筆者がC#の採用を決めたとき、C#がJavaよりも圧倒的に優れていると感じた機能がいくつかあった。そのうちの1つが、「usingステートメント」だ。これはまさに「シビレるねぇ」といいたくなるようなゴキゲンな機能である。一度使うと絶対に手放せなくなることは、この私が保証しよう。何しろ、この私自身が、もはや手放せなくなった者の1人であるからだ。 そして、usingステートメントが有効であることは、C#以外のプログラム言語でも、これに相当する機能を取り込みつつあることが証明していると思う。これから解説するように、Visual Basic 2005でもUsingステートメントが採用され、Visual C++ 2005 (C++/CLI)ではさらに過激になり、usingキーワードすら使わないでそれに相当する機能を利用できるほど深く言語仕様に統合されてしまっている。 Usingステートメントがない場合
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