中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)の業績が好調だ。 同社は3月20日、2023年の通期決算を発表。それによれば、同年の売上高は6090億1500万元(約12兆8032億円)と前年比10%増加、非国際会計基準(非IFRS)ベースの純利益は1576億8800万元(約3兆3151億円)と同36%増加した。 2桁台の増収増益を牽引したのは、海外向けのオンラインゲーム事業とオンライン広告事業だ。 海外向けゲームは「VALORANT(ヴァロラント)」「勝利の女神:NIKKE」「Triple Match 3D(マッチ3パズル)」などのタイトルが人気を集め、為替変動の影響を除いた売上高は532億元(約1兆1184億円)と前年比8%増加した。一方、中国国内向けゲーム事業の売上高は1267億元(約2兆6636億円)と、前年比2%の増収にとどまった。 オンライン広告事業の売上高は1015億元(約2
米最高裁は1月16日(現地時間)、米Epic Gamesが米Appleを独禁法違反で訴えた裁判で、両社からの審理請求をそれぞれ却下した。Appleにとって有利な決定と言える。 Epic側の控訴は、AppleのApp Storeのポリシーは独禁法に違反しないとする控訴裁の決定を不服とするもの。Apple側の控訴は、反ステアリング規則が違法という控訴裁の判断を不服とするものだった。 反ステアリング規則とは、Appleがアプリ開発者に対し、公式アプリストア(App Store)以外でのアプリ関連代金支払オプションについて告知することを禁じるというものだ。最高裁による却下で、Appleは規則を変更することになる可能性がある。Appleは既に、韓国などでアプリストア以外での支払いを認めている。 Epicは、「フォートナイト」をApp Storeに復帰させることにも、サイドローディングを認めさせること
日本で根強いファンを持つヴィジュアルノベル(VN)ですが、欧米でも徐々に人気が高まりつつあり、テンセントがVisual Artsを買収したこともあってさらに人気が高まる期待が寄せられています。 https://www.siliconera.com/visual-arts-acquired-by-tencent/ 8月7日からSteamでもVNオンリーのフェスティバルセールが開催されています。何気なく語っていますが、これってすごいことです。 日本から見ると驚きかもしれませんが、Steam上ではSteam Greenlightというコミュニティ投票制リリース審査機能が2012年に採用されるまでVNは存在しないも同然の扱いでした。Steamでゲームとして市民権を得たのはSteam Greenlight採用以降になります。 2017年以降はSteam Greenlightは廃止され、Steam D
米国の元大統領であるバラク・オバマが、ホワイトハウスでもっともゲーマーに近い存在であることは以前から知られていた。しかし今回、彼のゲーマーとしてのプロフィールについて重要な情報が得られた。なんと、オバマは「大乱闘スマッシュブラザーズ」のキャプテン・ファルコン使いだったのだ。 「大乱闘スマッシュブラザーズ」のコミュニティオーガナイザーであるコーディ・ダニエルズは、ボランティアの「メイク・ア・ウィッシュ」を通じて2015年にオバマに会った。その際、2人はダニエルズの好きなNINTENDO 64の「大乱闘スマッシュブラザーズ」をプレイし、オバマはカートリッジにサインをして写真を撮ったという。 そして先週、ダニエルズは「メイク・ア・ウィッシュ」への資金集めのため、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』プレイヤーのダニエル・リー(Tafokints)とともにHustler Casinoのポーカー配信「M
[CJ2023]2vs.2の美少女対戦格闘は,連ジの速さでエクバする――AR視点にも対応,新作3Dメカアクション「星之翼」に触れた 編集部:楽器 中国のゲームショウ・ChinaJoy 2023(CJ2023)で,盛天游戏(CENTURY)はPC / スマホ向け3Dメカアクションゲーム「星之翼(Star Wings)」をプレイアブル出展した。 本作は,2023年末に中国でのみリリースされるという,プレイヤー or NPCの1vs.1,または2vs.2で楽しむ対戦格闘アクションだ。 開発期間は2〜3年。中国では3月にプレイテストが行われている。 一応,現地スタッフに「なにか参考にしているゲームはありますか」と尋ねたところ,「市場にあまりないタイプのゲームでして。参考にしたゲームというのもとくにありません」と返答された。 というわけで,ゲームの紹介をしていこう。 「星之翼」の舞台は,争いの時代。
米ニューヨーク州クイーンズのシルバー・ガル・ビーチ・クラブで麻雀に興じる女性たち。(PHOTOGRAPH BY GEORGE ETHEREDGE/THE NEW YORK TIMES/REDUX) 中国生まれの麻雀は、今や世界中に広がり、その土地の文化に根を下ろしている。米国では、アジア系移民家族の娯楽というイメージが強かったが、アジア系に限らず、麻雀は様々な社会的少数派の人々が安心して集まれる場を提供してきた。 米国では反中感情が高まっていた頃でも、麻雀だけは爆発的人気を獲得していた。あるいはロシアでは、2012年に33時間以上に及ぶ世界一長い麻雀の試合が行われ、ギネスの世界記録に認定されている。ところが中国では、20世紀半ばに資本主義の腐敗と結び付けられ、麻雀は40年以上も禁止されていた。 麻雀は、どのようにして多様な文化に受け入れられ、人気を得ていったのだろうか。その歴史を振り返って
