10月4日(月)深夜24時20分から放送された「爆笑問題のススメ」(日本テレビ系/製作・札幌テレビ)に、作家の瀬名秀明さんがゲスト出演した。 瀬名秀明さんといえば、『パラサイト・イヴ』『BRAIN VALLEY』『八月の博物館』などの代表作があり、近頃はロボット関係のノンフィクションも精力的に手がけている人気作家である。私は、デビュー作の『パラサイト・イヴ』以来、瀬名さんの作品を単行本で追いかけている一ファンであるが、それとともに、同世代の藤子不二雄ファン同士として、瀬名さんの発言には共感するところが多い。 たとえば、瀬名さんが小学館のPR雑誌「本の窓」2004年3・4月合併号で発表した『「先生」−我が心の藤子不二雄−』なるエッセイには、私の共感を誘う言葉が豊富に詰まっている。まるで私自身の藤子不二雄ファン歴や藤子不二雄先生への思いが書かれているかのような錯覚におちいるほどだ。 とくに共感