10月19日、ECBは民間セクターの急激な信用の伸びが、金融危機が迫っていることを最も明確に示す兆候との調査論文を公表した。写真は7月、フランクフルトで撮影(2012年 ロイター/Alex Domanski) [フランクフルト 19日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)は19日、民間セクターの急激な信用の伸びが、金融危機が迫っていることを最も明確に示す兆候との調査論文を公表した。 1970年から2010年の間に先進国40カ国で発生した金融・通貨・債務危機の事例を調査した。「様々な年代と事例にわたってほぼ一貫しているのは、金融危機に先立って国内の民間信用が大幅に伸びることだ」と指摘。