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feminismと批評に関するTakahashiMasakiのブックマーク (3)

  • 妊娠小説

    *斎藤美奈子 『妊娠小説』(筑摩書房) それは唐突な宣言より始まる。「あなたの子供ができたの」この瞬間、小説内にガラガラと響 く落雷! そう、それがただの小説が「妊娠小説」に変わる宣言だ。抱腹絶倒の評論! 高校の現代国語の教科書には、ほぼもれなく『舞姫』の全文が載っている。 言うまでもなく、明治の文豪、森鴎外の短編小説だ。 わたしはこの作品は、ここで出会うまで読んだことがなかったが、これの元になった事件のこ とはおぼろげに知っていた。だから、読んだ時ああこれか、と思ったものである。まあ、「題材」 であるから、これが何もかもそのまんまである訳はないのだが、エリート男が留学先で若い女と いい仲になった挙句捨てて帰ってきた、というラインは同じことだ。 で、当時わたしは、非常に不思議だった。これ……高校生に読ませる話か? いや、別にね、やらしい描写なんかはさしてないんですよ。そういうことではな

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/02/26
    "やっぱそうなのよ、やっぱコイツ〔鴎外「舞姫」主人公〕ってサイテーでOKなのよ!"
  • 妊娠小説 - ココロオキラクBLOG 地獄はオレの遊び場だぜ

    妊娠小説 (ちくま文庫) 作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 30回この商品を含むブログ (70件) を見る ソロクトなどの海外のハンセン病療養所で、断種が懲罰として強制された。しかし、懲罰の方法が、なぜ断種だったのか?という疑問を漠然と持っていた。絆―「らい予防法」の傷痕-日韓国台湾 このは「妊娠」という観点から著名な小説を読み解いた評論で、下の文章は中絶が社会衛生的に安全に行われるようになっても、石原都知事「太陽の季節」ように、ヒロインが生死をさまようことになるのはなぜかの分析なのだが、読んでハッとした。 2、妊娠中絶は「女に対する制裁」にもなりえます(教育的メッセージ)。 中絶の解禁は、ちょっと前まで死を賭して堕胎に挑んだ女にとってみれば、むしろ解放(生まなくてすむ・安全に中絶できる)と感じられたはず

    妊娠小説 - ココロオキラクBLOG 地獄はオレの遊び場だぜ
    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/02/26
    「妊娠小説」評(ハンセン病患者断種と絡める
  • 斎藤美奈子「妊娠小説」

    斎藤美奈子「妊娠小説」(ちくま文庫) 既に斎藤美奈子の文章はいろんなところで楽しく読ませてもらっていたのだが(最近はホントいろいろなところで書いているしね)、彼女のを買ったのはこれがはじめてだった。書については好意的な感想をいくつも読んで期待して読んでみたのだが、それに値するだった。 確か永江朗が「批評の事情」の中で、「妊娠小説」を楽しく読み、その後「紅一点論」を読んだところで斎藤美奈子がフェミニズムの論客であることに気付いた、というようなことを書いていたと思うが(すまん、立ち読みしただけなので間違っているかもしれない)、もう彼女の文章に親しんでいる当方には「気付く」までもなくその前提があるわけで、それを踏まえた上で、フェミニストでない当方からしても納得のいく評論であった。 でもねえ、このを誉めるにしても、ただ「面白かった」とか、「分かりやすく一刀両断している」ということで称揚する

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/02/26
    「妊娠小説」評
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