「でかだんびより」では、米ブログで話題となっている日本漫画のとある一コマを紹介している。これは稲垣理一郎氏原作、村田雄介作画の漫画「アイシールド21」でアフリカ系(黒人)の親子がPCを前に笑っているシーンなのだが、ブログ「digital femme」では、これはアフリカ系の人々にとって明白な差別であると主張しているのだ。 一見どこが差別なのか分からないこの画像。「でかだんびより」の翻訳記事によると、太く描かれた「唇」が問題らしく、こういった表現が「何百年の間払いのけようとしていたアフリカ系の先入観を侵している」と激怒しているのだ。このような「マンガの表現問題」は、古くは「ちびくろサンボ」や、手塚治虫氏の時代から存在した根の深い問題。 簡単に白黒つけられる話ではないデリケートな問題なだけに、今後も注目していきたい。 ・でかだんびより「Dekadenbiyori 日本漫画と差別表現」 ・「D