ささやき・・・えいしょう・・・いのり・・・ねんじろ! ** しんざきはまいそうされます ** およそWizardryのステキっぷりというものは、あの独特な言葉使いにとどめを刺す。少なくとも私に関する限り、日本における「ウィザードリィ」の最大の功労者は訳文を書いた人であろう。宝箱の罠で「げんこつ」とか、 ** いしのなかにいる! ** であるとか、そんじょそこらのセンスでは訳せねえ。最も身近にして、最も魅力的な「洋ゲー」、多分それがWizardry独特の味の源泉なのだろう。 さてさて、ということで今回は続き物。歴史的名作、かの「Wizardry」の話を、何回かに分けてやってみたいと思う。よって、今回のお話は基本的に前置きである。 なにせ熱狂的なファンの多いこの作品だ、先に私の立ち位置は明確にしておく必要があるだろう。下手に知ったかぶりを書いて夜道で刺されても困る。 ○そもそも私はWizard