7月17日、みずほ証券・チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は、損切りできず追い貸しに踏み切ったギリシャ問題の欧州的解決は通貨ユーロの地位を高めることにはつながらないと指摘。提供写真(2015年 ロイター) [東京 17日] - 12日にブリュッセルで開催されたユーロ圏首脳会議は、ギリシャのチプラス首相と独仏首相らの個別会談を交えつつ約17時間にわたるロングランの討議となり、日付が13日に変わってから支援プログラムを開始することで基本合意が成立した。
7月17日、みずほ証券・チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は、損切りできず追い貸しに踏み切ったギリシャ問題の欧州的解決は通貨ユーロの地位を高めることにはつながらないと指摘。提供写真(2015年 ロイター) [東京 17日] - 12日にブリュッセルで開催されたユーロ圏首脳会議は、ギリシャのチプラス首相と独仏首相らの個別会談を交えつつ約17時間にわたるロングランの討議となり、日付が13日に変わってから支援プログラムを開始することで基本合意が成立した。
命を突然絶たれた兄は、患者たちの「恩人」だった 大阪・北新地ビル放火殺人 遺志を継いだ妹が、2年たってやっと口に出せた「生きていてほしかった」
ドイツの極右の色彩が強い「ドイツのための選択肢(AfD)」のような政党にとって、欧州の根幹を揺るがす事態*は、絶好の機会になるはずだった。AfDは2013年にドイツにおいては初の反ユーロ政党として結成された。当時この言葉は、欧州連合(EU)そのものに対する反対ではなく、「ユーロ」という共通通貨への反対を意味していた。 *これまでEUは欧州統合を進めてきたが、現在のギリシャ債務危機の問題を解決するにはギリシャのユーロ離脱もやむを得ないと一部のユーロ圏加盟国が考えている状況 ユーロ危機の話題が一時的に新聞各紙の1面から消えていった2014年に、同党が発するメッセージは変化し、この頃から「ドイツのための選択肢(AfD)」は、様々な関心を持つ人々を引き付け始めた。新たにAfDを支持するようになった人々(主にドイツ東部の新たな支持者)は、移民とイスラム教徒、同性愛者を嫌っているだけでなく、メディアに
ギリシャで仮想通貨に関心=ユーロ離脱不安「ATM」登場 ギリシャで仮想通貨に関心=ユーロ離脱不安「ATM」登場 アテネ市郊外の文房具店に設置されたギリシャ初のビットコイン現金自動預払機(ATM)=12日 【アテネ時事】債務危機に揺れるギリシャで、仮想通貨「ビットコイン」が注目を集めている。ユーロ圏離脱論や旧通貨ドラクマの復活観測、銀行預金引き出し規制など、相次ぐ混乱でお金に対する市民の不安が高まっているからだ。 【特集】ギリシャ債務危機現地リポート〜国民の1割が公務員の国〜 アテネ市郊外の文房具店「オリゾデス」。ビットコインの「現金自動預払機(ATM)」が国内で初めて登場した。設置したスタマティス・バレラスさん(35)によると、ATMは国内銀行の資金繰りが厳しくなった6月上旬に稼働した。 ATMに現金を入れてビットコインを購入すれば、資本移動規制で本来できないはずの海外送金がネット経由
[アムステルダム 14日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は14日、欧州はギリシャに対する理解を失いつつあるとの認識を示した。 議長はオランダ放送協会のニュース解説番組「ニュースアワー(Nieuwsuur)」でのインタビュー(抜粋)で、個人的にギリシャが必要な事柄に自ら支持を示すよう希望したものの、実際にはギリシャ政府が状況を困難にしたと指摘した。 その上で「仮にギリシャ以外のユーロ圏18カ国でギリシャへの追加資金提供の賛否を問う国民投票が実施されていたら、その結果はもっと顕著で、反対票の割合はギリシャの60%を超えていただろう」と語った。
