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もはや「国民のお祭り」だ。 既報「収まらない国民の怒り、韓国政府が窮地に」で伝えた、年齢制限のない米国産牛肉の輸入に反対する韓国国民のろうそく集会が6月5日から7日まで72時間連続で行われている。韓国オーマイニュースがその模様をライブ配信している。 三日間累計10万人(主催者発表15万人、警察発表7万人)が集まった先週末(5月30日~6月1日)のろうそく集会後、韓国政府は、「米産牛肉輸入の再協議の可能性はある」とし、また、参加者に暴力を振り回した警察関係者を懲戒するとの発表もあった。 しかし、週明けになってアレキサンダー・バーシバウ(Alexander Vershbow)在韓アメリカ大使が「再協議は難しい」と断言し、「韓国国民に失望した」と発言したことが火に油を注ぐ結果となった。 さらに李明博大統領の実兄である李相得ハンナラ党議員も「仕事のない人間がろうそく集会に集まる」と言い放っ
李明博政権が危うい。 スタートから3カ月しか経っていないが、国民の怒りが収まる気配がない。支持率も20%台(各新聞によって違うが、23~33%)に下落した。普段なら就任初期の「ハネムーン」を満喫するはずだったのに……。 ネットでは大規模のオフ会が次々と計画されるほか、李明博大統領弾劾署名は200万人を超えた。李大統領は、5月22日、事態の深刻性を打開するため、対国民談話文を発表したが、効果はなかった。 怒りを買った理由 なぜこのようなことが起きたのか。命取りになったのは、BSE(Bovine Spongiform Encephalopathy)の危険性がある30カ月以上の米国産牛肉の輸入決定をしたためだ。 2007年10月、韓国政府は、米国産牛肉の検疫にあたってBSE発病の可能性がある30カ月以上の牛肉の骨付き肉を発見し、新しい「輸入公示」が定められるまで米国産牛肉の輸入を暫定的
「『三丁目の夕日』に感動したら韓国へ」への違和感 路地裏の雑踏は実生活の韓国ではない 長迫 厚樹(2008-03-31 15:00) このような雰囲気は、韓国の1つの側面に過ぎない=1月17日、ソウル・南大門市場(ロイター) 3月27日、関口治記者による「『三丁目の夕日』に感動したら韓国へ」という記事が掲載された。私も韓国に語学留学して1年半をすごしたことがあるだけに興味深く読んだ。しかし全面否定するわけではないが、言葉が分からない旅行者と実生活経験者の差であろうか、違和感を抱かずにはいられなかったのである。 この記事によると、訪れた場所はソウルの東大門市場のようである。おもにそこで見た風景、特に屋台での出来事を中心に書いておられる。それは実際に見たことであるから事実であろう。 関口記者の記事では、そこにある種のノスタルジーを求めているようである。だが、東大門市場や南大門市場のよう
若年層の海外旅行離れが暗示する日本の将来的危機 最近の若者は旅をしない。この事実をどのくらいの方がご存じだろうか。 昔に比べると海外旅行は安価で容易になった。日本に暮らす外国人の数も増えた。国際化時代に向けた教育の重要性が叫ばれ、子ども向けの英語教育も盛んである。インターネットなどを駆使して、海外の情報をいくらでも手に入れることができる。その当然の帰結として、若ければ若いほど海外経験が豊富で、国際感覚がはぐくまれているはずだと、そう思っている人は多いかもしれない。しかし、現実は少し違っている。 私がその傾向に気づいたのは、1年と少し前、学生時代に所属したサイクリング部のOB会に出席し、現役の学生たちと話す機会を持ったときだった。自転車で世界一周をしたときの体験談を披露する私に対し、「近ごろはあまり海外に走りに行くヤツはいないです」と彼らは答えたのだ。私は驚き、そして残念に思った。 当初私は
イタリアの日本漫画事情(その2) 漫画翻訳家への道:翻訳家へのインタビューを通して 雨宮 文治(2007-12-15 14:30) (「イタリアの日本漫画事情(その1)」のつづき) 日本漫画がアメリカで大いに人気を集めているという事情については、以前からよく知られていることである。日本人にとって、英語のアニメや漫画はなじみが深いので、逆の意味でアメリカにおける日本漫画の人気については分かるような気がする。フランスやドイツでも人気が高まっていると言われている。 それならイタリアではどんな様子なのかを知りたいと思ったわけである。しかし、そもそもイタリアの漫画事情そのものをほとんど知らない者にとっては、イタリアにおける日本漫画のあり様を想像することは難しい。そこで新進気鋭の漫画翻訳家として活躍中のイタリア人女性へのインタビューをとおして、いろいろな角度からイタリアの日本漫画事情に迫ってみ
アニメから漫画へ~翻訳家へのインタビューを通し 今、イタリアで日本漫画が注目を集めているという。これは大変興味のある話である。そこで、イタリアの日本漫画事情についてもっとよく知りたいと思った。 さて、まず、イタリアの漫画事情そのものを知らないと、イタリアにおける日本漫画のあり様を想像することは難しい。そこで、新進気鋭の漫画翻訳家として活躍中のイタリア人女性へのインタビューを通して、いろいろな角度からイタリアの日本漫画事情に迫ってみたいと 思う。取材相手は、ダ・ポント・ステファニアさん(北イタリア・ヴェネト地方のサンタ・デュスチナ在住)である。 (1)1979年:日本のアニメがテレビで最初に放映される。 (2)1980年:ステファニアさん誕生 (3)1983年:ステファニアさん、3歳 Q: ステファニアさんが最初に日本のアニメを(テレビで)見たのは何歳ごろですか。 A: 3歳のころだったと思
「火鉢」と「布団」の発展形 アメリカで見つけた変わったもの~その23 鈴木 隆介(2007-10-22 07:00) まずは、写真を見ていただきたい。これはアメリカのスーパーで売られている冷凍食品で、上に大きく「HIBACHI」と書かれている。この「HIBACHI」は日本語の「火鉢」に由来するものだ。 いったい、どこがどう「HIBACHI」なのか!?(撮影:鈴木隆介) それでは、アメリカで火鉢を使った料理が流行っているのかというと、そういうことはもちろんない。実際、英語の「HIBACHI」が表す料理は、日本の「鉄板焼き」に近いものである。 このHIBACHIスタイルは、アメリカではとても人気があり、いたるところにHIBACHIレストランなるものがある。ただ、名前に「HIBACHI」がつくからといって、中に座敷があるというような純日本風の造りにはなっておらず、出てくる料理もステーキと
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日本人にソッポを向かれた「シッコ」 封切り初日25日──映画館はガラガラ 宮本 聰(2007-08-27 05:00) 医療問題話題作との前評判の高かったマイケル・ムーア監督「シッコ」は、どうやら日本人にソッポを向かれてしまった様です。 劇場ポスター(撮影:宮本聰) 封切り初日の25日(土)、満を持して川崎にあるチネチッタに早速出かけました。さぞや長蛇の行列かと思いきや窓口も劇場もガラガラで、拍子抜けでした。定員532名の比較的大きな画面があるシネ8でしたが、上映5分前になっても閑古鳥が鳴いていました。 結論から言えば、米国の医療制度の見直しを提案?批判?する内容で、日本人からすれば「何を今さら」といった感が否めません。「医療関係者は絶対に、絶対に、観てくだい」!どうやら、このキャッチフレーズはアメリカ人に向けたものであり、日本人ではないようです。 健康保険とは何か?医療とは何か
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