「当惑の一言に尽きる」。米金融大手、シティグループが邦銀9行に対し、個人向け銀行業務の売却を打診しているとのニュースが駆け巡った8月20日、シティバンクのある社員は驚きを隠せなかったという。自分たちはこれからどうなるのか。今のところ、シティグループはこの報道について「シティが発表したものではない」とし、一切コメントを出していない。それだけに社員は不安な日々を過ごしている。 シティグループは英HSBCに次ぐ日本で2番目に古い外資系金融機関で、100年の歴史を持つ。店舗網も33と、手広く展開している。それだけに社員には「まさか自分たちが」という意識があったようだ。 しかし、外資系金融機関が個人向け業務から撤退・縮小する動きはこれにとどまらない。英HSBCホールディングスや英スタンダードチャータード銀行など、主だったところは既に手を打っている。これらはいずれも、日本の富裕層をターゲットに事業展開
日経ビジネスは6月16日号の特集「セブン 鉄の支配力~ヒットを作る勝者の流儀」で、「セブンイレブン」を中心に成長を加速し、メーカーや加盟店への支配力を高めているセブン&アイ・ホールディングスを取り上げた。鈴木敏文会長のリーダーシップ、リアルとネットが融合する「オムニチャネル戦略」の真意、グループの経営体制の今後に迫った。 本コラムでは、特集誌面には収めきれなかった動きや経営者・識者のインタビューなどを紹介していく。 第一回は、セブンイレブンの強力な販売力を生み出す年間1600店舗もの出店力にフォーカスした。競争が激化する中、ライバルを圧倒する出店をいかにして実現しているのか。各地の現場を歩いて、実態を探った。 今年2月28日、東京都北区にあるJR田端駅の近くにまた1つ、コンビニエンスストア「セブンイレブン」の店舗が開業した。店名は「北区田端駅東店」。一見するとなんの変哲もない店に見えるが、
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さっき、某コンビニエンスストア(というかセブンイレブン)に寄ってきたのだけれど、そこでちょっと引っかかる出来事があって。 セブンイレブンって、ときどき、「700円お買い上げごとに、商品が当たるくじを1枚引けます!」というようなキャンペーンをやってるじゃないですか。 夕方の、やや混み合っていた店内で、レジの前には3組の行列が。 先頭の人は、飲み会か何かの買い出しに来ていたみたいで、けっこう大量に買いこんでいたんですよ。 で、くじを引いたら、けっこうたくさんの商品が当たっていたみたいで。 あれって、「今ここで商品と引き換えますか? それとも、後日にされますか?」って訊かれるのですが、「これから遠出するのに当たったのがアイスクリーム」とかいうような事態でなければ、まあ、その場で交換したいですよね。そのコンビニに次に来るのはいつかわからないし、忘れてしまうかもしれない。そもそも、交換するために、わ
最近、キー局幹部が恐れている番組は土曜日の特番枠でOAされるテレビ東京系「ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅」。その理由は脱力感漂う、ゆる〜い旅番組にもかかわらず毎回、叩き出す高視聴率だ。テレ東が東京・虎ノ門にあることから、“虎ノ門の奇跡”と呼ばれている。 「13年に放送された3本の平均視聴率は12.8%。今年正月に放送された番組も13%を叩き出して、フジテレビの『めちゃイケSP』を超えてしまった。先月26日のOA分も12.6%で日本テレビの『志村動物園』には負けたものの、同枠2位をキープ。テレ朝の『お願いランキング』、フジ『超潜入!リアルスコープ』、TBS『ジョブチューン』などが食われてしまった」(放送作家) そこで今や民放キー局の編成マンの間では警戒すべき番組に“認定”されているとか。 「こう言ったら大変失礼なんですが、なぜ、あの番組が数字を取れるのか……。『YOUは何しに
