レバノン・ベイルート(Beirut)で、治安部隊の麻薬対策本部が公開した合成麻薬エクスタシー(Ecstasy、2010年6月11日撮影)。(c)AFP/JOSEPH EID 【8月1日 AFP】欧州11か国19都市の違法薬物使用状況を下水処理施設で採取したヒトのし尿から分析したところ、コカイン使用が最も多かったのはベルギー・アントワープ(Antwerp)だったとの報告書が26日、学術誌「サイエンス・オブ・ザ・トータル・エンバイロメント(Science of the Total Environment、環境総合科学)」に発表された。北欧では覚せい剤が好まれ、大麻の使用量では予想通りオランダ・アムステルダム(Amsterdam)がトップだったという。 欧州史上最大規模となった調査では、コカインの1日あたり使用量は約350キログラムだとの推論が導き出された。一方、最も一般的に使われている薬物は依