風俗ライターを廃業し、歌手として第2の人生を歩み始めた松沢呉一先生。あまりの内容の濃さと文字数の多さで、異例の2号連続掲載となった今回のインタビュー。前号では、ライターへの転機や風俗ライター廃業のお話が中心となった。 さて今回は。。。 前号からの続きをどうぞ。 ☆"タコシェ"というお店について教えてください。 松沢呉一(以下M): 最初は、知り合いのライターと店をやろうっていう話で、、、コンセプトが、世の中に流通していない物だけを集めた店だったんだよね。そいつは途中でドロップアウトしちゃったんだけど。。。 企画書まで作っていたから、一人で色々と回ったんだよ。でも、売り上げとか何も計算していないから事業計画が全くゼロで、こんな店を作りたいっていう熱意だけの企画書だったんだよね。だから「いくら儲かるの?」って聞かれても、「やってみないと分からないですよね」って答えるしかなかったんだよ(笑)。ち