日本出版者協議会 2012年10月、出版流通対策協議会(流対協)が「一般社団法人・日本出版者協議会」(出版協)となって生まれ変わりました。事務所営業日時:月・水・金曜日の11:00~17:00です。 出版協プレスリリース 2012年11月6日 ●アマゾンジャパンからの回答について 2012年10月17日、一般社団法人日本出版者協議会(出版協 =旧・流対協、会長高須次郎、会員98社)は、東京都目黒区のアマゾンジャパン社内で面談の上、アマゾンジャパン株式会社に対して、1.「Amazon Student」プログラムの10%ポイント還元特典の速やかな中止と、2.「Amazon.co.jp」の価格表示について再販対象書籍については 「定価」と表示するよう申入れをし、10月31日までに文書での回答を要請していたが、10月31日、アマゾン側から同日付の文書回答を受けた。 文書はアマゾンジャパン株式会社・
日本人は今も「自炊」をしていると聞くたびに、気の毒で仕方がない。台所での自炊ではない。プリント版の書籍を自分で1ページずつスキャンしてデジタルファイルにし、自家製「電子書籍」として利用することを業界関係者は自嘲気味に「自炊」と呼んでいる。テクノロジー先進国の日本で本当に起きているとは思えない、実に奇妙なできごとだ。 そしてそれを考えるたびに、アメリカでアマゾンがやっている文字通りの出版業界の破壊というか、破壊的イノベーションを思わずにはいられない。振り返ってみると、アマゾンは今やアメリカの出版産業をすっかり変えてしまっているからだ。 最初は、もちろんインターネットで書籍を販売することだった。書店を含め、これだけでもかなり大きなインパクトがあったが、電子書籍時代になって、間違いなくそれが加速化しているのだ。 たとえば、かなり安い価格で電子書籍を売り出したこと。また、自費出版したい作家たちに、
講談社が導入する印刷・製本ライン。左端部分にロール紙をセットすると、表裏に印刷した後、折り機、綴じ機などを通って、本が完成する 講談社は今春、少部数用の印刷機と製本機を導入し、出版大手としては初めて、書籍の“自社生産”を始める。 出版不況で返本率が4割に迫る中、必要な部数だけを自社で機動的に生産することで在庫を減らし、コストを削減する狙いだ。 米国製のインクジェット印刷機とスイス製のデジタル製本システムを埼玉県内の流通センターに設置し、夏にも本格稼働する。ロール紙の両面に印刷した後、ページ順に折り重ねて綴(と)じるまでを自動に行う。表紙カバーをかければ、すぐにも出荷できる。1時間で1000部作ることができ、月産20万部を目指す。 オフセット印刷に比べて品質は少し劣るというが、文庫の見本を手に取っても違いは分からない。同社の梅崎健次郎・業務局長は「科学などの学術図書のほか、3000部以下の文
アマゾンの専用端末「キンドル」の海外モデルは最も安いタイプで1台79ドル(約6300円)だ。アマゾンのサイトでの書籍販売部数は、電子書籍が紙の書籍を上回っている。 アマゾンは、日本市場向けにキンドルを本格販売する準備を進め、出版各社と交渉している。だが、アマゾンが提示した契約は、電子書籍の販売価格の決定権をアマゾンが持つといった内容で、出版各社は「著者への印税などの支払いもままならない」と反発している。また、アマゾンは電子書籍化を加速させるため、著作権を出版社が管理することも求めた。日本では著者が著作権を持ったままで、出版社は出版する権利を持っているにすぎない。「米国流を押しつけている」との不信感も広がる。
Appleの創業者、スティーブ・ジョブズ氏の最初にして最後の公式伝記本。各国で販売されて好調に売り上げているが、各国での販売価格や装丁などを調べた。 10月5日に56歳でこの世を去ったAppleの創業者、スティーブ・ジョブズ氏。同氏自身が取材に全面協力した最初にして最後の公式伝記本「スティーブ・ジョブズ」が、当初の予定より1カ月ほど前倒しとなり、10月24日から世界各国で販売開始された。 日本語版は講談社が上下巻に分け、まず上巻が発売されたが(下巻は11月1日発売予定)、すでに読了した方も少なくないかもしれない。ネット上では日本語版の価格や装丁などについて賛否両論の声が上がっているが、実際のところほかの国で発売されているものとどのくらい違うのか調べてみた。 翻訳権の取得状況 まず、同書がどの国で販売されているか。ほとんどの報道では20カ国前後と紹介されているが、国名が正確に書かれたものは確
2010年01月30日 17:47 カテゴリ戦略とか、戦術とか 日本の出版社を壊す、勝間和代という黒船 Posted by fukuidayo No Trackbacks Tweet 本日は勝間和代さんの本当の凄さについて書こうと思う。 極端な言い方をすれば、勝間和代さんは、KindleやiPadが出る前に日本の出版社を壊してしまった、のだと思う。 僕自身は、随分長い間、勝間さんの本のタイトル(年収10倍アップとか)に抵抗があって、長い間ずっと購入せずにいたのだが、読まず嫌いもフェアではないだろう。と思い、最近になって一通り読んだ。 読んでみたところ、勝間さんの本のメッセージには共感できたし、主張も合理的だと感じた。自己啓発本として、わかりやすく、変にスピリチュアルな所もなく好感が持てた。 さて、ここからが本題なのだが、ある出版社の方から次のような話を聞いた。 勝間さんの書籍が売れるのはあ
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