外国で出稼ぎ労働をしていたフィリピン人のジャン・カルロ・マクグレイさん(32)は、新型コロナウイルスのパンデミックに伴うロックダウン(都市封鎖)で身動きが取れなくなった時期に、価格が高騰していた暗号資産(仮想通貨)を活用して、故郷にいる何十人もの失業者に稼ぎを提供できる手段をついに見つけた、と思った。写真は2018年8月、フィリピンのイムスの街でゲームをする女性(2023年 ロイター/Erik De Castro) [マニラ 26日 トムソン・ロイター財団] - 外国で出稼ぎ労働をしていたフィリピン人のジャン・カルロ・マクグレイさん(32)は、新型コロナウイルスのパンデミックに伴うロックダウン(都市封鎖)で身動きが取れなくなった時期に、価格が高騰していた暗号資産(仮想通貨)を活用して、故郷にいる何十人もの失業者に稼ぎを提供できる手段をついに見つけた、と思った。 マクグレイさんが着目したのは
著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。 ここしばらく米国防総省、通称ペンタゴンの機密文書が流出し、ネット掲示板の4chanや複数のDiscordサーバーで出回っています。なかには日々の業務報告やウクライナ軍の位置に関する機密情報のほか、なぜかテーブルトークRPGのキャラクターシートと思しき手書きのメモも混ざっていました。 ペンタゴンからの情報流出は過去にもいくつか例があり、古くは米国のベトナム戦争への関与につき政府に不都合な分析も書かれたペンタゴン・ペーパーズ(スピルバーグが2017年に映画化)が思い出されるところで
ロシア連邦政府は、ゲーム産業の活性化をプロジェクトとして掲げているそうだ。大規模な予算で世界のトップを争う構想もあるという。現地メディアKommersantが報じている。 Image Credit: Hello Lightbulb on Unsplash Kommersantによると、12月15日にロシア連邦デジタル発展・通信・マスコミ省にておこなわれた会議では、ロシアのビデオゲーム産業の強化が議題になったという。同誌が入手した会議資料によると、ロシア政府は「未来のゲーム産業(Игровая индустрия будущего)」なるプロジェクトを掲げているとのこと。さらにゲーム業界の戦略的発展の中心を担うRosgeimという新組織の設立が検討されているという。 また本プロジェクトの構想としては、予算規模別に3つの案が用意されているそうだ。そのうちのひとつの予算は70億ドル(約9280億
早くからゲーム界隈では「ゲーマー」など英語由来の専門用語が定着しており、日本をはじめとした世界各国でも事情は似ているようだ。が、フランス政府は「ストリーマー」や「クラウドゲーミング」といった英語由来のゲーム専門用語を公式に禁止したことを発表した。 仏AFPによると、フランス語の保存と純化を目的とするアカデミー・フランセーズ(国立学術団体の1つ。1635年に宰相リシュリューが設立)は2月、「不可避だと見なしてはならない(言語の)劣化」につき警告を発したとのこと。その中では「ビッグデータ」や「ドライブイン」といった直訳の外来語(英語)も取り上げられていたという。 これを受けて5月31日(現地時間)、フランス当局は英語由来のゲーム用語を禁止することを官報に掲載した次第だ。今後、公務員は「クラウドゲーム」や「eスポーツ」という英語は使えず、代わりに例えばストリーマー(配信者)は「joueur-an
オンラインゲーム「原神 (Genshin Impact)」のチートツール「Genshin XYZ」が不正にクラックされ、配布されているとして、チートツール作者が GitHub に DMCA 削除要請を行った (TorrentFreak の記事)。 作者によればチートツール本体は DLL であり、C# で VMProtection を用いて書いた DLL ローダー内で実行する形のソフトウェアとして配布しているという。しかし、クラック版はローダーをクラックして DLL を取り出して独自のローダーに組み込み、「GenshinPublic」という名称で配布されているとのこと。 チートツール自体が DMCA 迂回禁止条項違反で訴えられることも多いが、作者は GenshinPublic がローダーによる技術的保護手段を迂回していると考えているようだ。一方、GitHub では迂回禁止条項違反の主張が有効
Warner Bros. Gamesは11月18日、対戦アクションゲーム『MultiVersus』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)。2022年に配信開始予定で、基本プレイ無料となる。また本作はクロスプラットフォーム、クロスプログレッションに対応するとのこと。 『MultiVersus』はさまざまなアメコミやカートゥーンキャラクターが入り乱れて戦う対戦アクションゲームだ。出典としては「バットマン」「アドベンチャータイム」「トムとジェリー」「スティーブンユニバース」など、数多くの作品のキャラクターが登場。原作では見られないクロスオーバーが実現し、チームバトルを繰り広げるのだ。 『MultiVersus』の基本となるルールは2対2のバトルで、チームプレイに焦点が当てられて
ホーム ニュース ゲーム会社カイロソフト、パートナーの中国パブリッシャーを告発。コード盗用や契約料不払いなど、被害を明かす 国内デベロッパーのカイロソフトは10月16日、ゲーム配信プラットフォームTapTapにて中国国内ユーザー向けに公開状をリリースした。公開状には、同社が中国にてパブリッシュ契約を結んだ現地ゲーム企業が、契約に違反した行動を取っているとの主張が綴られている。 カイロソフトは1996年創業の国内ゲームデベロッパーだ。同スタジオはシミュレーションゲームをモバイルおよびコンソール向けに多数リリースしている。例としては売れっ子漫画家を目指す『まんが一本道〆』やゲーム開発会社経営シム『ゲーム発展国++』などがあり、馴染みやすいピクセルグラフィックと中毒性のあるゲームプレイで好評を博している。また、同スタジオは過去に『ゲーム発展途上国ⅡDX』などWindows向けフリーゲームも手がけ
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