クック海峡でM6.5の地震=首都で負傷者、停電も−ニュージーランド クック海峡でM6.5の地震=首都で負傷者、停電も−ニュージーランド 21日、ウェリントンの酒屋で、地震の揺れにより陳列棚から崩れ落ちた商品(EPA=時事) 【シドニー時事】ニュージーランド政府研究機関GNSサイエンスによると、北島と南島の間に位置するクック海峡で21日午後5時9分(日本時間同2時9分)、マグニチュード(M)6.5の地震があった。海峡に面する北島の首都ウェリントンで1人が負傷したとの情報があるが、死者や深刻な被害は伝えられていない。 震源は、南島セドンの東20キロで、深さ17キロ。この付近では19日にM5.7、21日朝にはM5.8の地震が発生していた。現地の報道によると、ウェリントンの一部で停電。エレベーター内に人が閉じこめられるなどした。建物の窓ガラスが割れて落ち、国会議事堂にもひびが入った。 ウェリン