2014-05-23 イオンの同化政策は「半端に発展した地方都市」のみを直撃する 北東北の中心地といえば岩手県盛岡市ではないだろうか。 このあたりは高速道路や鉄道の要所だ。秋田方面、青森方面、八戸方面、そして三陸海岸から集まった路線が盛岡で束ねられ、東京に向かう東北自動車道や東北新幹線に合流するのだ。市内中心部には北上川がゆるりと流れ、かなたには岩木山も見える。小岩井農場も町の郊外にある。 そんな盛岡市には元来豊かな食文化があることで知られている。わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺などとりわけ麺類が豊富な土地だ。市街地にはそれらを食べるお店がたくさんある。 そんな盛岡だが、商業文化の中心地は盛岡駅前ではなく町はずれのイオンモールにある。つまりジャスコだ。だが、イオンモール盛岡もイオンモール盛岡南も、フードコートやレストランの一覧を見ると、わんこそば屋などの岩手料理の店屋は一つもないようだ。 もっ
社員を直撃! 亀田製菓はなぜアルビレックス新潟を熱烈に応援するのか? アルビレックス新潟サポーターであり、クラブとの関係をよく知る、社員の細田さんと八木さんに詳しく話を聞いてみることにした。 2014年05月08日(木)10時45分配信 text by 海江田哲朗 photo Tetsuro Kaieda , Asuka Kudo / Football Channel タグ: focus, J1, Jリーグ, アルビレックス新潟 【フットボールサミット第18回】掲載 サポーターの一体感にハートを射抜かれた 亀田製菓とアルビレックス新潟の関係を知りたいと広報部に打診したところ、「社内で有名なアルビサポーターがいるんですよ」と紹介された。品質保証部の細田広子さん。 細田さんは「ひとりでは心細い」とのことで、サポ仲間である総務部の八木哲人さんの助けを借り、お話をうかがった。応援するクラブを二重の
清野 由美 ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 この著者の記事を見る
本書は業種や職種によっては、いますぐ役に立つビジネス書である。最終章のタイトルは「これからの消費の主役に何を売るべきか」。その最終章にはたった780円でこんなに教えてもらっていいのかというほどたっぷりと、具体的なビジネスのアイディアが満載なのだ。 たとえば、これからのビジネスとして、ネットでの有名ブランドの中古品販売は流行るはずだ。その場合はPCサイトではなく携帯サイトでなければならない。決済はアプリ課金のように電話料金に上乗せするべきだ。操作をできるだけ簡単にし、アイコンをかっこ良くしないと失敗するかもしれない。 たとえば、自動車メーカーは極限まで装備を簡素化することで安くした大型ミニバンを作るべきだ。ユーザーには「いかつめ」なライトやバンパーを徐々に自分で後付できる余裕を残すべきた。 たとえば、旅行代理店は家族同士による大部屋宿泊ディズニーリゾートツアーを作るべきだ。パークのチケット代
以前、こんな話を聞いたことがある。「スマホが普及し、チューインガムが売れなくなった」――スマホはガムのようにかんでも甘くないし、さわやかな気分 にもなれない。この話の真偽は確かではないが、ガムがそれまで満たしていた暇潰しの需要を奪ったという仮説はあてはまりそうだ。 考えてみると、昨今叫ばれるたばこの不振やビール離れも、「全部スマホのせいだ」と言えるかもしれない。ムシャクシャしたストレスをたばこではなくスマホゲームが解消し、飲み会の近況報告もFacebookやLINEで十分。いつでも持ち歩けるスマホが、異業種のパイを奪っているということはありそうだ。 スマホが奪った「3つ」の需要 電通マーケティングデザインセンターの小山雅史氏は、スマホが奪った異業種のパイを大きく3つに大別する。 ひとつは、「機能的な価値がスマホに置き替えられた」ケース。たとえば、カーナビや従来型のゲーム機はわかりやすいだろ
米投資会社のベインキャピタル系の資産管理会社BCJ-12(東京・千代田)は11日、ネット調査のマクロミル(3730)を買収すると発表した。マクロミルの全株取得を目指し、TOB(株式公開買い付け)を実施する。買い付け総額は約513億円。ネット調査事業は市場の成熟化に伴い、成長余地が限られてきている。M&A(合併・買収)や新規事業の立ち上げなどコストが先行する経営判断を進めるには、上場を廃止して短
