写真提供/マイクロソフト コンピュータ。フォルダ。サーバ。IT・技術系の用語って、なぜか末尾の音引き「ー」を省略しますよね。理系っぽくてかっこいいのだが、ちょっとお尻がむずむずする。 そこに飛び込んできたのが、マイクロソフト社の「『コンピューター』に変更します!」宣言。同社が提供する製品やサービスにおける外来語カタカナ用語の末尾音引きは、これまでJIS記述ルールや学術用語に準拠していたが、今後は内閣告示第二号に基づくルールに変えるというのだ。 内閣告示第二号とは1991年に国語審議会の報告をもとに告示された外来語表記ルール。そこには「語末の『er』『or』『ar』に当たるものは、原則として長音符号を用いて書き表す」とある。 「変更は8月末公開の『Internet Explorer 8』ベータ2日本語版から。パソコンが日常品となり、表記の不統一がもたらす混乱などを解消するために踏み切り