです」 秀司さんは仕事の関係で、平日が休み。その日は自分で魚をさばき、肴(さかな)を何点か作って、夕方からちびりちびりと飲み
革オタ同、革萌同、革非同による解放デモ呼びかけ 「団結して共に闘おう!」 こうしたスローガンを見かけると、旧来の政治運動や労働組合運動などをイメージする人も多いだろう。しかし、このスローガンの下で、呼びかけを行っているのは、そんなイメージを壊す若者たちだ。 革命的オタク主義者同盟(革オタ同)と革命的萌え主義者同盟(革萌同)、革命的非モテ同盟(革非同)の3派合同主催の「アキハバラ解放デモ」が6月30日、東京・秋葉原で行われる。 この3派は、エロゲーマーやアニメファン、鉄道オタク、軍事ヲタク、コスプレマニアなど「あらゆるアキバ系オタク諸君」に、「好きに生きるか、それとも縛られて生きるかを選択する時だ!」と、団結を呼びかけている。実行委員長の一人で、「革非同」の古澤克大さん(26)=ゲバ名、法政大学4年生=によると、その3派は社会的弱者であり、割を食っている人々だという。 「(3派に含まれる人た
「別れた異性と友情を保てるか」。ふた昔ほど前に、身近でそんなことが話題になったことがある。ところが今は、別れてもまだ性的な関係をもっている男女が多い。 「彼の浮気が発覚して別れたのに、実はその後もときどき会ってエッチしているんです」 杏子さん(30歳・仮名)は、3年つきあい、結婚を考えていた恋人と1年前に別れた。浮気がばれたときの彼のあまりに開き直った態度に、愛想が尽きたはずだった。 「なのに、私はまだ彼のことが好きでした。だから別れて2カ月後に、彼が夜中に突然やってきたとき泊めてしまったんです」 それ以来、彼はときどきふらりとやってくる。自分がいなかったらどうするのかと聞くと、「そのときは帰るよ」と言うが、内心、杏子さんはいつでも自分のことを待っていると思っているようだ。 「別れてこんな関係でいるのは、おかしいと思う。彼は私が都合いいから、自分がエッチしたくなるとやっ
格差社会と言われているが、恋愛やセックスについても同じことが言えるような気がしてならない。 「私、すでに6年になるんですよ」 ある日、34歳の純子さん(仮名)に打ち明けられた。何が6年かというと、恋愛およびセックスしない歴だという。 「親と同居しているから、家事は全部親がやってくれる。私は月に2万円家に入れて、あとは全部自分で使っています。20代のころは習い事もいくつかしていました。最近は仕事が忙しくて、そうもいかないけど。その割に給料も増えないんですけどね」 彼女の周りの友人たちも、仕事に疲れ、人間関係に心もぼろぼろだという。ワーキングプアと言われているが、普通の会社に勤める純子さんでも、仕事の割に報酬が少ないと感じ、仕事量に比して人材が足りないという気がしてならないと言っている。 「だから恋愛できないなんて言いたくはないけど、出会いがない、ゆっくり関係を深めていくような余裕が
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いまどき、一般的には使うのが阻まれるような「男女平等」という言葉だが、実際は今でも「男には、あらゆる面で自分より上であってほしい」と願う女性はいる。自分より上である男に選ばれることによって、自分の価値を見いだすという、女性の不思議な内面もあるのかもしれない。 「つきあう男の欠点が見えると、なんとなく気持ちが冷めてしまう。結果、男と長続きしないんです。自分でも、この人はがんばっているんだからと自分に言い聞かせるんだけど、冷めた気持ちは戻らない。無理につきあうのも申し訳ないから、別れるしかなくなってしまうんです」 何もかも頭ではわかっていながら、実際には気持ちが冷めてしまうからどうにもならない、と真澄さん(仮名・32歳)は言う。 真澄さんは、とあるベンチャー企業に勤めている。5年前に転職してきて、今はチームリーダーだ。最近までつきあっていた男性は、同じ会社の先輩。仕事ができる男性だ
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