家電の販売を巡って量販店とインターネット通販企業の競争が激しくなるなか、大手家電量販店の「ヨドバシカメラ」は、来月にもネットで注文した商品を店舗で24時間受け取ることができる新たなサービスを始める方針です。 関係者によりますと、ヨドバシカメラはインターネットで注文した商品を大阪・梅田と東京・秋葉原の2つの店舗で24時間受け取ることができる新たなサービスを来月以降、順次開始する方針です。 このサービスでは、スマートフォンなどで深夜に商品を注文しても、在庫があれば、店舗でいつでも購入することが可能になるため、配送を待たずに商品を受け取ることができるということです。 ヨドバシカメラは対象の店舗をさらに増やして、現在10%程度にとどまっているネット販売の売り上げを店舗での販売と同じ規模まで拡大したいとしています。 スマートフォンの普及などで、アマゾンや楽天といったネット通販企業が家電の販売でも顧客
不動産業界の人々の多くは、せいぜい2~3年先のことしか考えていない。末端の人間なら、目の前の物件を売ることで精いっぱいかもしれない。 しかし、もう少し先のことを考えてもバチはあたらない。見えなかったものが見えてきて、業界の風景が新鮮に映るかもしれない。 現在、マンション購入の「適齢期」と呼ばれる30代と40代の人口は、約3490万人である。10年後は約2980万人にまで減る。減少率は15%。簡単に言えば、お客さんの絶対数が15%減る。これが20年後には2490万人になる。減少率は約29%だ。 「だったら、今の7割に事業を縮小すればいいじゃない」などと、能天気に考えてはいけない。マンションは、車のように10年ちょっとで壊してしまうワケにはいかない。造れば造るだけ、ストックとなって市場に蓄積されていく。 それに今の建築技術で造られたマンションは、50年以上は確実に使えるだろう。もちろん「きちん
たまたまなんだけど、最近、妻の名義でオートバックスの会員になった。 先週、エンジンオイルを交換に行き、休憩所で待ってた。 すると、携帯に電話があり、 「2万5千キロを超えているので、CVTオイル交換が必要ですよ」 とか、言われた。 会員の名義が女なので、ふんだくれるとでも思ったんだろうか。 ノア2年目、2万5千キロ程度でそんなものが必要なわけがない。 車にはもう15年くらい乗っていて、定期的にオイル交換はしているが、 男名義だった時はこんなこと今まで言われたことない。 インターネットですぐ調べられる時代に そんなすぐバレる嘘をついたら信用を失うだろうに。 そんなに目先の金が欲しいんだろうか。 それとも、女の人はそういったことすら調べず、騙されっぱなしなので 長期的にも儲かるのか。 オートバックスに限らず、ガソリンスタンドも、 女の人だと無知に付け込んで金をふんだくろうとする輩が多いので、
「著者と読者を直接つなげるプロジェクト」として、2011年4月よりメルマガ事業を始めた「夜間飛行」ですが、この7月から紙の書籍(もちろん電子書籍も)も出版することになりました。メルマガであろうと、紙の書籍であろうと、「著者の言いたいこと」「著者の面白さ」を、もっとも効果的な形で「読者」に届けるために、試行錯誤する。夜間飛行はそんな出版社です。もしよろしければサイト(こちら)を覗いてみてください。 その第一弾が今回“絶賛”させていただく『メディアの仕組み』です。こちらのサイトでも連載をお持ちの池上彰さんと、津田大介さんの対談本です。 理想と現実の間で、メディアの現場の最前線を生き抜くこの二人は、徹底的に語り合うべきだ。それは必ずこれまでの「メディア論」の中で、もっとも実践的で、もっとも本質をついたものになる。『メディアの仕組み』はそんな思いから企画を立ち上げました。 今回は、通常の『オンライ
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