男性の約半数が、「男だから」というプレッシャーから生きづらさを感じたことがある――。そんな結果が、一般社団法人の意識調査でわかった。19日は、男性の健康などに目を向け、ジェンダーの平等を促す「国際男性デー」。専門家は「男性の生きづらさを可視化することで、女性にとってもよりよい社会になる」と指摘する。 調査を実施したのは、多様性のある社会や女性の挑戦を後押しする活動をする一般社団法人「Lean(リーン) In(イン) Tokyo」。男性が職場や学校、家庭で感じる生きづらさについて今年10月、インターネット上で男性を対象に実施し、309人から回答を得た。 「『男性だから』という固定観念やプレッシャーにより生きづらさや不便さを感じるか」という質問では「頻繁に感じる」が17%、「たまに感じる」が34%で、51%が「感じる」と回答した。「まったく感じない」は22%にとどまった。「頻繁に感じる」と回答