Nathan's Economic Edge: THE Most Important Chart of the CENTURY、という記事にあったチャートを転載: これはアメリカが1ドルの債務を増やした際に、どれくらいGDPが増えるかを1960年から記した曲線。 まだアメリカのバランスシートが健全だった1960年代は、当然ながら負債$1増加でGDPは$1近く伸ばせた。 やがてアメリカが借金漬けになるにつれ、債務を増やしてもGDPの伸びは小さくなってくる。返済に回す分も増えるから。 Bad Moneyという本には、2000年代初頭には「$1のGDPを稼ぐのに$7の借り入れが必要」と書かれていた。このチャートとほぼ一致する。 ⊿GDP/⊿債務が0.1ということは、$10借金してもGDPは$1しか増えないということ。 ⊿GDP/⊿債務が0ということは、いくら借金してもGDPは一定ということ。 ⊿