漬物や甘酒の材料として、古くから食卓で親しまれてきた酒粕。旨み成分を多く含んでいることから、料理の風味を高める絶好の調味料として活用される一方、そのまま食べる習慣はあまり根付いていないように思います。 酒粕自体は良い香りがするものの、そのままでは寂しい味わいです。しかし、少し焼くだけで香ばしいつまみに早変わりします。日本酒の原料をつまみにして、日本酒をとことん味わい尽くす。そんな晩酌はいかがでしょうか。 酒粕を焼いて香ばしく【材料】 酒粕(お好きな分量で) 酒粕にも種類がありますが、「板粕」と呼ばれるものが扱いやすいでしょう。素材の良し悪しが味に出るため、今回はより良い風味を期待して吟醸酒を絞った酒粕を使いました。 【作り方】 板粕を適当な大きさに割って焼くだけ。炭火のほか、アルミホイルを敷いたオーブントースターや魚焼きグリルなどでも簡単に焼けます。焼けたら、砂糖醤油やはちみつ、ごまだれ(