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ギリシャ危機の虚構 ―― 救済対象はギリシャではなく、独仏の銀行だった A Pain in the Athens 2010年に危機が起きるまでに、フランスの銀行がユーロ周辺諸国に有する不良債権の規模は4650億ユーロ、ドイツの銀行のそれは4930億ユーロに達していた。問題は、ユーロゾーン中核地域のメガバンクが過去10年で資産規模を倍増させ、オペレーショナルレバレッジ比率が2倍に高まり、しかも、これらの銀行が「大きすぎてつぶせない」と判断されたことだ。これらの銀行が各国の国債を手放せば、債券市場が大混乱に陥り、ヨーロッパ全土で銀行破綻が相次ぐ恐れがあった。要するに、EUはギリシャに融資を提供することで、ギリシャの債権者であるドイツとフランスの銀行を助けたに過ぎない。ギリシャはドイツとフランスの銀行を救済する目的のための道筋に過ぎなかった。なかには、90%の資金がギリシャを完全に素通りしてい
金融市場異論百出 株、為替のように金融市場が大きく動くことは多くないが、金利の動向は重要だ。日本を代表する日銀ウォッチャーが金融政策の動向を分析、金融政策の動向を予測する。 バックナンバー一覧 「ギリシャ国民はなぜあんなに自分勝手なのか」とドイツ人は怒っている。しかしながら、ギリシャ人にはギリシャ人なりの反論があるようだ。アテネ在住の数人に話を聞いたので紹介してみよう。納得し難い説明もあるが、債権団側とギリシャ側の感覚のズレを知ることは非常に重要と思われる。 第一に、ドイツ人は、ギリシャ人の借金に関するモラルの低さにいらついているが、ギリシャ人は次のように反論する。「かつての汚職まみれのギリシャ政府に多額の賄賂を送って財政支出を拡大させ、財政悪化の中で大もうけしてきたのはドイツ企業ではないか」。 ギリシャの信号のほとんどはドイツ製で、軍事関連の受注額の上位3社もドイツ企業が占めてきたという
ギリシャへの新たな金融支援の協議を始めるかどうかを巡り議論を続けていたユーロ圏の財務相会議は、意見の隔たりが埋まらないまま終了し、ユーロ圏各国は、日本時間の12日午後11時すぎから、首脳会議に場を移して協議を続けています。 ユーロ圏の各国は、日本時間の12日午後11時すぎから、首脳会議に場を移して話し合いを続けています。 首脳会議を前に、ギリシャのチプラス首相は「ギリシャは、真摯(しんし)に妥協する用意がある。すべての国が求めれば今夜合意は可能だ」と述べて、ギリシャの構造改革案を各国が受け入れ、支援を開始するよう求めました。 一方で、ドイツのメルケル首相は「信頼という最も大切なものが失われてしまった。今回の会議で絶対に合意が必要だとは思っていない」と、ギリシャの対応を見極めたいと慎重な姿勢を示しました。 ギリシャ政府が金融支援の前提として提出した構造改革案について、ユーロ圏各国からは、ギリ
ユーロ圏各国の財務相は11日の会議で、ギリシャへの新たな金融支援の協議を始めるかどうか、議論がまとまらなかったため、2日目の会議を開きます。ギリシャへの不信感から構造改革を着実に実施するか疑問視する声が根強く、議論がまとまるかは予断を許さない状況です。 ギリシャは支援を受ける前提として、年金制度の改革や付加価値税の税率引き上げなどを含む構造改革案を提出しましたが、会議ではギリシャが約束どおり実行するか疑問視する声や、さらに踏み込んだ財政緊縮策が必要だといった意見が出て議論はまとまらず、日本時間の12日夜、再び財務相会議を開くことになりました。 ユーロ圏各国のギリシャへの不信感は根強く、金融支援の協議開始で意見がまとまるかどうかは予断を許さない状況です。 このため、この会議に続いて予定されるユーロ圏の首脳会議とEU全体の首脳会議のうち、EUの首脳会議は取りやめとなり、ユーロ圏の19か国で意見
【ブリュッセル=赤川省吾】欧州の政治交渉は一筋縄ではいかない。ギリシャを巡る支援交渉もそうだ。11日のユーロ圏財務相会合で共同声明の素案(ドラフト)を作成するところまでたどりついたが、フィンランドなどの反対で議論が中断した。金融支援が遅れれば、ギリシャは20日に予定されている欧州中央銀行(ECB)への資金返済ができなくなる。そんな時でも「裏技」を考えるのが欧州流。破綻を回避できるウルトラCを用意
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