◇明治安田、既婚女性調査 夫の帰宅時間が早ければ夫婦が最終的にほしい子供の数も増えることが、明治安田生活福祉研究所が20~30代の既婚女性を対象に行った「結婚・出産に関する調査」で明らかになった。特に「午後7時」を境に、ほしい子供の数の差が最も大きく、7時帰宅が少子化を考えるうえで一つのカギとなる可能性がある。(16面に連載「未来育て」) 調査は2、3月、全国の20、30代の未婚・既婚男女を対象に無作為抽出で行い(面談し配布、郵送で回収)、7908人(有効回答率60・8%)から回答を得た。うち既婚女性(1992人)対象の項目で部分的に、毎日新聞から調査を依頼。午後6時から午後10時以降まで1時間刻みで、夫の帰宅時間と現在の子供の数、今後ほしい数などを聞いた。 現在の子供の数と今後ほしい数を合わせた最終的にほしい子供の数は、夫が午後7時までに帰宅する場合は2・33人だったのに対し、午後7時以