2月16日、バイトマン独連銀総裁は、中央銀行に対して政治的な影響が及ぶ傾向を懸念している、と述べた。写真は昨年11月、フランクフルトで撮影(2013年 ロイター/Lisi Niesner) [モスクワ 16日 ロイター] バイトマン独連銀総裁は16日、中央銀行に対して政治的な影響が及ぶ傾向を懸念している、と述べた。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後、記者団に対して述べた。
1月11日、米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は、多くの国が金融政策を使い自国通貨を防衛しようとしていると指摘し、「通貨戦争」の可能性を示す危険な兆候だと警告した。都内で2010年9月撮影(2013年 ロイター/Yuriko Nakao) [サマーセット(米ニュージャージー州) 11日 ロイター] 米フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁は11日、多くの国が金融政策を使い自国通貨を防衛しようとしていると指摘し、こうした動きは「通貨戦争」の可能性を示す危険な兆候だと警告した。 プロッサー総裁は講演で、多くの国が為替を統制する政策を導入していると述べ、政府の圧力が背景にある場合が多いと指摘。通貨戦争に突入するような政策は貿易や経済にとって健全ではないとし、中銀や政府はこうした動きに慎重になる必要があると主張した。 また、こうした政策は短期的な戦略にはなり得ても、長期的には必ずしも健全
QE2は失敗だった、金融・財政政策限界で残る道はイノベーション――田中直毅・国際公共政策研究センター理事長《世界金融動乱》(1) - 11/08/24 | 12:13 ――米国経済の失速や国債格下げなどでドルの信認が揺らいでいる。 昨年秋に米国が開始したQE2(第2次量的金融緩和)は、新興国経済のインフレ期待を高め、石油や穀物など一次産品高騰を招いた。国際経済に多大な影響を与える一方、米国のリアルエコノミー(実体経済)は失速している。 ドルの保有の過半が非米国の国々という状況下では、米国の金融政策は世界の信用創造やインフレ期待を刺激し、世界のリスク性資産の分布を歪めることをFRBは百も承知だった。 だがFRBは、グローバルに大きな影響を与える前に、米国の実体経済を持ち上げ、出口戦略に持って行くという唯一のソリューションに賭けた。 結果は、失敗だった。それがドルの信認という話につ
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