シャープがペット事業に参入。健康管理が行える猫用IoTトイレのほか、法人向けに犬用のバイタル計測サービスも始める。 シャープはこのほど、猫の尿の量や回数、滞在時間、体重、周辺の温度などの計測データをクラウド上に蓄積し、スマートフォンから見られる猫用トイレ「ペットケアモニター」を7月30日に発売すると発表した。価格は2万4800円、サービス利用料は月額300円(いずれも税別)。 ペットケアモニターは、猫用のトイレ型IoT健康管理デバイス。計測データをWi-Fi経由でクラウド上にアップロードし、「尿量が多い、少ない」「滞在時間が長い」など、異変を検知すると飼い主の専用アプリ「COCORO PET」(Android、iOS)に通知する。トイレ周辺の室温も計測可能で、猫がトイレに行くのを我慢してしまうという寒さにも飼い主が気付けるとしている。