ちょっと前に「コミログ」というブログの「石舘通信『失踪日記』ロングレビュー」という記事が話題になったことがありました。 タイトルからわかる通り、吾妻ひでおの「失踪日記」のレビューなのですが、その内容があまりに的外れだということで批判が殺到したわけです。具体的にどんな内容なのかちょっとぬき出してみましょう。 『実体験』の魅力は何といっても『リアリティ』です。 作り物じゃない、著者が自分自身で体験した、貴重な出来事 なのですから。 裏を返せば、それが無いのなら作り話で良いわけです! それなのに、リアルに思い出すと辛いからなのか、内容が グロくなるからなのか、自分の画のタッチに合わないと思った からなのか、コミカルなタッチにする事でその一番の醍醐味を 自ら放棄してしまっているわけですね。 ちょっと考えれば分かる通り、これはとんでもない事です。 ハンバーグ抜きのハンバーガーです。 新郎新婦のいない