城山三郎氏が亡くなったようだ。前からたびたび、ぼけていると指摘していたが、ぼけたまま長命を保ったりせず、幸いだったと思う。 http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20060818 http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20061231 ところで城山三郎、本名杉浦英一は経済学者だったが、マルクスではない。で、一時は何となく右翼っぽく思われていたが、晩年はむしろ左翼っぽかった気がする。 −−−−−−−−−−−−−−−−− 別に城山を批判するわけではないのだが、「死者に鞭打つ」とよく言うが、考えてみたら、死者は鞭打たれても痛くも痒くもないのだから、これが特にひどいことのように言うのは間違いだろう。もっとも、死んでしばらくたてば「死者に鞭打つ」とは言わないのだから、これは家族や友人の、死んで悲しいという思いを忖度して言われる言葉なのだろう